こんにちは、上海ナビです。
交通機関や各施設、店舗での検温の日々、マスク着用の日々はまだ続きそうですが、ほぼ日常を取り戻しつつある上海。1月から閉鎖されていた観光スポットもほとんどが再開し、街に活気が戻ってきたように感じます。でも、医療機関や検疫施設などで奮闘している人はまだたくさんいます。マスクや防護服の着用が暑くなってくるこの時期はさらに大変なのでは（本当に頭が下がります）。ほかにも目に見えない部分で苦労している人はたくさんいそうで、本当の意味での終息まではまだまだ時間がかかりそうです。
※『上海ナビ』掲載の店舗、施設などがまだ再開していないことあります。営業時間の短縮、入場人数の制限を行なっていることもありますのでご注意ください。
カレンダー編
4月4日（土） 清明節
日本でいうお盆。会社や学校は3連休になり、家族でお墓参りに出かける日です。お菓子屋さんやコンビニにはこの日に食べるための「青団（草餅）」が並びます。ただ、今年はツアーバスなどでの郊外お墓参りなどは自粛されそうですね。
お天気・気候編
例年ちょっぴり雨は多いものの、あたたかくて過ごしやすい季節です。スプリングコートはまだ必需品ですが、暑いときはすぐ脱げるような服装が便利。3月の時点で27度を超えた年もありました。気温の変化の激しさにも注意が必要です。
＜平均気温＞
初旬 13℃ 中旬 15℃ 下旬 17℃
＜最高気温—最低気温＞
初旬 10-16℃ 中旬 11-20℃ 下旬 14-22℃
＜平均降水量＞
初旬 3.1mm 中旬 2.9mm 下旬 2.4mm
4月の上海最新情報
＜最近の街の話題＞上海生活に欠かせないものといえば、「餓了嚒」や「美団」などのデリバリーアプリです。新型肺炎の影響で飲食店は大きな打撃を受けていますが、そんななか一般消費者のナビは、今までデリバリーをしなかったお店が対策として「餓了嚒」に掲載するようになったことにワクワクしています。
飲茶の行列店の点心、こじんまりした居酒屋さんの小料理、実力派バーテンダーいるバーのカクテルなど、これまでアプリでは頼めなかったメニューが自宅で楽しめるんですよ（居住地域により配達圏内が異なるため、掲載店も異なります）。ナビも応援の気持ちも込めて、「新店」マークのところをあえてチェック。手作り調味料の瓶詰めを限定販売するレストラン、コーヒー豆を売るカフェなども見つかります。
＜上海の流行りもの＞流行ってはもらいたくないのですが、昨年末くらいから「ネット（アプリ）で知り合った人にぼったくられた……」という声をちらほら聞くようになりました。お酒の席ではなく食事で、恋愛がらみではなく友達で、だそう。被害者の話によると、「連れて行かれたのは検索で見つからない火鍋店だった」とのこと。「日本人の友達募集」など、何の条件もない広すぎる投稿には警戒を。上海で新生活を迎えた方は特に注意です。スポーツや音楽などの趣味のサークルに参加する、1クラスの人数が多めの語学スクールに通う、アットホームで常連の多い日本料理店に通うなど、ネットに頼らない友達作りの方法も考えたほうがいいかもですね。
4月のピックアップグルメ
◎
下午茶（アフタヌーンティー）ホテル業界も大きな影響を受けたと思う今回の新型肺炎。特にいろいろな人がトングに触るビュッフェ（バイキング）スタイルのレストランは、上海でもまだ避ける人が多いようです。そんななか注目を集めているのがアフタヌーンティーセット。どのホテルもボリュームたっぷりで、お茶用のお湯もどんどん継ぎ足しに来てくれます。3月中旬に上海に戻り、14日間の自宅待機期間が終わったばかりという読者の方もいるかもですね。耐えたご褒美に、こんなプチ贅沢はいかがでしょうか。
いかがでしたか? 春らしい陽気で街歩きにぴったりの日々が続いていますが、ナビはまだ人混みや行列店、外から来た人が多いエリア、繁華街などに行くのは警戒中。気分転換に出かけるのは公園にしています。広々とした湖や森林を眺めながら日向ぼっこしたり、お花見ができる公園が市内にはたくさんあります。しかも無料。この春は「まだ行ったことがない公園めぐり」、してみませんか?
以上、上海ナビがお伝えしました。
ログイン