さおリンのグルメ体験レポ☆大人気のカレー火鍋を、モダンでオシャレな店内でワイワイ食べよう!
どうも!上海ナビのさおリンです。
私が初めて火鍋を食べた場所は、何をかくそう上海なんです。いろんな食材が食べられて、ヘルシーで、リーズナブルで、みんなでワイワイ楽しく食事できるこんなスグレモノがあったなんて!とハマリにハマって、少なくとも週1で通っていた時期がありました。 火鍋熱は以前に比べたら落ち着いたものの、火鍋って定期的に無性に食べたくなるんですよね。
今回は、上海に数ある火鍋屋の中でも、ちょっと珍しいカレー火鍋が食べられる「鍋比盆大」に行ってきました!
虹橋開発区にある「百盛 パークソン」というデパートの隣のフードストリート「風味坊 中西美食街」のB2エリア(地下2階という意味ではないですよ)に、鍋比盆大・虹橋店はあります。
フードストリートをぐーっと奥に進んだ左手にお店を発見!
今回は、日本人の女子2人と一緒に行きました。私たちが通されたのは2階席。
お客さんの入りは上々。スーツを着たビジネスマン風な紳士グループなど、お客さんの半数以上が日本人でしたよ。虹橋エリアには日本の会社がたくさんあり、日本人の住民も多いんです。
着席すると、「需要甚麼鍋底?(スープはどれにしますか)」と店員さんに聞かれます。今日は「红咖喱锅(カンボジア風レッドカレー鍋)」 と 「高湯(フカヒレスープ鍋)」 の2つを一度に楽しめるようにオーダー(58元)。ちなみに 「红咖喱锅」 は辛さ度数1(最高3)、「高湯」 は辛さ度0です!
さ、お次は鍋に入れる具材をセレクト!どこの火鍋屋も、自分でオーダーシートにチェックする方式。オーダーシートは中国語のみですが、写真付きのメニューには日本語も併記されているので、それを参考にしながら記入するとわかりやすいですよ。いっそのこと、中国漢字(簡体字)の字ヅラから食材を想像して、オーダーしてみるのも楽しいかも?!
ちなみに、記入後はこんな感じ。☑とチェックすればOK。複数個欲しい場合は、□に数字を書いてくださいね。飲み物は、口頭で店員さんに伝えます。店員さんは日本語がわからないけど、指差しでなんとかなるので大丈夫!
ちなみに、飲み物のメニューは「酒水単(ジォウシュエイダン)」です。
鍋来了!
そうこうしている間に、鍋が来ましたよ。うひゃー!レッドカレーの方は、マッカッカですね。
辛そー!
沸騰すると、赤ではなく黄色に変わるんですね。初めてのレッドカレースープ、せっかくだから飲んでみます。ゴクリ。お!カンボジアの風が吹いた!(行ったことないけど!)思ったよりは辛くないけど、舌がピリピリします。個人的には、以前食べたイエローカレーより、レッドカレーのほうが好きです。以下、友人の感想。
友1 「ウマイ!」
友2 「カライ!」
…二人ともネイティブ ジャパニーズなんですけど、これ以上の言葉が出ない(笑)率直な感想ということで!
ちょっと思いついたんですけど、同じ味のスープを2つに分けてオーダーするのって可能なんでしょうかね?神経質な人と大雑把な人のエリアをくぎれば、各々食べたいように食べられてみんなハッピー♪みたいな。今後もしそんな場面があったら、提案してみようかな。
私は、麻油(ゴマ油)と醤油と、これでもか!ってほど、香菜とにんにくを入れるのが好きです。鍋比盆大イチオシのXO醤も、隠し味程度にちょろっと。
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友1がチョイスしたのは、“豆腐乳”という豆腐を発酵させてから塩漬けにしたもののタレと、麻油と葱とにんにく。豆腐乳は、初めはウッとくるが、慣れるとヤミツキになるんだとか。チーズに似ている味らしいですよ。
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それでは、オーダーした具材の紹介を兼ねつつ、どんどんいきましょう~!
クルクルっとした見た目がかわいいけど、鍋に入れると、バラバラに散ってしまうので、おたまの上でシャブシャブすればいい!と名案を思いついた気でいたら、こうやって挟んで鍋に入れればいいよ!と、友の声。頭いいなぁ。上には上がいた~。
豚肉は、柔らかくておいしい!こういうと牛肉があんまりみたいだけれど、牛肉もおいしかったですよ。
ナビ記事で紹介されていた見た目がクローバーみたいな手作りギョーザと手作り団子の盛り合わせが食べたかったのに、間違えて、団子だけのを頼んじゃったー!しかもはりきって3つも!
~ここでおさらい~
・団子&ギョーザの盛り合わせは、総合手工丸餃拼盤
・手作りギョーザの盛り合わせは、総合手工餃拼盤
・手作り団子の盛り合わせは、総合手工丸拼盤
冷凍じゃない生の手作り団子は、安全面もおいしさもバッチリ。4つの団子のうち、一番人気だったのはエビ団子。中に入っているクワイのシャキシャキ感が新鮮!
辛みの吸収率ナンバーワン! ◆ 大白菜 白菜 10元
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野菜の中ではちょっとお高めだけど、わたしの周りはみんなエノキ好き。 ◆ 金菇 えのき茸 18元
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シャキシャキ歯ごたえアリ! ◆ 芦笋 アスパラ 22元
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アスパラと同じく、歯ざわりを楽しめる系のお野菜。 ◆ 藕片 レンコン 15元
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春菊に似た味ですが、しっかり茹でれば苦くないですよ。 ◆塔菜 ターサイ 16元
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驚くほど熱くなるので、口に入れる時は気をつけて! ◆鵪鶉蛋 うずらの卵 12元
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日本で慣れ親しんだ玉子豆腐が上海でも食べられる喜び。 ◆玉子豆腐 12元
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極長の麺はツルツルな喉越しで、カレースープに合いますよ。 ◆広東生面 12元
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鍋に入れずにいると、乾燥して、お皿の上でクルリン!と姿を変えて面白い。味は、正直イマイチでした。
レッドカレースープも、高湯スープも、具材の旨みエキスのおかげか、煮込めば煮込むほど美味しいですよ。でも、ずっと火にかけていると蒸発して少なくなってしまうので、スープが少なくなったら店員さんを呼んで注ぎ足してもらいましょう。
◆ 花生泡泡冰 28元HOTなカレー火鍋のあとは、やっぱりデザートでシメたい!ってことでピーナッツ味のスムージー風カキ氷を追加で頼みました。ちょっぴりしょっぱいピーナッツ味はなんともいえない後味をひくんです。そして、量が多い!4人で丁度良いくらいですよ。
◆ 特制菊花蜜茶 20元(ピッチャー)
HOTな口の中を鎮めてくれるもうひとつのアイテムが、冷たいドリンク!菊花茶に蜂蜜がミックスされた甘いお茶をピッチャーでオーダー。グラスまで冷やしているなんて、気がききますな。肝心のお茶のお味はといえば、友達には不評…。でも菊花茶ファンならきっと気に入るはず!
虹橋店の閉店は23:00ですが、平日のせいか22:30を過ぎた頃には、私たち以外にお客は誰一人おらず…。おしゃべりに夢中になっている私たちのところへ店員さんがやってきて「レジを締めるから先にお会計よろしいですか?好きなだけおしゃべりしていていいから!」と優しい一言。ふと奥に目をやると、みんなでまかない飯を食べてる!しかもビールまで飲んでる!おつかれさまでーす。
お客さんのいない店内を撮影させてもらいました。清潔でなかなかオシャレな内装なので、日本人に人気があるのも納得。
[本日のお会計]
スープ(58元)+具材12種(275元)+デザート、ドリンク(28、20元)+タレ(5元×3)+おしぼり(1元×3)=373元!
ちょっと頼みすぎちゃいました。さすがにテイクアウトは出来ないので、残しちゃってごめんなさい!中国は一皿の量がケチケチしていないので、皆さんはそこらへんも考慮してオーダーしてみてくださいね!そしてまた、写真が雑多な感じで乙女感ゼロですけど、細かいことは気にせず、楽しくやるのが火鍋ですよね?
聞くところによると、日本でも火鍋が流行中らしいですね。わざわざ上海にきて火鍋なんて…とお思いの方も、ちょっと珍しいカレー火鍋なら行く価値あり!なんといってもリーズナブルですよ。話のタネ作りにもいいかも!それではまた!再見!