【閉店】名軒

ミンシュエン名轩

閉店・移転、情報の修正などの報告

オールド上海のムードたっぷりな洋館で、高級中華を満喫しましょう。小さくて、おしゃれなお店が建ち並ぶ衡山路にて。


こんにちは、上海ナビです。上海の有名観光地に旧フランス租界があります。上海にはかつていろいろな国が租界を作っていました。日本もその例に漏れないのですが、日本人観光客にとっても旧日本租界より魅力のある地域が、衡山路を中心とした旧フランス租界です。プラタナスの並木から、こぼれる木漏れ日が道を明るく照らし、手をつないで散歩をする老夫婦、サングラスをかけて犬の散歩をする西洋人、昼間からテラスでビールを傾ける大人たち、そんな光景がそこかしこに見られるのがこの辺り。うっかりフランスはパリの小径に迷い込んでしまったかのような錯覚を覚えます。そんな衡山路から1本裏に入ったところに、クラシックホテル「安亭別墅」があります。今日紹介する、「名軒」はこのホテルの敷地内にあります。ホテルとは別棟なので、門を入った右手の建物がレストランです。

地下鉄1号線「衡山路」駅の1番出口は、ちょっと分かりづらいところにあります。小さな店が並んでいるところに突然できた空間、そこを曲がると駅の入り口があります。お店から駅を探すときはちょっと見つけづらいと思います。駅からお店に行くのは簡単ですけれど。
駅出口正面に上海銀行があります。駅への入り口は、この小さな看板が一つだけ。見落とさないように。


出てきた道が永嘉路です。左へ向かいましょう。

門の正面には、煉瓦作りの5階建てのアパートがあります。屋上に家庭菜園があるような気配です。このあたりは、おしゃれなショップと一緒に、普通の人の普通の生活が営まれている、現実と非現実が入り交じったような混沌とした場所なんです。混沌は上海の魅力の一つ。上海のどこに行っても力強く生きている人々の息吹を感じることができます。

〜老房子を感じる〜


老房子は租界時代に建てられた西洋風の古い洋館のこと。たいていはおとぎ話に出てきそうなかわいらしいおうちが多いんです。こちらのレストランももちろん、その一つ。何年も使い込まれて光沢の出た廊下や階段の手すりは、悠久の時間の流れを感じさせてくれます。

入り口は、大きな木に隠れて、残念ながら洋館の全体像を見ることはできません。
どの部屋もちょっとずつ雰囲気が違うんです。そしてどの部屋も取ってもすてきなんです!一番大きなお部屋には、テラスと、お茶を楽しむための小部屋が付いているんです。

どの部屋もちょっとずつ雰囲気が違うんです。そしてどの部屋も取ってもすてきなんです!一番大きなお部屋には、テラスと、お茶を楽しむための小部屋が付いているんです。

2階の個室にはテラスのある部屋もあるので、天気の良い日には、そこでおしゃべりを楽しんだり、お茶を飲んだりできるそうです。

〜高級料理は香港人、上海料理は上海人〜


お料理は、高級中華と言われる、フカヒレ、アワビ、ツバメの巣などは香港から来た料理長によって、作られます。料理長は香港生まれ、上海にきて20年近くになりますが、いまだに香港なまりの普通語を話す、元気な方でした。20年以上毎日、午後の休憩時間には水泳をしているんだそう!継続は力なり。を実感させられるエピソードですね。

そして、もう一つの看板料理、上海料理については上海人の料理人が腕をふるっているそうです。だから、名軒ではどんなメニューを頼んでも、その道の達人による味わいが楽しめるんですね。

〜やっぱり!上海料理がたべたい! 〜


こちらの3品はテーブルに付くと出てくるサービスです。でもこんなものにまで、細心の注意を払って作られています。かりっと香ばしくいられたピーナッツ、ゆで加減が絶妙なタケノコと枝豆の和え物。特にお勧めなのが、XO醤。「名軒」特製のこちらはおみやげ用に、購入できます。4瓶入りで128元。たっぷり使われた貝柱がピリリと辛く、家庭に一つあればどんな料理も高級中華に早変わり!魔法の調味料です。

金牌烤鱈魚(58元/人)
鱈のソテーですが、とっても分厚いのです。表面はカリッと香ばしく、中はとろりと焼き上げるのは、長年の経験がものを言うようです。下にひかれたパイ生地との相性も抜群で、かなり大きいのですが、ぺろりと平らげてしいました。

清炒河蝦仁(168元)
上海料理の代表料理の一つです。河蝦の炒め物。水晶のように透明感があり、表面がきらきらしてるのが特徴です。お好みで蝦用の特製お酢をかけると、また新しい味わいがあります。

蟹柳炒芦笋(180元)
蟹とアスパラガスの炒め物 材料はとても単純なものですが、よく見て下さい。上海ガニの足の部分、それも胴体に近い太い部分だけを使って、アスパラと一緒に炒めたものなんです。一つ一つ殻から出している作業を想像すると、気が遠くなりそうです。

小南瓜蟹膏(88元/人)
蟹みそと蟹の白子を小さな南瓜に詰めた料理。日本では、上海ガニの卵はよく知られていますが、雌が卵をもつ時期は同じように雄の白子も食べ頃なんです。ねっとりとした食感は、不思議と日本人には抵抗なく食べられるようです。

香芒布丁(18元/人)
〆はやはりマンゴープリン。プリン自身はミルクの風味が強く、マンゴーは上にかけられたマンゴーソースで味わいます。絶妙のバランス。甘さ控えめなのもうれしいです。

〜高級中華も召し上がれ〜

原只木瓜炖血燕<br>
赤い燕の巣って日本ではあまり有名ではないですよね。燕の血が混じったもので、透明なものよりも希少価値が高く、また栄養価も高いと言われています。

原只木瓜炖血燕
赤い燕の巣って日本ではあまり有名ではないですよね。燕の血が混じったもので、透明なものよりも希少価値が高く、また栄養価も高いと言われています。

蚝皇吉浜鮑<br>
干し鮑のオイスター煮込みの中でも王様級の一品。表面に切れ込みがあるのが特徴なんだとか。

蚝皇吉浜鮑
干し鮑のオイスター煮込みの中でも王様級の一品。表面に切れ込みがあるのが特徴なんだとか。

東瀛扣四宝<br>
アワビ、なまこ、干し貝柱、干し椎茸が一皿に!

東瀛扣四宝
アワビ、なまこ、干し貝柱、干し椎茸が一皿に!

蟹粉魚翅<br>
蟹ミソとフカヒレの融合。上海と高級中華の融合ともいえます。

蟹粉魚翅
蟹ミソとフカヒレの融合。上海と高級中華の融合ともいえます。



いかがでしたか?こちらのお店は、それほど席数があるわけではなく、ほとんどが個室なので、特に夜は満席になってしまうことが多いそう。早めに予約をして下さいとのことでした。2001年オープンの歴史はまだまだ浅いながらも、既に上海に4店舗、北京に1店舗をはじめ、青島、寧波、天津、ハルピンなど中国全土に支店があります。彼らの目標は「100年続く名軒を作ること」。店名の「名軒」もそんな願いを込めてつけられました。今では、利用客のほとんどは必ずまた訪ずれたくなる立派な「名軒」になっています。ぜひ上海へお越しの際は一度足を運んでみて下さい。以上、上海ナビでした。


記事登録日:2010-06-30

ページTOPへ▲

関連タグ: 高級中華 フカヒレ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-06-30

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供