フードコート「大食代」☆大特集

進化系フードコートで上海の味をまとめて楽しむ♪ 利用法とお勧め店舗をご紹介。

こんにちは、上海ナビです。
今日ご紹介するのは、長年上海で人気を得ているフードコートチェーン「大食代(foodrepubulic)」。90年代から上海のデパートに入っている庶民派フードコートなのですが、近年インテリア、メニュー、お店のラインナップがグレードアップし、旅行者も利用しやすくなりました。しかも、日本人旅行者にお勧めの観光スポットやモール内にもオープンし、ナビも「これは紹介しなくては!」と思い始めたのです。どんなフードコートなのか、早速ご紹介していきましょう。

「大食代」とは?

大型フードコートです

大型フードコートです

上海にオープンしたのは1997年。経営しているのはフードコート(ホーカーズ)の本場、シンガポールの企業です。でも、正直ナビは今まで「大食代」にいいイメージがありませんでした(すみません!)。料理も正直微妙だし、いつもゴミゴミしていて清潔感もイマイチ。これまでほぼ利用したことはありませんでした。が、2016年ごろからお店の形態が徐々にリニューアルし始め、有名な老舗が出店したり、テーブルや椅子のデザインがオシャレになってきたんです。
日本の「はなまるうどん」も参入

日本の「はなまるうどん」も参入

しかも、ご当地チェーンだけでなく日本や東南アジアからの出店も増え、食のテーマパーク的な雰囲気に。さらに、スマホ決済が主流になってからはお会計もカンタンになりました。また、デパート内だけでなく新しい観光スポットにも続々登場中。旅行者の皆さんが食事の場所に困ったとき、一人旅でも気軽に食事したいときなどにも便利な存在になったんです。
オープンキッチンなので調理の様子も見えて、指差しオーダーも可能

オープンキッチンなので調理の様子も見えて、指差しオーダーも可能

スマホ決済を使えばより便利。キャッシュレスフードコートです

スマホ決済を使えばより便利。キャッシュレスフードコートです

「大食代」に行こう!

2017年現在、上海市内の店舗数は約20店舗。場所によって出店しているお店やインテリアが異なるのが特徴です。ナビのお勧めは以下の3店舗です♪
出店しているのは上海の有名老舗だけ!

出店しているのは上海の有名老舗だけ!

美羅城店

「大食代・上海弄堂」という別名がついたこちらの店舗は、なんと上海の創業100年クラスの老舗だけを集めたフードコート。「沈大成」「揚州飯店」「功徳林」「徳興麺館」など、ここだけでガイドブックに載っている定番の老舗の味を一通り楽しめてしまうんです。場所は徐家匯のショッピングビル「美羅城」の6階。旅行者の皆さんにイチオシの店舗です。
インテリアもフードコートは思えないレトロな雰囲気 インテリアもフードコートは思えないレトロな雰囲気

インテリアもフードコートは思えないレトロな雰囲気

ガイドブックに必ず掲載されている、あの有名老舗が大集合。探し回らなくても、ここだけで各店の味を楽しめます ガイドブックに必ず掲載されている、あの有名老舗が大集合。探し回らなくても、ここだけで各店の味を楽しめます ガイドブックに必ず掲載されている、あの有名老舗が大集合。探し回らなくても、ここだけで各店の味を楽しめます

ガイドブックに必ず掲載されている、あの有名老舗が大集合。探し回らなくても、ここだけで各店の味を楽しめます

最新高層ビルの地下に位置

最新高層ビルの地下に位置

上海中心大厦店

上海トップの高層ビル「上海中心大厦」の地下2階に位置。こちらの店舗の特徴は、シンガポールのホーカーズみたいなコロニアルなデザインのインテリアと、東南アジア、日本、韓国など各国の味が楽しめるお店が揃っていること。各店舗で現金で支払えるので、カードやスマホ決済は無理という旅行者の皆さんも安心して利用できます。
国際色豊かな雰囲気。海南チキンライスなど、アジア系の店舗も目立ちます 国際色豊かな雰囲気。海南チキンライスなど、アジア系の店舗も目立ちます 国際色豊かな雰囲気。海南チキンライスなど、アジア系の店舗も目立ちます

国際色豊かな雰囲気。海南チキンライスなど、アジア系の店舗も目立ちます

看板が英語名になってます

看板が英語名になってます

ディズニータウン店

6店舗のみのこじんまりしたフードコートですが、上海名物、日本のうどん、新疆系(ハラル)など、さまざまな観光客が集まること前提でセレクトされたお店が揃っています。割高なお店が多いディズニーリゾート内ではかなり使えるお店。看板は英語名「foodrepubulic」のほうが掲げられています。
上海の老舗からハラル系までラインナップ。指差し注文しやすいディスプレイも◎ 上海の老舗からハラル系までラインナップ。指差し注文しやすいディスプレイも◎ 上海の老舗からハラル系までラインナップ。指差し注文しやすいディスプレイも◎

上海の老舗からハラル系までラインナップ。指差し注文しやすいディスプレイも◎

ほかにもこのモール内、施設内に店舗があります。通りがかりにぜひ立ち寄ってみてください。

「大食代」の利用法

以下、利用法です。先ほどご紹介した上海中心大厦店のように、一部現金で直接注文できるお店もありますが、基本的にはカードかスマホ決済になります。
店舗内にこんな専用ブースがあります

店舗内にこんな専用ブースがあります

1、 プリペイドカードを買う
現金不可の店舗、スマホ決済を利用しない方は、フードコート内にある専用カウンターでプリペイドカードを購入します。値段は100元と200元。足りない場合はチャージし、使いきれなかった場合はカード返却時に払い戻してもらえます。
※微信(ウィーチャットペイ)、支付宝(アリペイ)などを使い、スマホで支払う場合はカードの購入は不要です。
食事時の混み具合はこんな感じ。手分けして席を確保しよう

食事時の混み具合はこんな感じ。手分けして席を確保しよう

2、 席を確保する
同行者がいる場合は、席を取っておいてもらって交代で買いに行くのがお勧め。休日の食事時など、混み合っている場合は相席になります。荷物などを置いたまま席を外すのは厳禁。確保した席には必ず誰かいるようにしましょう。一人で利用する場合は、料理を受け取ってから必ず座れるよう、食事時を少しずらして行くのがお勧めです。
まずはお目当のお店のレジへ

まずはお目当のお店のレジへ

3、 料理を買う
各カウンターには実物やサンプル、メニュー表があるので指差し注文できます。各店舗でカードかスマホで支払いをし、レシートを受け取って料理が出てくるのを待ちます。出てきたら、レシートと料理を交換して席へ。
注文、支払いを済ませてレシートを受け取り、

注文、支払いを済ませてレシートを受け取り、

引き換えカウンターでレシートを渡して料理を受け取ります

引き換えカウンターでレシートを渡して料理を受け取ります

名物を食べ歩き♪

定番店舗「上海富春小籠」

定番店舗「上海富春小籠」

店舗ごとに異なる店舗ラインナップが魅力の「大食代」ですが、ナビがざっと見てまわったところ、必ずあるなと思った人気店は「上海富春小籠」。定番の小籠包のほか、麺料理、豆花など、上海の定番の味が揃っています。
鮮肉小籠(16元)

鮮肉小籠(16元)

特色豆花(16元)

特色豆花(16元)

咸菜素鶏麺(22元)

咸菜素鶏麺(22元)

小金陵老鴨粉絲湯(19元)

小金陵老鴨粉絲湯(19元)

ナビの個人的なお勧めは、「小金陵」の鴨ガラ春雨スープ。鴨ホルモンと香菜(パクチー)たっぷりでヘルシーです。
羊肉串(4本20元)

羊肉串(4本20元)

食べ歩きをするなら羊の串焼きもお勧め。新疆料理店「耶里夏麗」で売っていました。
はなまるうどんセット(35元)

はなまるうどんセット(35元)

日本から参戦している「はなまるうどん」にもチャレンジ! 豚骨ベースの酸辣スープのうどんセットを頼んでみました。豚骨スープ×かつおぶしという、日本では味わえない組み合わせ。普通においしかったです。

いかがでしたか? あれもこれも食べたいと思ったら、一品ずつ違うお店で買ってみんなでテーブルに持ち寄ることもできる「大食代」。「有名な老舗をいろいろまわりたい」と思っていても、日程がタイトでなかなか予定が立たないという方にもお勧めです。食べ物や地元客の食べっぷりを見て歩くだけでも楽しめるハズ。店舗を見かけたらぜひ一度のぞいてみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-12-14

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