【休業中】楊家厨房

Yang’s Kitchen楊家厨房

閉店・移転、情報の修正などの報告

古い洋館を改装したレストランで味わう上海料理はいかが?(休業中)

上海の夜を彩る賑やかなバーストリートとして有名な衝山路から細い路地を入ると、租界時代の古い洋館や小さな幼稚園が建ち並ぶ静かな小道があります。プラタナスの並木がトンネルのように頭上を覆い、散歩しているだけでも気持ちの良い場所。今日ご紹介する上海料理のお店「楊家厨房」はそんな小道の奥にひっそりとたたずんでいます。上海の魅力の一つである古い洋館を改築したレストランは、租界時代のムードに包まれ最高の雰囲気。上海の家庭料理をアレンジしたおしゃれな料理の数々は、上海に住む外国人や観光で訪れる方にも大好評です。
看板が目印!
お店は表通りから少し奥に入ったところにあります。まず衝山路沿いに歩き、「楊家厨房・Yang’s Kitchen」 と書かれた大きな看板を見つけてください。看板のすぐ下の小道を奥へと進みます。5メートル間隔で看板が置かれているので迷子になる心配はありません!5つ目の看板で「楊家厨房」に到着します。

~人気小説の中にも登場します。~

皆さん、「上海ベイビー」という本をご存知ですか?中国の若手女性作家衛慧が書いた上海を舞台とする小説で、その大胆な性描写から中国国内では発禁処分となったいわくつきの作品です。こちらの上海料理レストラン「楊家厨房」、主人公ココが食事をする場所として小説に登場します。人気小説にも登場する上海料理のレストラン。雰囲気も料理のお味も期待大ですね!!

~さっそく中に入ってみましょう!~

大きな木製の扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは床から天井までの大きなワインセラー。「楊家厨房・Yang’s Kitchen」では、イタリア、フランス、チリなどのワインを25種類常備してあります。
店内は1階の大きな窓から差し込む光でとても明るい雰囲気になっています。テーブルと椅子以外の家具はすべてアンティークなんですよ!
2階は大きな宴会場と個室になっています。窓からはプラタナスの木々や周囲の洋館などを眺めることができます。夜になると洋館の灯りがともされ、辺りはとてもロマンチックな雰囲気になります。

~おしゃれにアレンジしたお料理を見てみましょう。~

メニューは日本語表記のものがあります。日本語が話せる店員さんはいませんが、指でさして注文ができるから安心ですね!気になるお値段もリーズナブルです。

★蟹粉豆腐羮 (蟹と豆腐のスープ)42元
上海蟹の蟹味噌と蟹肉がたっぷり入ったスープ。蟹味噌がまるで黄金のような色をしています。コクのあるスープがさっぱりとした豆腐でいい具合に調和されています。とろみがあって熱々なので、秋冬に食べたい一品です。

★東坡肉 (トンポーロウ)15元 
これはおススメ!ナビが上海で食べた中でもベストの東坡肉です。箸がすっとお肉に入り、お口に入れると噛まなくても舌でお肉が崩れる柔らかさ。甘醤油でしっかりと煮込んであるので、肉の中まできちんと味が染みこんでいます。小さめのお皿に一人前ずつ入っているので量も多過ぎず、これは本当に病みつきになりますよ!

★蟹粉小龍包 (蟹の小龍包)38元
上海と言えば小龍包ですよね!こちらは蟹肉と蟹味噌をあしらった贅沢な小龍包。中には蟹でとったスープと蟹肉がぎっしり詰まっていて、一口噛むと熱々のスープが出てきます。小龍包の上には蟹味噌が上品に乗っていて、その酸味が食欲をそそります。こちらも是非ご賞味ください!

いかがでしたか。隠れ家風の洋館で食べるちょっぴりおしゃれな上海料理。中国、日本でも話題を呼んだ小説にも登場する上海で一押しのレストランは、西洋と東洋の文化が混ざり合う不思議な空間。上海の夜をここ「楊家厨房」で楽しんでみてはいかがでしょう。以上、上海ナビでした。

記事登録日:2006-10-31

ページTOPへ▲

関連タグ: 上海料理

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-10-31

利用日
女性 男性