駐在員に聞く!上海のおすすめ土産

在住日本人のリピート土産を大調査! 使える、喜ばれる、日本人の口に合うお勧め土産を一挙公開!

こんにちは、上海ナビです。
長く上海に住んでいるナビですが、未だに悩んでしまうのがお土産選び。旅行者の皆さんにとっても上海でのお土産選びは難しいハズです。ということで今回は、一年に何度も帰国し、会社や家族、親戚などへのお土産を買い慣れている日本人駐在員(上海で働く日本人)とその奥様に、いつも何を買って帰るのか聞いてみました。駐在員人気の高いお店も一挙に紹介。ぜひお土産選びの参考にしてみてください♪
※以下、2015年11月現在の商品と値段です。
お土産選びに迷い中の方にはこの記事もお勧めです。

食品・お酒・お茶編

定番は紹興酒!

定番は紹興酒!

お菓子やお酒は海外旅行土産の定番。なかなか日本人の口に合うもの、配りやすいものが見つからない上海では、こんなお土産がお勧めのようです。

<食品/お菓子>
○個人的に、コンビニで売っている缶入りのミントタブレットのジャスミン茶味が気に入っている。中国にしかないフレーバーだと思う。(30代/貿易)
○「無難な贈り物になる」ということで主人がよく買っているのは箱入りのパイナップルケーキ。(30代/主婦)
○旅行で案内した知人が、「以前上海で買っておいしかった」とのことで瓶入りの辣油を買っていた。わざわざガイドさんに待っていてもらってスーパーに行ったほど。(50代/製造)
○南京東路でたまたま入った「M&M」のショップが意外に良かった。中国限定アイテムもあって、しかも外資なのでなんとなく安心? 食べ物は気を使う。(30代/営業)
○「LILLIAN BAKERY」のエッグタルト! できれば帰国する当日に買って、家に着いたらレンジで温めてすぐ食べる。家族全員に喜ばれます。(30代/主婦)
レジ横のここ、いろいろ見つかります

レジ横のここ、いろいろ見つかります

気軽に渡せるお土産の宝庫といえばコンビニ。確かに、中国らしいフレーバーのミントやガム、のど飴は、職場でも配りやすいし、もらってもうれしいお土産かも。
パッケージもウケそうな漢方のど飴や、

パッケージもウケそうな漢方のど飴や、

日本にないフレーバーのミントも(各10元前後)

日本にないフレーバーのミントも(各10元前後)

きちんとした贈り物にも

きちんとした贈り物にも

おいしい菓子折りがなかなか見つからない上海で、唯一贈り物として見栄えするのが「微熱山丘」のパイナップルケーキ。味もなかなかなのです。
普段の餃子やラーメンを本場の味にしてくれる瓶入り辣油は確かに人気。ほか、本場四川の味を自宅で再現できる「花椒油」、上海でハマる人が多い黒酢などもお勧めです。家族へのお土産にも。
どこのスーパーにもある辣油(11.5元)

どこのスーパーにもある辣油(11.5元)

「麻」の味を再現できる花椒油(16.5元)

「麻」の味を再現できる花椒油(16.5元)

定番の黒酢(20元)

定番の黒酢(20元)

パンダM&M(99元)

パンダM&M(99元)

パンダや兵馬俑など中国限定の「M&M」グッズが見つかる南京東路のオフィシャルショップは密かに人気。ほか、ハーシーズ、スターバックス、ゴディバなどにも中国限定ギフトが見つかります。
ハーシーズの上海限定マグ入りチョコ(98元)

ハーシーズの上海限定マグ入りチョコ(98元)

毎年中国限定干支ギフトが出るゴディバ(200元〜)

毎年中国限定干支ギフトが出るゴディバ(200元〜)

スタバのご当地マグも定番(120元前後)

スタバのご当地マグも定番(120元前後)

「M&M」の旗艦店があるのはここ!
「ハーシーズ」はこの中にあります。
観光中に立ち寄りやすくて、ご当地グッズが豊富なスタバはここ!
ゴディバは高級モール内で探してみて。
「上海のおいしいもの」といえばどれもできたてアツアツのうちに食べるものばかり。お土産向きの食べ物が少ないなか、「LILLIAN BAKERY」のエッグタルトは持ち帰ってもできたてを味わえます。
持ち帰る場合は箱に入れてくれます。一つ4元〜 持ち帰る場合は箱に入れてくれます。一つ4元〜

持ち帰る場合は箱に入れてくれます。一つ4元〜


<お酒>
○中国視察に来たクライアントが食事の席で紹興酒にハマっていた。自分で買って帰ったほどなので、お土産に持っていくと喜んでくれる。(40代/営業)
○最近スーパーでよく見る国産クラフトビール。ちょっと重いけど話題にはなる。(30代/貿易)
人気の「石庫門」はコンビニでも買えます(30.6元)

人気の「石庫門」はコンビニでも買えます(30.6元)

ナビの経験上、日本から来た知人と食事をして紹興酒を飲むと、高確率で「日本では意識して飲んでなかったけど、こんなにおいしいものだったとは!」「買って帰ろうかな。どこに売ってます?」という話になります。こんな人へのお土産には紹興酒がベスト。スーパーで意外に安く買えます。
ここ1〜2年増えてきたのが国産メーカーのクラフトビール。高級ショッピングモールの地下スーパーで探してみてください。最近のナビのお勧めは雪花ビールの京劇ラベルです。
雪花のクラフトビール(25元)

雪花のクラフトビール(25元)

上海発の高級ビール「リバーグ」(49元)

上海発の高級ビール「リバーグ」(49元)

「リバーグ」のフルーツビール(17元)

「リバーグ」のフルーツビール(17元)


<中国茶>
○オフィスで気軽に飲んでもらえるよう、小分けのティーバッグのものを選びます。(30代/営業)
○最近センスのいいパッケージのものが増えてきたので、贈り物としても使える。ほかに選択肢が見つからないというのもありますが。(40代/製造)
中国土産といえばまず思いつくのが中国茶。ビジネスマンへのナビのお勧め店は「The Bund Tea Company」です。きちんとおいしい個包装のティーバッグ入り中国茶は、社内のバラまき土産にもぴったり。シンプルなデザインの缶入りならきちんとした贈り物にも使えます。
シックなデザインの缶入り鉄観音(180元)

シックなデザインの缶入り鉄観音(180元)

渡しやすいカードみたいなティーバッグセット(30元)

渡しやすいカードみたいなティーバッグセット(30元)

そのほかのお勧め店はこちら。忙しいビジネスマンなら、茶葉市場へ出向いたり、量り売りで買う時間はないのでは。パッケージ、品質、買いやすさで選んでみました。
お土産用の小分けのお茶が豊富な「楽々茶」

お土産用の小分けのお茶が豊富な「楽々茶」

新天地にあって立ち寄りやすい「福茗堂茶荘」

新天地にあって立ち寄りやすい「福茗堂茶荘」

グッズ編

自分用や家族、親戚、子どもなどに選ばれているのはこんなグッズ。駐在員のお客さんが多いお店の方にもお勧めを聞いてみました。クリスマスや誕生日などの贈り物選びにもぜひご参考に。

<ANNABEL LEE>
品質とセンスで上海土産を選ぶなら鉄板のお店です。「お世話になった人にハンカチ。中国テイストがありながら個性的すぎないデザインなので渡しやすい」「鳥かごエコバッグは、付属にシュシュがついていて、それがかわいい。コンパクトにまとめて持ち歩きが便利」「妻、母親へのお土産として店員さんが勧めてくれた200番手カシミアショール。アナベルリーのスタッフはいつも親身に相談にのって下さるので助かっています」など、お勧めの声多数!
定期的に新作デザインが出るハンカチ(120元)

定期的に新作デザインが出るハンカチ(120元)

普段使いにぴったりのエコバッグ(120元)

普段使いにぴったりのエコバッグ(120元)

奥さんの誕生日などにも喜ばれるそう。カシミアショール(980元)

奥さんの誕生日などにも喜ばれるそう。カシミアショール(980元)

出張者の同僚へのお土産No.1。シルク名仕入れ(70元)

出張者の同僚へのお土産No.1。シルク名仕入れ(70元)

手触りの良さが人気。柳シルクコスメポーチ(160元)

手触りの良さが人気。柳シルクコスメポーチ(160元)

コンパクトなペンケースは名刺入れに次ぐ人気(70元)

コンパクトなペンケースは名刺入れに次ぐ人気(70元)


安い中国雑貨が見つかります

安い中国雑貨が見つかります

<雑居ビル型市場>
ナビが日常生活で「お土産を買う日本人駐在員」をよく見る場所といえば、「虹橋国際珍珠城」と「七浦路服飾市場」。「偽物が多い」「値切るのが面倒」など、否定派の声は多いのですが、お買い物をする駐在員をよく見るのは事実。ナビ目線でお勧めを探してみました。
「虹橋国際珍珠城」編
中国らしいバラマキ土産を安く買うならここ。いいものを見つけるコツは、流し見せずによく探すこと。こんなお土産が選ばれているようです。
スーツケースのタグ(10元〜)

スーツケースのタグ(10元〜)

パスポートケース(10元〜)

パスポートケース(10元〜)

シューズバッグ、着替え入れ(10元〜)

シューズバッグ、着替え入れ(10元〜)

カシミアストール(300元〜)

カシミアストール(300元〜)

デジタルグッズ。ヘッドホン(150元〜)

デジタルグッズ。ヘッドホン(150元〜)

バックパック、カバン(150元〜)

バックパック、カバン(150元〜)

飛行機の模型(85元)

飛行機の模型(85元)

カード(5元〜)

カード(5元〜)

子どものお土産にも。レプリカユニフォーム(80元〜)

子どものお土産にも。レプリカユニフォーム(80元〜)

「七浦路服飾市場」編
日本人好みのメンズカジュアルのお店が少ない上海。「洋服は結局ここで買う」という単身の駐在員は多いようです。自分用のお土産選び専門の場所かも。
メンズ服はビルの2階の一角にあります

メンズ服はビルの2階の一角にあります

アウターなど150元〜

アウターなど150元〜

アウトドアウエアは200元〜

アウトドアウエアは200元〜

靴、スニーカーなども豊富。150元〜

靴、スニーカーなども豊富。150元〜

ハット、手袋、マフラーなど小物も揃います

ハット、手袋、マフラーなど小物も揃います

3階は子ども服が安くて豊富

3階は子ども服が安くて豊富


<目的別お勧めショップ>
ここまで、在住者の意見を聞きつつまとめてきたナビですが、同じ日本人駐在員でも好みは千差万別。出てきた少数派意見ごとにお勧め店をまとめてみました。
○小さい子どもがいる妹は、上海に遊びにくるたびに子ども服市場で爆買いする。自分も帰国時にいろいろと頼まれる。(30代/営業)
○市場のお土産は喜ばれた試しがない。「新天地」とかにあるショップの雑貨は、やっぱりセンスがいいと思う。(30代/貿易)
○帽子やカバンなど、アンティーク調でちょっとかっこいい雑貨を売っている「老麦雑貨舗」。欧米人の駐在員もよく店内を物色している。(40代/会社員)
○これといって決まったお店はないですが、布系のお土産はかさばらないし、エコバッグなどはいくつあってもいいと思う。(40代/主婦)
○スーパーで売っている、くるくる巻いてあるビニールのゴミ袋が偶然喜ばれた。薄くてゴミ箱にフィットする。安い日用品で、中国にしかないものは意外にヒットする。(30代/主婦)

いかがでしたか? 聞けば聞くだけ回答が出てきた今回の調査。ある人がイチ押しにしていた商品について別に人に聞くと、「そんなの、買う日本人いるの?」なんていう意見が出たりして、ことごとく皆さんバラバラの選球眼でお土産を選んでいるということもわかりました。それだけ上海はお土産探しが難しいということかも? 今後もナビはお土産に関する調査を続行予定。お勧めのお店を見つけたら、随時皆さんにご紹介したいと思います。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-12-10

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