蘭州拉麺 天津路店

ランヂョウラーミエン兰州拉面 (天津路店)

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安い!ウマイ!早い!3拍子揃った「蘭州拉面」は上海人も大好き!日本式ラーメンとは一味も二味も違うB級グルメを飛び込みレポート!

こんにちは、上海ナビです。いまや上海のいたるところで見かける “ 兰州拉面 ランヂョウラーメン ” の看板。お店の中をのぞけば、白い小さな帽子をかぶった店員さんが、麺を器用にこねてのばしている姿が見えます。安くておいしい蘭州拉面は、ナビも大好きなメニューのひとつですが、今日は偶然見つけた蘭州拉面屋さんをレポートしたいと思います!
蘭州 (兰州) とは、甘粛省の省都で、黄河上流南岸に位置しています。漢族に次いで回族が多く、白い帽子を被ったイスラム系住民が多いのが特徴。そして拉面(ラーミエン)とは、引っ張って作る麺のことです。かなり余談ですが、中国のドアには「拉 Pull」「推 Push」と書かれていますよ。 蘭州 (兰州) とは、甘粛省の省都で、黄河上流南岸に位置しています。漢族に次いで回族が多く、白い帽子を被ったイスラム系住民が多いのが特徴。そして拉面(ラーミエン)とは、引っ張って作る麺のことです。かなり余談ですが、中国のドアには「拉 Pull」「推 Push」と書かれていますよ。

蘭州 (兰州) とは、甘粛省の省都で、黄河上流南岸に位置しています。漢族に次いで回族が多く、白い帽子を被ったイスラム系住民が多いのが特徴。そして拉面(ラーミエン)とは、引っ張って作る麺のことです。かなり余談ですが、中国のドアには「拉 Pull」「推 Push」と書かれていますよ。

上海人の定番お昼メニューの 「蘭州拉面」 は、注文してすぐ出来るから、ささっと食事を済ませたい場合にピッタリ。しかもとってもリーズナブルで、お財布の中身が寂しい時の強い味方なんです。食事時ともなれば、どこの蘭州拉面屋さんも相席必須なくらい混み合いますが、回転率は高いので、人気店でも少し待てばありつけますよ。

~お店はコチラ~

とある休日の午後。お散歩がてら南京東路の一本北の路「天津路」をふらふら歩いていたら、偶然見つけた青色の 「蘭州正宗牛肉拉面」 の看板。ローカルな通りの風景とマッチしており、お店の間口も狭いので、ボーっとしてたら見過ごしちゃうかもしれない雰囲気ですが、ここに決ーめた!
ローカル系のお店って、決して清潔とは言いがたいところも結構あったりするんですが、コチラはなかなか清潔! それもそのはず、去年オープンしたばかりなんですって。

ローカル系のお店って、決して清潔とは言いがたいところも結構あったりするんですが、コチラはなかなか清潔! それもそのはず、去年オープンしたばかりなんですって。

店内には、4人用のテーブルが9台。テーブルの上には、黒酢、唐辛子ダレ、使い捨て割り箸が用意されていますよ。

店内には、4人用のテーブルが9台。テーブルの上には、黒酢、唐辛子ダレ、使い捨て割り箸が用意されていますよ。

店外の看板や、店内に貼られているポスターにある、「清真」 の文字。“ 清真 = イスラム教の ” という意味です。イスラム教の教えにより、「清真」 と掲げられているお店では、お酒&豚肉が禁止されています。 店外の看板や、店内に貼られているポスターにある、「清真」 の文字。“ 清真 = イスラム教の ” という意味です。イスラム教の教えにより、「清真」 と掲げられているお店では、お酒&豚肉が禁止されています。

店外の看板や、店内に貼られているポスターにある、「清真」 の文字。“ 清真 = イスラム教の ” という意味です。イスラム教の教えにより、「清真」 と掲げられているお店では、お酒&豚肉が禁止されています。

~注文から、いただきます!までのステップは簡単!~

席に着いたら、店内横に貼られているメニューから、食べたいものを選んでお店の人に伝えます。言葉がわからない場合は、メモを見せればOK。ナビは、看板メニューの 「牛肉拉面」 を頼んでみました。
注文が入ってから、麺を打ち始めます。力をこめて、コネコネ。続いて、麺をひゅんひゅんとまわして、引っ張って、端と端を重ねて、また引っ張って…を繰り返すと、2本、4本、8本 … と倍倍ゲームのごとく細い糸のような麺が増えていきます。いとも簡単にやってのけているけど、実際は難しそう~。
完成した麺をグラグラ煮立った鍋に投入して、茹でます。茹で上がった麺をお碗に盛って、23種類の調味料を混ぜ合わせて作っているという秘伝のスープを、上から注ぎます
香菜 (パクチー)、万能ネギ、薄切り牛肉をトッピングして完成♪ 荷包蛋 (目玉焼き) は、別途1元でトッピングできますよ。注文の際に、「加荷包蛋 ジャーフーバオダン」 と店員さんに伝えてくださいね。香菜が苦手な場合は、「不要香菜 ブゥヤオシァンツァイ」 と言いましょう。

~いよいよ、いただきます!~

●牛肉拉面 ニゥロゥラーミエン (大)6元
注文してから約3分、あっという間にテーブルに運ばれてきました! “ 清湯 チンタン ” (透明スープ)のあっさりした味わいが絶妙。さっぱりしているのにコクがあるのは、23種類の調味料のおかげでしょうか? 肝心の麺はというと、縮れの無い真っ直ぐな細めの麺で、コシもありGoodですが、写真の通り、長~いんです(笑)。 一気にすすりあげるのは不可能に近いかも?

●牛肉泡馍 ニウロウパオモォ 9元
馍 = 饅頭 を小さくちぎってスープにひたした料理なんですが、小麦粉の素朴な味わいと、ふわふわな食感(スープでふやけたおかげ?)がヤミツキになってしまいます。トマトベースのスープに、薄切り牛肉、チンゲン菜、トマト、きくらげ、ピーマン、キノコ、春雨など具沢山なところもポイント高いですよね。拉面とならんで、ナビの大好きなメニューです。

~オマケ写真~

「刀削面 ダオシャオミエン」 を調理中のお兄さん。麺(タネ)を刀で、シャッシャと鍋に削ぎ落としています。簡単そうに見えるけど、同じ太さ・厚みにするのは熟練技が必要なのだとか。刀削面は、拉面よりもモチモチ食感が楽しめるので、ファンも多いんですよ。
タネ作り中のお兄さんたちに接近。一人はコネコネ、一人はかん水を上から注ぎます。二人のぴったり息の合った連係プレーが、コシのある美味しい麺となるのですね。

~お店の人にインタビュー~

素朴で気さくな店員さんたちに、お話をうかがってみました。

ナビ:   みなさん蘭州から来たんですか?

店員さん: いや、僕たちはみんな青海人だよ。

ナビ:   えええー?青海省は、甘粛省(蘭州)のお隣ですよね?! 蘭州人じゃないのに、蘭州拉面を売ってもいいの?

店員さん: 蘭州も青海も…似たようなもんだよ(笑)。僕たちは同じ回族だしさ。それに食べてる拉面は一緒!正宗(正統、オリジナルの意)だよ!

ナビ:   〔なんだかちょっと違うような気もするけど…、美味しかったらまぁいっか~。〕ところで、蘭州拉面といえば、カレースープというイメージがあったんですが、本当は違うんですか?

店員さん: 上海人がカレー味好きだから、上海の蘭州拉面屋はカレースープで作るところが多いけど、本場の味はうちのような清湯(透明スープ)だよ!
後で知ったことなのですが、実は、外地で蘭州拉面屋さんを営んでいるそのほとんどが、青海人らしいです。確かに、ナビの家の近所の蘭州拉面屋さんも青海人だって言っていたな、ということを思い出しました。
青海人の作る蘭州拉面も美味しいということは今日実感しましたが、今後、正真正銘蘭州人の蘭州拉面屋さんの情報もリサーチしてお届けいたしますので、お楽しみに!

■ 周辺情報

★ 南京東路<BR>いわずと知れた、歴史ある有名観光ストリート。南京東路観光で小腹がすいたら、蘭州拉面をどうぞ♪

★ 南京東路
いわずと知れた、歴史ある有名観光ストリート。南京東路観光で小腹がすいたら、蘭州拉面をどうぞ♪

★ 蔡同徳堂<BR>老舗の漢方デパートでお土産探しはいかが?3階では問診を受けられますよ。中国伝統医学に挑戦!も合わせてご覧くださいね。

★ 蔡同徳堂
老舗の漢方デパートでお土産探しはいかが?3階では問診を受けられますよ。中国伝統医学に挑戦!も合わせてご覧くださいね。

★ 朶雲軒<BR>蔡同徳堂の近くにある、文房四宝の老舗。上質な工芸芸術品や翡翠などをお探しなら、こちらへ。

★ 朶雲軒
蔡同徳堂の近くにある、文房四宝の老舗。上質な工芸芸術品や翡翠などをお探しなら、こちらへ。

★ 智慧盲人按摩中心<BR>南京東路を少し南に下った「漢口路」にある、腕のよい按摩師が揃う盲人マッサージ店。蘭州拉面店からは徒歩約5~8分。

★ 智慧盲人按摩中心
南京東路を少し南に下った「漢口路」にある、腕のよい按摩師が揃う盲人マッサージ店。蘭州拉面店からは徒歩約5~8分。

記事登録日:2008-04-18

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-04-18

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