【保存版】男の上海旅行

スポーツ観戦から出張時の一人ご飯まで! 男性旅行者のための、ナビ流上海楽しみ方指南。

こんにちは、上海ナビです。
ショッピング、エステ、オシャレなカフェなど、女性向けの旅行紹介記事が多い上海。でも、上海の街で遭遇する日本人、上海行きの飛行機に乗っている日本人って、断然男性のほうが多いですよね? というわけで、ナビが独自に男性目線で上海の楽しみ方をリサーチ。KTVなどの夜のお店や、定番のゴルフだけじゃない上海のオススメスポットをご紹介したいと思います。「単身赴任で休日ヒマ!」という駐在員の皆さんもぜひご一読を!

男の上海観光編

定番観光地めぐりの合間に趣味の時間を。初上海旅行の方にもオススメのスポットやエンタメ施設を集めました。出張の合間にも行けちゃいますよ。

<スポーツ観戦>
国際的なスポーツイベントが増えてきた上海。プロテニス、フィギュアスケート、F1などは、既に毎年恒例行事になっています。旅行日程のなかに試合日があるかどうか、ぜひお出かけ前にナビで検索してみてください。ここ5〜6年を見ても、石川遼、錦織圭、浅田真央、羽生結弦など、日本のトップアスリートたちが上海での試合に参加しています。
上海マスターズには錦織選手も参戦

上海マスターズには錦織選手も参戦

羽生選手は上海でも大人気

羽生選手は上海でも大人気

2012年、親善試合で訪れた香川選手

2012年、親善試合で訪れた香川選手

中国サッカースーパーリーグ。意外と見応えありますよ

中国サッカースーパーリーグ。意外と見応えありますよ

春〜秋のサッカーシーズンには、ぜひ国内リーグを観戦してみて下さい。異国でプレーする海外選手の活躍を見ているとかなりの元気をもらえますよ。

<ジャズを楽しむ>
男性旅行者にナビがよく聞かれるのは、「ジャズの生演奏を楽しめるバーではどこがオススメ?」という質問。楽器が趣味という男性も興味があるのではないでしょうか。ナビのオススメは定番のこの3店。好みで選んでみて下さいね。

HOUSE OF blues&jazz
外灘エリアの老舗ジャズバー。各国からのミュージシャンが毎晩ライブを開催しています(週末のみ要チャージ)。日本の大御所・渡辺香津美もここで演奏したことがあるそうですよ。ジャズのほかに、ラテン、ブルースなどのライブを開催していることも。演奏は夜10時頃スタート、週末は深夜2時頃まで盛り上がることもあります。ドリンクのお勧めはウイスキーベースのオリジナルカクテル。早い時間に行けばディナーも楽しめます。
Jazz Bar(和平飯店)
上海ジャズといえば80年代からここ。おじいちゃんバンドによるゆったりとした演奏と、戦前から変わっていないというアンティークな店内が魅力的です。メンバーにはなんと90代もいるそう。中島らもの短編小説『上海四重奏』にも出てくる場所です。演奏は毎晩夕方6時から休憩を挟んで8時頃まで。事前の予約が必要な日や、最低消費(200元以上のオーダーが必要等)を定めている日もあるので、まずはホテルにお問い合わせを。
Jz Club
オシャレなバーが点在する復興西路のジャズバー。人気ミュージシャンのライブが毎日組まれていて、週末は入場制限が出るほどの人気。確実に楽しむには平日の夜9時ごろにお店に行きましょう。演奏は10時ごろスタートします。また、ミュージシャンによって前売りチケットが必要な場合や、チャージの値段が変わることがあるので事前に公式サイト(英語)で確認を。お酒はオリジナルのモヒートがオススメです。

カメラ好きなら「上海老相機製造博物館」へ

カメラ好きなら「上海老相機製造博物館」へ

<博物館>
観光の日程に気軽に組み込めるのが博物館。上海には、カメラ、鉄道など好きな人にはたまらない趣味系博物館が多数あります。また、戦前の上海で地元の文学者たちとの友情を育んだ日本人と言えば内山完造。内山書店の記念館へ行けば、中国でのビジネスや人付き合いに悩んだときにちょっぴり元気をもらえるかもしれません。近くには詩人・金子光晴が暮らしたアパートも残っています。

お参りする男性も多数

お参りする男性も多数

<お寺めぐり>
成長を続ける中国市場ですが、現地でバリバリ働いているビジネスマンには意外と信心深い人が多いんです。お寺に行くと、商売繁盛の神様に熱心にお参りをしている中堅サラリーマンの姿を見ることも。縁結びや学業に関するお寺や神社の少ない上海。ご利益はもっぱら「お金と成功」で、足繁くお参りに行くという会社経営者も多いのだそう。仕事の成功を祈りに、ちょっと早起きして出かけてみては。

蘇州の名所「虎丘」

蘇州の名所「虎丘」

<郊外で歴史散歩>
「中国といえば三国志!」という男性は多いはず。でも、歴史の浅い街・上海には三国志ゆかりの地はありません。そんなときは蘇州や無錫へ。呉の国の王にまつわる史跡が多い蘇州のオススメ観光地は「虎丘」です。ちょっとしたハイキング気分も味わえますよ。また、無錫には日本でも放送されていたドラマ『三国志』を撮影した映画スタジオがあります。テーマパークとして開放されているので、武将になりきって園内を散策してみては。
無錫の「三国城」は三国志ファン必見のテーマパーク! 無錫の「三国城」は三国志ファン必見のテーマパーク!

無錫の「三国城」は三国志ファン必見のテーマパーク!


【観光の前に】
ナビの周辺では、なぜか断然男性の被害が多い中国茶詐欺。街へ出かける前に安全情報のチェックを。また、空港のタクシー乗り場では、ビジネスマンらしきスーツ姿の日本人が左のドアからタクシーに乗り込もうとする場面を必ず目にします(道路側なので危険です)。タクシーの乗り方も改めておさらいを。

男のショッピング編

ファッションアイテム、デジタルグッズ、奥さんや恋人、娘さんへのお土産を選ぶならここ! きっと素敵なお土産が見つかります。

Yシャツなら約2000円でオーダーメイド可能!

Yシャツなら約2000円でオーダーメイド可能!

<服、小物>
体にぴったりフィットするスーツやYシャツを着ると気持ちも引き締まりますよね。上海では、布市場などに行けば格安でオーダーメイドをすることができます。特にYシャツは気軽に作れるので、上海在住の日本人駐在員でもオーダーしている人が多いのだそう。値段の目安は一着150元からです。ネクタイ、カシミヤマフラーなどの小物も一緒に選べるのが市場の利点♪
ブランド店にはメンズも充実

ブランド店にはメンズも充実

男性向けのブランドショップも急増中の上海。プラダ、ルイ・ヴィトン、Y−3、アニエスベー、モンクレール、ポーターなど、男性人気の高いブランドも主要デパートに入っています。日本では高級店に入りにくさを感じている方も多いのでは? でも、上海なら誰に会うこともありません。試着するだけでも違った自分に出会えるかも? ただし海外ブランドは関税の関係で日本よりも割高です。

iphoneケースはお土産にも◎

iphoneケースはお土産にも◎

<デジタルグッズ>
パソコンやスマホは日本よりも値段が高めな上海。でも、スマホケース、ヘッドフォン、USBなどの小物はかなり安く手に入れることができます。スマホ周辺グッズは豫園エリアの雑貨市場で、パソコンの周辺グッズやパーツは「百脳匯」などのデジタルグッズデパートで探してみて下さい。また、カメラ好きならプロ用機材も扱うカメラ市場がオススメです。

お店を冷やかすのが楽しい

お店を冷やかすのが楽しい

<骨董品>
ナビの父(60代)は、上海に遊びにくるたびに「骨董やガラクタが見たい」というリクエストを出してきます。フェイクと分かっていても見に行くのが楽しいそう。骨董は、「東台路古玩街」が有名。同時に街歩きも楽しめます。また、花鳥市場やお茶市場も骨董ファンには楽しい場所らしいですよ。地元上海人の年配男性が足繁く通っている場所では、遊び心あふれるレトログッズを多数探し出すことができます。

センスのいい雑貨なら「アナベル・リー」へ

センスのいい雑貨なら「アナベル・リー」へ

<女性へのお土産>
上海で日本人女性に喜ばれるセンスのいいアイテムを探すのはけっこう至難の業。こういうときは、日本人女性の好みを熟知している日本語OKの店員さんがいるお店に行ってみましょう。実際、女性へのお土産やプレゼントを選びにくる日本人男性も多いのだそう。遠慮せず、オススメをいろいろ聞いてみて下さいね。

男の一人ご飯編

単身での駐在や出張で上海に行く場合、意外と困るのが一人で食事できるお店探し。定食や一品料理が充実している和食屋さん情報は、現地発行の日本語フリーペーパーに目移りするほど載っています。ですので、ナビは初上海一人旅にも使えるご当地フードのお店を探してみました。
万人受けする上海名物・生煎

万人受けする上海名物・生煎

<小吃>
一人で気軽に入れるお店といえば小吃のお店。小籠包、麺、簡単な定食などが安く揃っています。滞在先のホテル付近に一軒探しておけば食事に困ることはありません。早朝から営業しているので、朝ご飯を食べに行くことも可能。ただし、大人気の「小楊生煎」は、一人の場合は食事時間をはずして行きましょう。混む時間帯は、席を取っておく人と食券を買う人で手分けが必要です。

上海でしか味わえない麺とスープ

上海でしか味わえない麺とスープ

<麺専門店>
日本でも一人ご飯はいつもラーメンだという男性は多いはず。上海にも、一人でさっと食事できる麺料理屋さんから、一品料理とビールで軽い晩酌ができるお店まで、いろいろな麺のお店が揃っています。ナビのイチオシは、店内の製麺機で作られた麺の食感が独特な「上海早晨」。超有名店「阿娘麺」は行列覚悟で行きましょう。

単品メニューや小皿メニューが多いのは茶餐廳

単品メニューや小皿メニューが多いのは茶餐廳

<レストラン>
中華料理店というと、一皿が大きくて、テーブルも円卓で、と、大人数で行かなければならないようなお店ばかりだと思っていませんか? でも、一人でも行けます! 狙い目は香港系の茶餐廳やオフィス街にあるカジュアル系のお店。以下、ナビも一人で食べに行ったことがあるお店です。火鍋も一人向けがあるんですよ。

一人で立ち飲みできるお店もいっぱい

一人で立ち飲みできるお店もいっぱい

<バー>
上海でバーというと、初上海という男性なら「ぼったくり」という言葉が思い浮かぶのでは? でも、実際は女性一人でも、家族で食事にも利用できるアットホームなお店がいっぱい。こういったお店に多い客層は、仕事帰りに2〜3人で談笑する欧米人のビジネスマンです。街角にあって、入りやすくてさらっと飲めるお店を探してみました。

男のリラックスタイム編

ホテルの狭いお風呂では疲れが取れないという方、何かと気を使う海外出張でもうへとへと、という方にはこちらをオススメします。

気兼ねなく寝転がってくつろげる「NEW STAR」

気兼ねなく寝転がってくつろげる「NEW STAR」

<大浴場&サウナ>
日本人にお馴染みの健康ランドといえば「極楽湯」。虹梅路の「小南国」もよく利用されています。韓国式のチムジルバン(サウナ)「NEW STAR」では、サウナ内で日本人、中国人、韓国人がゆったりおしゃべりしている場面もあったりして、ちょっとしたカオスも味わえます。

安心サービスの「Venus Spring」

安心サービスの「Venus Spring」

<マッサージ>
旅の疲れを癒すならやっぱりマッサージ。スパみたいな、いかにも女性向けのおしゃれなお店は入りづらいという方には、目の不自由な施術師による熟練のマッサージが好評の「智慧盲人按摩」がオススメです。「日本語が通じないとつらい」という方は、大人気の隠れ家マッサージサロン「Venus Spring」へ。頭部マッサージや、パソコンで疲れた肩を集中的にほぐすマッサージなどのメニューもありますよ。

一人静かにくつろぐ時間も必要

一人静かにくつろぐ時間も必要

<カフェ>
たまにはのんびりカフェで読書したり、コーヒーを飲みながらくつろぐ時間があってもいいのでは? でも、上海のカフェはにぎやかにおしゃべりする女子たちでどこもいっぱいです。そんな中、比較的静かで男性客の割合が多く、こだわりを持って経営している男性オーナーのお店を探してみました。ここならきっとゆっくり過ごせます。どのお店もWi-Fiが無料で使えるので、仕事を持ち帰ったときなどはパソコンを持って出かけてみて。

いかがでしたか? 興味を持ったお店や観光スポットは見つかったでしょうか。よく、上海に転勤になった日本人男性が「上海には娯楽がない」なんて言っているのを聞くことがあります。でも、何かしら自分の趣味を見つけて楽しんでいたり、自分の時間を大事にしている男性はかっこよく見えるもの。皆さんも、自分なりの上海の楽しみ方を見つけてみて下さいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-12-20

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