上海観光指南書~南京東路界隈で食べつくし~

上海きっての繁華街、南京東路の広い歩行者天国で、老舗食品でお土産や、ファッションビルのおしゃれなレストランなど、おいしいものをご紹介。

今日は、上海きっての繁華街、南京東路でチャイニーズグルメを満喫しましょう!

まずは南京東路について、ご紹介しましょう。
南京東路は人民広場から外灘まで続く道。なかでも、人民広場から河南中路までの約800mが歩行者天国になっています。ここには上海でもっとも古いデパート「第一百貨商店」、多くの老舗漢方薬店や食品城(デパート地下みたいなもの)が軒を連ねています。上海でもっとも賑やかな観光地です。

地下鉄2号線「南京東路」と「人民広場」の間が南京東路歩行者天国です。
通り沿いにはショップ、レストラン、ホテルなどが建ち並んでいます。夜遅くまでオープンしているお店も多く、明るく輝くネオンは、上海一の繁華街を象徴しています。

〜広場を攻略しよう!〜


プラザ353
「南京東路」駅前に建つ、2008年オープンのショッピングビルです。最新流行のファッションが集まっています。世界的ブランドよりは、比較的リーズナブルな国内ブランドが充実しています。
住所:黄浦区南京東路353号(河南中路近く)
電話:021-63535353
営業時間:10:00-22:00

353広場食堂

そんな「プラザ353」の6階にあるのがその名も「353広場食堂」。食堂という名の通り、自分でトレイを持って、食べたいお店で料理を注文、席まで自分で持って行くスタイルです。気軽にいろんなものが食べられる上に、値段もリーズナブルなので、お勧めです。

天与地香辣屋
店の名の通り、辛い四川料理がメインのお店。うっかり頼むとテーブルの上がみんな真っ赤になってしまうこともあるので要注意です!平日のお昼時は行列ができることもあるので、時間をずらしていくことをお勧めします。

021上海菜主題餐厅
広場最上階に位置するレストラン。吹き抜けに面しているので、まるで空中に浮かんでいるかのような錯覚を覚えます。上海料理を中心としたメニュー構成で少人数でも楽しめるように一品一品はそれほど量は多くありません。女性に人気のレストランです。
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CAFFE IN
人混みでごった返す南京東路で、良いのか悪いのか分かりませんが、あまり人が多くない穴場カフェがこちらです。お勧めはイタリア直輸入のジェラート。手作りのケーキもおすすめです。

宏伊国際広場
353広場の隣に建つショッピングビルです。地下鉄の出口に直結しているので、いつでも人がいっぱい、熱気にあふれています。こちらの広場も「353広場」と同じように、若者向けのショップが集まり、人気のレストランが入っています。

望湘園
辛い物は春夏秋冬を問わず大人気。四川よりも辛いとうわさの湖南料理のお店です。中国全土にチェーン展開をするこちらは、本格湖南料理と言うよりは少し素人向け。なぜって、本場の料理はものずご〜く辛くて、味も何も分からないから。少々アレンジされたこちらのお料理がお勧めです。眺めもいいんですよ!

果留仙
デトックス効果抜群のデザート「仙草」。色合いとその見た目からコーヒーゼリーを連想します。ほろ苦くて少し癖のある味ですが、とても食べやすく味付けしてあるので、ぺろりと平らげることができてしまいます。
仙草の栽培から製造まで全部自社で行っている「果留仙」。仙草は漢方薬の一種で、暑気払い、のどの渇き、便秘、筋肉や関節の痛みなどに効果があり、特に夏にお勧めのデザートです。

豆捞坊
一人用鍋を一般に広めたお店です。たくさん並んだ調味料から自分好みでタレを調合できるのが特徴。一つずつの鍋もとても小さいので、一人で2種類くらい選んで、いろんな味を試してみるのがお勧めです。ナビは清湯と麻辣湯を選ぶのが好きです。上海中に多くの支店を持つので他の場所でも見つけられるかもしれませんよ!

〜裏通りを狙おう!〜


隠れた名店は裏路地にあり。これは世界の常識だと信じているのはナビだけではないはず。南京東路も例に漏れず裏通りになかなか粋なお店が隠れています。
滄浪亭
上海老舗蘇州麺のお店。薄味にゆで上げた麺に、好みのおかずをチョイスして召し上がれ。メニュー数はとても豊富なので、絶対お好みのひと品が見つかるはず!麺のスープは白湯と醤湯がありますが、人気はなんと言っても白湯です。おかずのおいしさがひときわ際だつのだそう。ぜひご自分でお試しください。
住所:黄浦区山西南路183号(南京東路近く)
電話: 021-6322-3528
営業時間:10:00-22:00

沈大成
中国式ファーストフードの先駆けて存在。創業年数はなんと130年!2階で本格中華を店内で食べるのもいいですが、やっぱりここは中国式に1階で外売りの小吃(おやつ)を買って、歩きながら食べるのがお勧め。但し、いつも大行列ができているのでそこは覚悟しておいてくださいね!
聚福園
いくつかお店が並んでいる山西南路で、ひときわ目立つ外観のお店が、こちらの「聚福園」です。重厚な清代風の作りは遠くからでもよく目立ちます。内装も中国の時代劇に出てきそうな雰囲気が漂います。饗される料理は、上海のいわゆる軽食とよばれる小吃が中心ですが、中にはガツンとした中華料理も味わえます。お勧めはやっぱり蒸したての小籠包!熱々を召し上がれ!

〜屋台が熱い!路地裏を極める!〜

目をこらして探してみると、本当に小さな路地がたくさんあるのが上海です。これは南京路だけの特徴ではないので、上海観光の際にはぜひ参考にしてください。

いきなり上級編

こちらの路地裏には、たくさんの屋台が出ています。小麦粉をこねてのばして、葱と卵を入れて焼くいわゆる「餅(ビィン)」と呼ばれるものや、水餃子、ワンタン、牛肉麺のお店、鴨粉糸湯(春雨入り鴨のスープ)の専門店など、多種多彩なお店が並びます。
洗濯物が干されているところがとっても中国的じゃないですか?!場所を詳しくは書きませんのでご自分の足で探してみてくださいね。


安心の初級編
大手チェーンが経営する屋台です。おでんやたこ焼きなど日本でおなじみのものから、少し前に日本でもはやっていた珍珠奶茶(パールミルクティー)、中国屋台の定番麻辣湯など、多様な料理が楽しめます。

〜お土産を買うなら食品城がおすすめ!〜

食品城は日本のデパ地下のような所です。1フロアーすべて食品ばかりで、一歩足を踏み入れるとその熱気と品数に圧倒されます。中国の人は旅先で大量にお土産を購入します。特に上海などの大都市に遊びに来た地方の人達は、隣近所にまでお土産を買わないといけないので、こういったところで大量に購入します。
南京東路にある代表的食品城をご紹介しましょう。


真老大房食品公司

南京東路では小さめの食品城ですが、品揃えは充実しています。特に「鮮肉月餅」は焼きたての熱々を目当てに多くのお客が並んでいます。平日でも15〜30分並ばなければ手に入らない人気商品です。


三陽南貨
創業は1870年で、年配客を中心にお土産を購入するお客様で連日大賑わいです。
多くの老舗がひしめき合う南京東路でももっとも代表的な店舗が集まる浙江中路付近にある上海を代表する食品城と言ってもいいでしょう。


上海市第一食品商店
その名の通り、上海一の食品商店、がこちらの「上海市第一食品商店」です。とにかくいつ行ってもお店の中は、人・人・人。扱う商品と同じくらい人が多いんです。中国国内に限らず、海外からも選りすぐりの食品がそろえられています。日本でおなじみのあのブランドもブースがあります。高級中華食材やワインなど、本当にありとあらゆるものがそろっているので、人混みにくじけず探してみてくださいね。


いかがでしたか?ざっくりとした南京東路の紹介になってしまいました。もっともっとたくさん隠れた名店があると思います。ぜひ皆さんご自身で探してみてくださいね。以上、上海ナビでした。




上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-11-18

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