帰国日どうする? お勧め上海旅行最終日の過ごし方!

最終日も有意義に過ごそう! 出発時間別のお勧めプチ観光スポットをご紹介♪

こんにちは、上海ナビです。
海外旅行の最終日、皆さんはいつも何をして過ごしていますか? ナビは毎回、遅れないようにと無駄に早く空港に行ってしまい、結局ぼーっと数時間過ごしてしまっている気がします。空港に着いてから「あれを買っておけばよかった」「あれを食べておけばよかった」などと思いをめぐらせていることも。実はその、ぼーっと過ごした数時間でできちゃうことがいろいろあるんですよね。ということで今回は、帰国日の空き時間を無駄にしない上海の過ごし方を考えてみました!

帰国日に知っておきたいこと

空港までの行き方を再確認
地下鉄、タクシー、リニアモーターカーなどの所要時間、運賃など事前に調べておきましょう。よく聞くのは、「浦東空港で第1ターミナルと第2ターミナルを間違えて猛ダッシュした!」という体験談。ごくたまに「虹橋空港と浦東空港を間違えて大変な思いをした!」というものも。虹橋か浦東か、第1か第2かは、航空券を買ったときに旅行会社や航空会社で確認を。
「地下鉄やタクシーは乗り方がわからない!」「疲れているのでスピーディーに空港に行きたい!」という方は送迎車の予約を!
あまりパッとしたお店が見つかりません

あまりパッとしたお店が見つかりません

空港よりも、ギリギリまで街で過ごそう
日本の成田空港や羽田空港はいろいろなショップやレストランが入っていて、見て歩くだけでも充実のひとときが過ごせます。シンガポールのチャンギ空港、バンコクのスワンナプーム空港も楽しかった思い出が。でも、上海の浦東、虹橋空港はそれらの空港に比べてお店や免税店の品揃えが充実していません。飲食店も市街地よりかなり高い値段設定になっています。
空港の荷物預かり所です

空港の荷物預かり所です

荷物預かり事情
上海の街角や地下鉄の駅構内にはコインロッカーはありません。荷物預かり場があるのは、空港、ホテル(そのホテルに泊まった場合のみ)、高速鉄道が停まる駅、長距離バス乗り場の4ヵ所です。これを前提に計画を進めましょう。そのため、スーツケースを車に乗せて移動できて、途中下車中は車に荷物を置いておけるチャーター車、帰国日チャーター車ツアーなどはかなり使えるアイテムになります。

早朝出発ならこう過ごす!

意外と多い午前9時前後出発の日本行きの便。これに乗る場合、7時前後に空港に到着する必要があります。上海の朝はとても早いので、街が動き出すのは5〜6時。朝の1〜2時間で旅行中見えなかった早朝の上海を見に出かけてみませんか?
外灘の日の出

外灘の日の出

過ごし方1:早朝散歩
朝6時ごろの見どころといえば外灘。黄浦江の向こうから昇る朝日を見に行きましょう。犬とマラソンをするおじさん、太極拳をするお年寄りたち、昼間は禁止されている凧揚げを楽しむ人など、この時間帯にしか出会えない人たちと触れ合えます。外灘エリアのホテルに泊まれば歩いて行けますよね。
早朝凧揚げおじさん。絵になります 早朝凧揚げおじさん。絵になります

早朝凧揚げおじさん。絵になります

まだ薄暗い時間帯からにぎやかです

まだ薄暗い時間帯からにぎやかです

上海の公園は一般的に5〜6時オープン。まだ薄暗い時間帯から驚くほど人が来ています。いっしょに体操やウォーキングを楽しめば元気ももらえるはず。帰国日ってだいたい疲れた気分になりますが、早朝の公園に行けば次の日からの仕事も頑張れそう!
市場の朝も早い!

市場の朝も早い!

「外灘もホテルから遠いし、近くに公園もない!」という方は、滞在しているホテルのまわりでいちばん庶民的な路地を入ってみて。散歩をするお年寄り、下ごしらえを始める朝ご飯屋台など、朝の風景を眺めることができます。市場も早朝からやっているのでホテル近くで探してみて下さい。
上海式朝ご飯を食べよう

上海式朝ご飯を食べよう

過ごし方2:上海式朝ご飯を食べる
早朝の便に乗る方は、最終日のホテルの朝ご飯はキャンセルしているはず。揚げパン、豆乳、麺、ワンタンなど、定番の上海朝ご飯を食べるなら帰国日に。朝食系点心のチェーン店はどこも早朝から営業しているんですよ。使い切れなかった小銭で食べられるくらいの値段もうれしいのです。
朝6時台から食事できるお店はこちら!

12時〜15時出発ならこう過ごす!

「微妙に時間があるけどがっつり観光するほど時間もないし、最終日なので疲れてる」という方にお勧めの時間の使い方です。
リフレッシュして帰国しよう

リフレッシュして帰国しよう

過ごし方1:ホテルスパ
上海の一般的なホテルのチェックアウト時間は12時です。のんびり朝ご飯を食べて、荷物をまとめてもまだまだ時間がありますよね。そんなときはホテル内のスパへ。1時間だけのマッサージやフェイシャルエステで旅の疲れをリフレッシュしましょう。ネイリストや本格的な指圧師を置いているホテルもあります。スパ重視でホテルを選ぶのもいいかも。
お勧めスパがあるホテルはこちら!
最終日にパンダ!

最終日にパンダ!

過ごし方2:空港近くで時短観光
虹橋空港から帰国便に乗るなら「上海動物園」へ。空港までは地下鉄で1駅(約5分)、チケット売場横のサービスセンターでは荷物預かりサービスも行なっています。早朝から営業しているので早く行けばたっぷり遊べますし、中国で見るべきものの代表格・パンダを最終日に残しておくというのもいいのでは?
複合モールが二つ!

複合モールが二つ!

浦東空港から帰る場合のお勧めエリアは地下鉄7号線「花木路」駅エリア。リニアが発着する「龍陽路」駅から1駅の場所です。郊外の在住外国人居住エリア、新開発エリアは旅行中行く機会がないですよね。花木路エリアは、複合モールや高級レジデンスが多いハイエンドタウン。外灘、豫園、南京東路などの観光地とは違う、上海のもう一つの顔を見て帰ってください。レストランやショップも多いのでお土産調達、食事もできます。
過ごし方3:ツアーでラクラク観光
行きそびれた場所、買い忘れたもの、行きたいと思ったけど場所がわからなくて断念したところなどに、チャーター車+日本語ガイドがスピーディーに連れて行ってくれる、こんなツアーがあります! もちろん空港までの送迎付き♪
午前中だけで郊外旅行ができます

午前中だけで郊外旅行ができます

旅行中上海市内だけで過ごした方、「特に行きたい場所はないけど、お勧めの場所があるなら空いた時間で行ってもいい」という方にお勧めなのが、午前中だけで郊外旅行ができる朱家角ツアー。市街地にはない農村ならではのお土産も手に入ります。こちらも空港まで送ってもらえますよ♪

15時〜20時出発ならこう過ごす!

LCC春秋航空は、20:55発関西空港行きなどの便を運航しています。最終日もたっぷり上海を満喫したい方はこんな便を予約しているのでは? 問題はチェックアウト後のスーツケースですが、これはホテルのフロントに「帰りの便が夜なので」と預かってもらいましょう。観光後、夕方ホテルに戻って来てここからタクシーや地下鉄、チャーター車で空港に向かうのが確実です。
2015年上半期のナビお勧めは「召稼楼」

2015年上半期のナビお勧めは「召稼楼」

過ごし方1:王道以外のスポットめぐり
上海旅行というと2〜3泊ですよね。中2〜3日あれば、ガイドブックの巻頭で紹介されている場所にはすべて行けるはず。市内の移動法や街の雰囲気をなんとなく把握できた最終日は、ガイドブック未掲載の場所に行ってみませんか? 最近話題の水郷、地元の人しか行かない隠れ家店など、以下の記事で探してみて下さい。
お部屋でのんびり

お部屋でのんびり

過ごし方2:レイトチェックアウト
外資系5つ星ホテルにはレイトチェックアウトのサービスがあります(14時〜16時まで)。予約したお部屋のランクによって受け付ける、キャンペーン時は無料延長など、ホテルごとに利用条件が異なりますので直接お問い合わせ下さい。最終日はお部屋でごろごろしていたい方、帰国後の仕事に備えてレポートや資料を作っておきたい出張者にお勧めです。
過ごし方3:朝、空港に行っちゃう! 空港近くで一日遊ぶ
「荷物を預けたホテルに一度戻るのはやや面倒」という方は、朝の時点で空港に行ってしまいましょう。空港の荷物預かり所にスーツケースを預け、空港から地下鉄、タクシー、リニアなどで所要時間片道30分以内の見どころへ。手ぶらで気ままに最終日を楽しみましょう。
※虹橋空港からの羽田便は最終が13時台のため、浦東空港利用者のみの過ごし方パターンとなります(2015年1月現在)。
やっぱり最終日はパンダ!?

やっぱり最終日はパンダ!?

お勧めは「上海野生動物園」。最寄り駅のある地下鉄16号線が2014年末にリニアの発着駅「龍陽路」駅に乗り入れ、より行きやすくなりました。
ほかにも空港からタクシー、リニア利用で片道30分圏内にこんな見どころがあります。2015年オープンのアウトレットモール「FIORENTIA VILLAGE」は空港から地下鉄で2駅、タクシーで約10分で行けるんですよ。

いかがでしたか? 旅先での時間を有意義に使えると、その旅全体の思い出が充実しますよね。そして、絶対行きたいと思った観光地やお店よりも「行けるなら行ってもいいかな」と軽い気持ちで行った場所のほうが印象に残ったりもします。ぜひ皆さんも、帰国日の空いた時間でプチトリップを楽しんでみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-02-05

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