上海でお部屋探しをしよう~!

上海に来たばかりの「みしよしみ」が、お部屋探しからちょっとしたトラブル発生までをレポート!

こんにちは、みしよしみです。語学留学で上海を訪れる日本人や、留学後そのまま現地で働く日本人は年々増えるいっぽうですね。現地で働いている日本人の方はもちろん、最初は生活に慣れず寮生活をしていた学生さん達もだんだん上海生活に慣れて寮生活では何かしら不便を感じもっと便利なアパートに住みたいと思うことも多いはずです。でもいざ部屋を借りるとなると、「どうやって部屋探しをするの?」「いったいどんな部屋に住んでいるの?」などと疑問だらけですよね・・。みしよしみも同じように思っていました。今回、わけあって上海で一人暮らしをすることになったみしよしみが、お部屋探しから契約までの体験をレポートします!

~不動産屋~

ネットを使って探すなどのいまどきな方法もありますが、以前1年ほど上海に住んだことのあるみしよしみ、ある程度と土地カンもあるので、お部屋探しの定番である「不動産屋」に行ってみることにしました。でも不動産屋に行く前に、まずは「エリア」を決めなければなりません。それから「予算」「お部屋の雰囲気」「自分的にこれだけは外すことの出来ない条件」などをある程度考えておかなくては、物件を絞り込むことができませんよね。できるだけきれいな部屋で、環境や交通の便もよくて・・・と希望条件を挙げていくときりが無いのですが、みしよしみは自炊をしたいのでキッチンや水廻りの条件を優先することに決定。さっそくお部屋探しスタートです!
みしよしみは、住みたいエリアの候補をいくつか決め、それぞれのエリアで不動産屋をいくつか当たってみました。お店の入り口にはさまざまな物件情報が貼ってあります。希望条件にぴったり!という物件はなかなかすぐには見つからないですが、まずはお部屋を見てみないと何とも言えません。ということで、不動産屋さんに案内されてお部屋を見に行くことに。びっくりしたのは、中国では物件を見に行くとき日本のように不動産屋さんの車に乗ってお部屋まで案内してくれたりはしないんですよ!不動産屋さんはバイクに乗り、その後ろから歩いて追っかけるような形でお部屋へと向かうみしよしみ・・・。気を使ってゆっくり進んでくれる不動産屋さんもいるのですが、地図を渡され「先に行っとくからまた後でね~!」ということも多く、お客はひたすら自力で歩かされます。上海でお部屋探しをするなら歩きやすい靴は必須アイテム!
不動産屋さんが書いてくれた地図
これからここに自分が住むかもしれないと考えるとわくわくしますね~。お部屋探しの時は1日に何軒も見ることになるので、デジカメで写真を撮りながら回ると後で雰囲気やイメージが思い出されて便利ですよ。
中国の賃貸住宅は、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電話などの家電製品や家具など、生活に必要なものがほとんど一式揃っています。その点日本と比べると便利ですよね。もし、何か足りない家具や電化製品があったら、契約する前に大家さんに交渉してつけてもらいましょう。
お部屋探しを始めて3日目、13軒目にしてやっと気に入ったお部屋が見つかりました!いい物件に当たるかどうかは、その時の運次第。見つかるまで、ひたすら歩いて探すことになります。中国での部屋探しには根気が必要ですね・・・。今回見つけたお部屋は、セキュリティー面もしっかりしていて中国初一人暮らしのみしよしみでも安心して暮らせそうです。お部屋の雰囲気もなかなか素敵なんですよ。部屋の設備は一通り揃っていましたが、大家さんと交渉して新しい電子レンジを取り付けてもらうことになりました。では、お部屋も決まったことですし契約しましょう。
[ 物件内容 ]
住所: 上海市普陀区
交通: 中山公園からバスで5分
家賃: 2500元/月 
設備: 冷蔵庫 電子レンジ 炊飯器 クッキングヒーター 洗濯機 テレビ 電話機     ADSL ベッド シャワー エアコン 
~契約です~
いよいよ契約です。これで住む場所が決まると思うと緊張しますね。内容に問題がないかしっかり確認しましょう。契約書には、住所・契約期間・支払い方法など確認する点がたくさんあります。ここで間違っていたら後で大変なことになるので注意が必要。間違った点がないか充分チェックし、最後にサインをして契約完了となります。
実は、この物件を見つける前に契約寸前で断った物件があったんです。それは「老洋房」と言うタイプのお部屋。上海には租界時代の名残で、古い洋館のアパートが結構たくさんあるんですね。その老洋房の物件は、大家さんも同じ建物内に住んでいて特に問題があるというわけではなかったのですが、初中国一人暮らしのみしよしみにとって「安全面」のことがどうしても気になってしまい・・・。ということで、契約書にまだサインをしてなかったので断ってしまいました。その物件は契約前にテーブルやカーテンを交換して欲しいと交渉していて、すでに大家さんが準備してくれていたんです。ちょっと申し訳なかったですが、大家さんの素早い対応にはびっくりしました。
ようやくお部屋も見つかりホッとしたのもつかの間、大事なことを思い出しました!すっかり忘れていたのですが、「半年以上中国に居留する外国人は、必ず入国30日以内に居留許可証を申請」する必要があるんです。みしよしみは急いでパスポートを持って手続きをしに公安へ。そしてまた、とんでもないことが発覚。なんと「入国後3日以内に臨時居留証明を取得」しなければいけなかったらしく、3日を過ぎると罰金だというじゃありませんか!こんな大変で面倒なことになるとは思ってもいなかったので大慌て!!!基本的には1日超過するごとに100元の罰金で、4日超過してしまったみしよしみは400元の罰金のはずが、どういうことか100元で済みました。罰金は公安から指定された銀行へ行き窓口で支払い、それからまた公安に戻って書類を提出します。適当なのか何なのかよく分からないですが、100元でおさまって一安心。みなさんは、3日以内に申請をするのを絶対忘れないでくださいね!

その他情報

レポーター: みしよしみ  年齢: 22 出身地: 九州・宮崎 滞在歴: 2週間 コメント: お部屋探しって結構疲れるのね・・・。 シリーズ名: みしよしみのドキドキ★上海! 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-04-23

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