阿娘麺

今日の午前中に上海に移動してきました。お昼過ぎに阿娘に行きましたが、時間をずらしてもそこそこ客がおりました。まずは、黄魚麺25元、咸菜5元を試しました。先代亡き後の若い世代もがんばっているなとおもうような味で、汁や麺の状態は以前と同じです。また夜も思南路に出かけますので、今晩も試したいと思いまして、伺いました。今度はお客さんも多くなく落ち着いた雰囲気でいただけました。蟹粉麺39元、加麺2元、咸菜5元、王老吉10元とじっくり阿娘を味わいました。番号の呼びかけが普通話主体になっているのはちょっとした変化ですね。阿娘現役のころは、上海語が最初でした。聞けば、最近の地元の若者はあまり上海語を使わないそうです。これも時代の流れでしょうか。
なお、営業時間は11:00-21:00と掲示がありました。 

先代が切り盛りされていたころから（旧店舗）常連でよく出かけておりました。黄魚麺は招牌な一品ですね。秋には気張って蟹黄麺を試したりしました。脇役の漬け物もよいアクセントです。たしか自家製だったと記憶しております。8月末に渡滬しましたが、用事に忙殺されて賞味は適いませんでしたが、次回は是非と念じております。今も先代の味が受け継がれているのでしょうか。 

蟹粉麺が美味いです。３７元と少々お高いですが、その価値はあると思います。そばは、中華麺というより和そばに近い食感です。入口近くに鎮座するおばさんから食券を購入します。ここでは上海人も列を作って並んでいます。割り込みもありません。ところが、テーブルを確保する段階では、仁義なき戦いです。いつも満席です。遠慮していると食べられません。食べ終わりそうな人の後ろに立ち、待ちます。席に着きましたら食券をフロア係りのおばさんに渡します。おばさん達は、厨房に注文を通したら、どのテーブルの注文かなど覚えていないようです。出来上がると大きな声でメニュー名を叫び、客はそれに呼応して叫びます。中国語がわからない場合には、『不知道中話』と紙に書いて何度もアピールしましょう。不親切なようで結構親切ですので。このような経験をしたくない方は、別の店に行きましょう。