上海に暮らす日本人のライフスタイルを見てみる? 日本人経営の安心店も多い便利タウン。
こんにちは、上海ナビです。
今日ご紹介する古北・水城路エリアは、上海在住日本人の一大生活圏。ここに住んでいない人も、日本の食材や雑貨がほしいとき、おいしい和食を食べたいときなどに足を運ぶエリアです。上海に赴任が決まったビジネスマンはもちろん、「旦那の赴任についていくことになっちゃった!」という奥樣方も、これを読めば上海生活がサバイバルではないことがわかるハズ。旅行者の皆さんも、日本食、日本語が恋しくなったときに出かけてみてくださいね。
古北・水城路エリアってどこ?
最寄り駅は地下鉄10号線「水城路」駅。この南側に日本人向けのお店が揃うエリアが広がっています。
この界隈は、日系企業の上海進出が増え始めた90年代から日本人向けのマンションが造られ始めたエリア。周囲には自然と日本人在住者をターゲットにしたお店が増えたようです。それでは早速どんな街なのかをエリアごとにご紹介していきたいと思います。
「水城路」駅周辺
地下鉄の駅を出るとすぐ目の前に虹橋路と水城南路の交差点が。工事中の場所も多く(2012年6月現在)、ここ数年の間に風景が様変わりしそうな一角です。
駅を出たところの風景。
駅のすぐ東側には地元画家の個展が多く開催されている「劉海粟美術館」が。北側には飲食店が多数入る「コ」の字型の雑居ビル「洛城商業広場」があります。夜になると日本人のサラリーマングループが行き交う歓楽街エリアなのですが、さらに北側にある同じような雑居ビル「和平広場」が2012年春に取り壊されたことを見ると、数年のうちに全部再開発なんてことになるのかな、とナビは予想しています(2012年6月現在)。
水城南路
「水城路」駅から住宅地「名都城」まで続く古北エリアのメインストリートです。
「水城路」駅から南へ歩いてみました。こんなお店がずらりと並んでいます。
延安西路を渡ると左手に大型スーパー「カルフール」が見えてきます。右手には最近1階部分にプチグルメ街ができた「明珠大楼」が。漢方エステでお馴染みの「サンフラワー」が入っているビルです。
「明珠大楼」を過ぎるとすぐ右手に住宅街「宝石公寓」の入り口が。入ると、日本人経営の隠れ家ショップや日本人向けのエステサロンが多数見つかります。ナビのオススメ店もありますよ。
さらに南下してみました。左手に見えてくるローソンは、在住日本人がゴルフや郊外旅行に行くときの集合場所としてお馴染み。突きあたりに住宅地「名都城」があります。
栄華東道&黄金城道
水城南路から東にのびる2本のストリート。日本の食料品やお惣菜を扱うスーパー「美濃屋」を初め、日本人的に上海生活に欠かせないお店が点在しています。
栄華東道をカルフール側から東へ見て行きましょう。日本人向けスーパー、ヘアサロンなどが並んでいます。
黄金城道にはこんなお店があります。
ナビイチオシ店はここ。小籠包が人気の「千秋膳坊」です。エビチリやチャーハンが限りなく日本人の理想に近い中華の味なんですよ。古北エリアからはちょっと離れた場所に住んでいるナビですが、ここの料理はたまにすごく食べたくなってしまう味。ほかにベトナム料理店「華越楼」もオススメです。
黄金城道は古北路を渡ると公園みたいな歩行街になります。ナビが訪れた日も、ベビーカーを押しながら散歩したり、ママ友同士ランチに行くといった雰囲気の日本人女性に多数遭遇しました。
万科広場周辺
「U」字の真ん中はこんな広場。
地図で見ると「U」字で囲まれた住宅エリア。この中にもショップやレストランが隠れています。ただしお店の入れ替わりが激しいので、こんな感じのお店があるという感じで参考にしてみてください。最近は韓国系のお店が増えているようです。安定した人気を保っているのは、中国茶専門店「奉茶」でしょうか。
「U」字の外側を走る栄華西道はこんな感じ。
いかがでしたか? きれいなマンションが並ぶストリートや、子どもを連れて夕食のお買い物に行く日本人の奥さんたち、スーツ姿で歩く日本人ビジネスマンなどを見ていると、東京郊外のベッドタウン? と錯覚してしまいそうな場所もある古北・水城路エリア。旅行中に現地の日本人の生活に触れて見るというのも、新鮮な体験になるかもしれませんよ。
以上、上海ナビがお伝えしました。