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８/１２に空港からホテルに着き、荷物を置いてすぐにタクシーで出かけました。ちょうど小腹が空いていたので近くのソウ浪亭で名物ラーメンをかき込み、お店を出て東へ一つ目、向かいにＨ＆Ｍのある交差点を右折してすぐ、ナビにもでている鉄製の門が見えてきます。お店は少し奥まった所にあり、左手の道側からは中の様子が見えるのだと入店後気づきましたが、門からだとわかりにくいので小さく「Ｄ．ＡＲＴ］と書かれたベルをよく探して押して下さいね。
すぐにかわいい小姐さんが出てきて門を開けてくれました。楊さんには日本を立つ前にＨＰからメールを入れていたのですが、銀行へ行っているとの事。８畳程の小さい店内には奥に居心地よいソフアも置かれて（後でお茶もいただきました）、壁一面、床にもたくさんの農民画が置かれ、色彩の渦に巻き込まれそうな夢見心地の空間でした。一枚、一枚丁寧に拝見しているうちに楊さんが戻ってこられました。日本人も顔負けの尊敬語、謙譲語を駆使してお話される楊さんに農民画の事、ご自身のお仕事の事色々伺っているうちにあっと言う間に時間が。迷いに迷って、ナビでも紹介されている楊さんが最も好きで、原画は手放なさず手元に置いていられるという、赤を基調にした絵に雰囲気の似ている、川が流れる村の生活の様子を描いたものと、｢円満」の証として尊重される蓮の花と鳥が一面に描かれている２５ｃｍ四方の絵を２枚購入しました。スーツケースで運べるように、丁寧に額からはがして厚紙ごと包んでくれるので持ち帰りも安心、この場合は額代を引いてくれます。
途中西洋人の団体さんが入ってくるなり、｢ディスカウント！」と叫び、楊さんがきれいな英語でこれはオリジナルの原画だからと丁寧にお断りしていたのが印象的でした。
他に農民画をプリントした絵葉書やかわいいガラス製パンダのストラップ、コースターや匂い袋など、お土産に手ごろなセンスの良い商品もたくさんあります。
上海に行かれて、手ごろな価格で手に入る、素朴でかわいらしい、でも地元に住む方の自然や生活に対す愛着がにじみでている、素敵な農民画と、同様にチャーミングで親身になって相談にのっていただける楊さんに会いに、皆さんも是非、出かけてみてくださいね。
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私も行きました
