A-society

エー・ソシエティ
  • エリア: 上海 静安寺
  • ジャンル : 美術館/ギャラリー
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美術館やギャラリーよりもアートを身近に! 著名アーティストとの交流会も開催される隠れ家的アートサロン。

こんにちは、上海ナビです。皆さんは、「アートサロン」という言葉にどんなイメージを抱きますか? 画家や評論家が集まって、芸術について語り合う場所というのが一般的なイメージだと思います。ちょっぴり敷居が高い気がしますよね。でも、今日ご紹介する「A-society」は、美術館やギャラリーよりも身近に一流の作品を鑑賞でき、しかもオーナーとおしゃべりしながら楽しんでアートの世界を知ることができる場所なんです。
場所は地下鉄2号線静安寺駅付近。デパートやブランドショップ、5つ星ホテルの集まるおなじみの繁華街です。そこから徒歩5分ほどのところにある、文化財に指定された住宅街「愚谷邨」の中に「A-society」はあります。
「愚谷邨」には、南北に2つ入口があります。今日はお散歩もかねてやってきたナビ。駅から近い南京西路側ではなく、愚園路側から入りました。ちょうど烏魯木斉北路との交差点付近に入口があります。

築80年という共同住宅「愚谷邨」は、画家の応野平をはじめ、文化人が多く住んでいたことでも知られます。

敷地内には生活感あふれる光景がいっぱい。

素敵な作品がずらり

住宅棟には、レーンごとに番号がついています。87番が「A-society」の入り口。看板や表示はないので見落としに注意! ナビもやっとのことでたどりつきました。
迎えてくれたのは、このサロンのオーナー、キム・スンヒさん。笑顔が素敵な韓国人女性です。実はキムさん、東京の六本木ヒルズ内にある「森美術館」でキュレーターとして働いていたこともあり、日本語はペラペラ。韓国では光州ビエンナーレを手がけていたそう。日本のアート関係者の中でも一目置かれる存在で、上海の主要な美術展も数多く手がけているスゴイ方なんです。先日開催された国際アート博覧会「Sh Contemporary」の顧問でもあるんですよ。
さっそく、お部屋の中を見て行きましょう。
このブルドッグの絵は、日本の若手アーティスト・市川友章の作品ですよね。
韓国人ポップアーティスト、クォン・キースーのドングリ君発見!
さりげなーく飾られているのは、なんと草間彌生です。
その他にも、こんな素敵な作品たちが出迎えてくれます。家具や椅子も著名デザイナーの作なんですよ。ニューヨークのMOMAのミュージアムショップで扱っている作品が、テーブルの上にポンと置かれていたりするところも圧巻です。
気になる作品があったら、遠慮なくキムさんに作者のこと、その作品の良さなどを聞いてみましょう。実際に手に取って見せてくれることも。

著名アーティストの講座も開催

「先月はデザイナーの黒川雅之さんを日本から招いて交流会をしたんですよ。今後も、有名アーティストを囲む会やお茶会、ものづくりの教室を開催して行く予定です」とキムさん。上海の古い住宅地の片隅で、ビッグなアーティストに遭遇してしまうこともあるのかもしれません。お茶をごちそうになりながらすっかりくつろいでしまったナビ。なんだか「自分の居場所」を見つけてしまったような、あたたかい気持ちになれました。
キムさんは、昔から東アジアの時代がくることをずっと考えていたそうです。このサロンも、中国、韓国、日本という東アジアのアートを広めて行ける場になれば・・・とのこと。そんな話の中でキムさんとナビは「私たちって、なんで上海にずっと住み続けているのかしら」という話題に。うーん・・・、やっぱり上海って魅力的な街なのです。一流アーティストが集うサロンが住宅街にあって、自由に出入りできるなんて上海ならではですよね。それに、私たち外国人同士がこんなふうに気軽に出会える環境があるのもうれしいのです。
いかがでしたか? 「東アジアのアート」というくくりを、ナビはキムさんに会って初めて意識するようになりました。シュールな現代アートも、その国の事情や背景を知るとアーティストの考えが見えてきたりします。「わからない」は「出発点」。皆さんも、東アジア現代アートの世界に上海の片隅で飛び込んでみませんか?
以上、上海ナビがお伝えしました。

記事登録日:2009-10-05


住所 上海市愚園路361弄87号1階(烏魯木斉北路近く)
住所(中国語) 1F No.87, Lane361 Yu Yuan Road Shanghai
営業時間 11:00〜20:00
休業日 日曜
駐車場
日本語
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