話題のレストランやカフェ、ショップがいっぱい。巨鹿路沿いの複合リノベーションスポット。
こんにちは、上海ナビです。
長年上海に住んでいるナビにとっても、上海はまだまだ全貌が見えない街。「歩き慣れている通りの裏に、全然知らなかった建物が隠れてた」なんてことが日常的にあったりします。今日ご紹介する「JULU758」もその一つ。静安寺エリアと淮海中路エリアの中間にある新しい複合リノベーションスポットです。街歩きの途中にちょこっと休憩したり、ランチに立ち寄ったりするのにぴったりの場所なんですよ。早速ご紹介していきましょう。
「JULU758」へ行こう!
最寄りは「静安寺」駅8号出口
「JULU758」があるのはお散歩にぴったりのストリート・巨鹿路。最寄り駅「静安寺」駅からの行き方はこんな感じです。
④巨鹿路を左折すると
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⑤すぐ左に見えるこの建物です
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通り沿いの長い建物
敷地は、巨鹿路沿いの横長の建物と、その裏にある広場。ビルの中にもいろいろお店が入っています。2019年現在、まだ工事中のテナントも。今後も楽しみな場所なのです。
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「JULU758」とは?建物と敷地のベースになっているのは、建国後の上海で初めて建設されたという工場・旧上海儀電厰。1970年代前後の建物をリノベーションしているということですね。その後、東方証券辨公楼として使われていたそう。2000年代になるとレストランが入り(最初は「Mesa」と「manifesto」というレストランが入っていたハズ※ナビ記憶)、現在の形に至ります。2019年に道路の奥側の敷地が二期として開放されました。ナビも、奥がこういう感じになっていたということは2019年になって初めて知りました。
在住者気分でランチ&お茶を楽しもう
それでは早速敷地内を歩いてみましょう。皆さんにはぜひ現地で発見を楽しんでもらいたいので、詳しさ半分程度ご紹介したいと思います。まずは巨鹿路沿いの横に長〜い建物から。
この入り口を入ると、
建物のなかは「MORE THAN EAT」というフードコート風のグルメ街になっています。店内のデザインがとにかくおしゃれ。コーヒーやビール一杯だけで利用することもできます。ナビが訪れた日は、フカヒレの土鍋煮込みが人気という「碗仔翅」が大混雑していました。次回はここでお昼食べようかな。
一角にはお花屋さんやスーパーも。でも、スーパーは在住者向け(欧米や日本からの輸入品メイン)。お土産探しは難しいかな。
この入り口から2階へ
旅行者の皆さんへのイチ推しはこの建物の2階にある「LOST HEAVEN」。シルクロードをテーマにした中国西北地方の料理を出すレストランバーです。
ここから4階へ
建物の裏側へまわってみましょう。側面に入り口がある「富鹿」もお勧め。かわいい飾り点心が話題の広東料理店です。ユニークなオリジナルカクテルと、屋上プールがあることでも話題。
正面のこのビル内には、若い上海人好みのインテリア雑貨やデザイン雑貨、バッグ、ファッションアイテムなどを扱うブランドのショップが入っています。館内、とにかくおしゃれ。
さらに奥へ
奥にもカフェやバーなどが点在。工事中の場所も多いので、今後話題のお店が入る可能性も?
いかがでしたか? 気になるお店はあったでしょうか。なかなか実践できないのですが、観光地めぐりは後回しにして、こんな場所でのんびり旅友とおしゃべりしたり、読書してみたり、という旅がナビとしては理想の形。ぜひ皆さんも、観光地の喧騒から抜け出してロコ気分で「JULU 758」を利用してみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。