気候
上海ってどんな気候?

上海の気候

上海市は北緯31度、東経121度に位置しています。緯度は鹿児島市とほぼ同じで地域的には亜熱帯に属しますが、四季がはっきりしており、気候は東京とあまり変わりません。春は温暖で、夏は湿度が高いためかなり蒸し暑く日によっては最高気温が40度近くになることもあります。秋は天気が良く過ごしやすい日々が続きますが、冬は乾燥した冷たい風が強くとても寒く感じます。

3月上旬~5月
3月~ 5月は「江南(長江以南の地方)の春」という言葉もあるように上海が一年でもっとも美しい時期です。気候は温暖で旅行にも最適。 3月はまだ少し肌寒い日もありますので、薄手のコートなどを羽織っていったほうがいいでしょう。4月になると徐々に暖かくなりますので、薄手のセーターなどを用意すれば身軽な服装で大丈夫です。

6月中旬~7月上旬
この時期は日本と同じく梅雨の季節となります。突然の夕立が多く、6月中旬から7月上旬までの約20日間の降雨量は年間のおよそ四分の一を占めます。この時期に上海にいらっしゃる方は折りたたみ傘を忘れずに!気温は東京の夏くらいまで上がることもありますので、服装は綿などの半袖がおススメです。

7月~ 8月
上海で最も暑い季節です。日中の最高気温が 37 ℃を超える日が 10 日以上あります。日傘やタオルなど、日射病の予防対策をしっかりしましょう。気温がかなり高いので汗をたくさんかきます。着替えを多めに用意してくださいね。

8月下旬~9月中旬
8月末~ 9月中旬は台風が上海のそばを通過することが多く、どしゃ降りの雨がよく降ります。お出かけの際は傘をきちんと持って、急な雨降りに備えてください。この時期は気候も蒸し暑く、まだまだ上海の暑い夏が続きます。

10月~ 12月
10月はまだ暑く感じる日もありますが、朝夕は少し冷え込むこともあります。薄手のジャケットやカーディガンで調節するようにしましょう。 11月に入ると秋が深まり、街路樹が葉を落とし始めます。全体的に昼夜の気温差が激しい季節ですので風邪に注意してください。

1月~2月初旬

1月は最低気温が氷点下3 , 4℃まで下がることもあり、かなり寒く感じます。上海の冬の特徴は乾燥した冷たい風。気温はそれほど低くなりませんが、風が強いためとても寒く感じます。厚手のコートやマフラー、手袋などの防寒具は必需品です。乾燥と防寒、両方の対策を忘れずに。