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上海五大庭園めぐり☆大特集

上海市内で江南庭園の魅力を堪能! 地下鉄と路線バスで行ける史跡めぐりに出かけよう。

こんにちは、上海ナビです。
上海の観光スポットに足りないものといえば、中国の悠久の歴史や文化を感じられる世界遺産や史跡かもしれません。それらを味わうには隣接する都市・蘇州や杭州に行かなければならないのですが、「旅の日程がタイトなので行けない!」「オプショナルツアーや鉄道の切符が予約できなかった(しなかった)」という方もいるのではないでしょうか。ということで今回は、上海市内でも歴史や文化に触れられる「上海五大庭園」をご紹介。地下鉄とバスで気軽に行けるんですよ。

「上海五大庭園」とは?

正式名称は「上海五大古典園林」。「園林」とは庭園の意味で、お隣りの蘇州市内で世界遺産に登録されている庭園群と同じ洋式の「江南庭園」です。ただし、上海は街としての発展の歴史が蘇州などに比べて浅く、戦時中や文革時に荒廃した後公園として開放されたものも多いため、当時のままの建物や景観が保存されているわけではありません。なので、最高峰の造園文化が集結した時代の、世界遺産に登録された庭園を見たい方は蘇州まで足をのばしましょう。
瓦や石碑、樹木などは当時の面影を残しています

瓦や石碑、樹木などは当時の面影を残しています

でも、ナビ的には「上海五大庭園」も竣工時の資料などをもとにていねいに修復されており、池、楼閣、透かし窓、太湖石、回廊、ジグザグに曲がった橋などの江南庭園らしさは充分に楽しめると思っています。石碑や老木などは明〜清代のものが残っていますし、史跡としても見ごたえは充分。蘇州の庭園に比べて入園料も安く、季節行事やフラワーイベントが多いことも魅力でしょうか。もちろん、思いついたらすぐ行ける近さも魅力です。
フラワーイベント多数

フラワーイベント多数

地元のお年寄りや、

地元のお年寄りや、

ママ友たちも集う場です

ママ友たちも集う場です

まわるにはまず、地下鉄と路線バスの乗り方チェックを。自力で行くのは無理という方はチャーター車の利用が便利です♪
それでは早速、五大古典園林を行きやすい順にご紹介していきましょう。各庭園までのアクセス方法は、それぞれにリンクしたスポット情報をご覧下さい。

一、豫園

まずは上海の定番観光スポットとして有名な「豫園」。竣工は明代で、役人の潘允端が父親のために造ったといわれる庭園です。手がけたのは明代の造園家・張南陽。が、アヘン戦争時はイギリス軍が占拠し、その後は清代の秘密結社「小刀会」が園内の点春堂に司令部を置くなど、近代史に翻弄された庭園としても語り継がれています。観光地として一般開放されたのは1961年。それまでは荒廃していたといいます。
「豫園」には何度も入場しているナビですが、行くたびに「こんな池あった?」「こんなに広かったっけ?」と思ってしまいます。風景を覚えきれないほど多用な景観が庭園内に詰め込まれているのかも。知っておきたいのは、龍の頭がついた壁の部分の爪の数。当時、私物に龍をあしらうのは皇帝以外禁止されていたため、5本あるべき爪を3本にして本物の龍ではないことにしたのだそう。ほかにも各楼閣や奇石、獅子など、園内にあるものすべてにさまざまな逸話が隠されています。
上海の定番観光スポットの一つです

上海の定番観光スポットの一つです

龍の造りをよく見てみよう

龍の造りをよく見てみよう

「小刀会」が本部を置いた点春堂

「小刀会」が本部を置いた点春堂

<ここがお勧め>
☆市街地の観光エリアにあるので行きやすい!
☆庭園散策や造園の文化とともに上海の近代史に触れられる!
☆敷地の外は「豫園商城」。散策や食事、お土産調達を楽しめる!
あわせて行きたいのはここ!

二、酔白池

松江区に位置する明代竣工の庭園です。遠いイメージがあるかもしれませんが、地下鉄9号線「酔白池」駅を出てすぐという立地が便利。上海一の駅近史跡かも? 初めてでも迷わないのでビギナー向けです。が、もともと宋代の役人が私邸として使っていた庭園をベースに造られたため、五大園林のなかではもっとも歴史が古い庭園とされています。清代には一部が孤児院として使われていたこともあるそう。現在の形に修復されたのは解放後(中国の建国後)です。
庭園の名前の由来は李白説、白居易説などいくつかありますが、詩とお酒を楽しみながら、陶酔するような美しい風景を眺めたいという当時のオーナーの気持ちが伝わってくる名前だと思います。その名のとおり池をメインにした設計になっており、樹齢300〜400年級の老木や梅、藤、ボタン、ツツジ、ハスなどの季節の花の数々も見どころ。壁に施された石のレリーフや屋根の上の鶴の彫刻も有名です。
藤の季節がお勧め

藤の季節がお勧め

盆栽コーナーもあります

盆栽コーナーもあります

敷石がシカ

敷石がシカ

<ここがお勧め>
☆上海市内ではもっとも古い庭園!
☆梅、ハス、藤、ボタンなどフラワーイベント開催時が賑わう!
☆春節期間はランタン祭りも開催!
あわせて行きたいのはここ!

三、古猗園

小籠包発祥の地としても知られる南翔エリアの庭園です。創建は明代で、竹の彫刻家・朱三松の設計によるそうです。民国時代に一度荒廃し、その後1960年頃に整備され「南翔公園」として開放。当時はなんと敷地内に動物園もあったのだとか。その後2009年まで楼閣などの修復が続けられ、現在に至ります。名前の由来は「緑竹猗猗」から。庭園内にはさまざまな品種の竹が生い茂っています。「古猗園」のある地域は、古くから竹細工も有名なのだそう。
歴史はあるけれど、公園としての要素も強い「古猗園」。ナビのお勧めは、この庭園の二大イベントとも言えるランタン祭り(毎年春節から元宵節にかけて開催)と、真夏に開催されるハスの花フェスタです。特にハスの花は圧巻。池一面に大輪が咲く風景は必見です。そして、庭園の入り口には南翔名物の小籠包の専門店が。ちょっと足をのばせば南翔老街の散策も楽しめます。観光やご当地グルメを楽しむならいちばんのお勧めはここかも。
ハスの名所

ハスの名所

ランタンフェスタも開催

ランタンフェスタも開催

入り口に老舗小籠包屋さん

入り口に老舗小籠包屋さん

<ここがお勧め>
☆季節ごとの大型イベントが豊富!
☆名物の小籠包専門店が庭園の門に併設されている!
☆ついでにまわれる史跡や散策街が近くにある!
あわせて行くならここ!

四、秋霞圃

街の中に史跡が集まっている嘉定区の庭園。竣工は明代で、当時の役人・龚氏の私邸「龚氏園」として代々受け継がれてきたそう。その後、塩商人の汪家が引き継ぎ「秋霞圃」という名前が付きました。現存する建物は清代以降のもので、その後1980年代に3年かけて修復されています。名前のとおり、紅葉やキンモクセイ、菊の花などが楽しめる秋がお勧めの庭園です。
こちらの魅力は、何といってもユニークな塑像がたくさんある道教寺院があること。庭園内に廟があるのは上海ではここだけなのではないでしょうか。ほか、周辺には嘉定区の歴史を紹介する博物館、孔子を祀る廟などもあります。租界時代より前は、上海の中心地は嘉定区だったという説も。外国の文化が入る前の、上海の原風景を見られるエリアに庭園があるんです。のんびり散策すればあっという間に一日経ってしまうかも。
菊の季節がお勧め

菊の季節がお勧め

道教寺院があります

道教寺院があります

のんびりした景観

のんびりした景観

<ここがお勧め>
☆特に秋は風情豊かな景観に!
☆園内の道教寺院がユニーク!
☆周辺にも見るべき史跡がいっぱい!
あわせて行くならここ!

五、曲水園

最寄り駅からローカルバスで約40分という、旅行者は滅多に行かない場所にある上級者向けの庭園です。竣工は清代。その後、青浦区の中山公園として利用されていたそうですが戦時中に荒廃。1980年代から2000年代まで修復が続けられ、現在に至るそうです。名前の由来は王羲之の「曲水流觴」から。書画に興味がある方にもお勧めの庭園です。
「曲水園」の魅力は何といっても水のある景観。園内の15%が池や川で、一般道や街と庭園を仕切るものも壁や塀ではなく運河なんです。開放的でモダンな景観は「曲水園」ならでは。また、入場料が5元と五大庭園のなかでいちばん安いので、近所のおじいちゃんたちの集いの場になっていることも魅力。周辺は庶民的な商店街です。観光化されていない場所、日本人観光客に会わない場所、地元の人に人気の場所を目指す方にはイチ押しの史跡かも。
庭園と街の仕切りが水路

庭園と街の仕切りが水路

庭園内から外を見るとこんな感じ

庭園内から外を見るとこんな感じ

近所の人の集いの場

近所の人の集いの場

<ここがお勧め>
☆水の景観と中国の書道文化を味わえる!
☆「一般旅行者が行かない場所に行った」という達成感を味わえる!
☆ローカルバスでの旅にチャレンジできる!
あわせて行くならここ!

いかがでしたか? 庭園、造園文化に興味がある方はもちろん、「あまり観光客がいない場所」を目指したい方にもぜひお勧めの「上海五大庭園」。ちょっと遠いけど、ナビのお勧めは「秋霞圃」と「曲水園」です。バスを降りると、そこにはもう市内とは思えない地方都市の風景が。商店街も街行く人の雰囲気も、完全にひと昔前の上海なんです。そんな風景も楽しみつつ、上海の近代史に思いを馳せてみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-04-13

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