大型舞踊服飾 「中華五千」

CLASSIC OF CHINA−Fashion Miniature of History大型舞蹈服饰 《中华五千》

閉店・移転、情報の修正などの報告

中国五千年の歴史をコスチュームの変遷と舞踊で紐解く「中華五千」を、現代上海のシンボルタワー“東方明珠塔”のふもとで鑑賞!

こんにちは、上海ナビです。
上海観光“夜のアトラクション”、まだまだこんなのがありました!
夜景でもなく、ゴージャスディナーでもなく、クラブバーでもなく、そして雑技でもありません。
それは、アジアでナンバーワンの高さを誇るテレビタワー「東方明珠塔」のふもとで開催されているというエンタテインメント“ 大型舞踊服飾 「中華五千」 ”――!!!
こんな大型で派手なタイトルなのに情報量が少なく知名度も低め、一体どれくらい楽しめるのかここでナビが偵察することに! 出発前に手渡されたのは、チケットと微妙な日本語の解説文。
珍しく今後の展開がまったく想像できません。うーん、どうなるんでしょっ!
宋朝

宋朝

元朝

元朝

唐朝

唐朝

明朝

明朝

清朝

清朝

~劇場は観光のメッカ “東方明珠塔” の足元です~
ショーが行われるのは “上海国際新聞中心” 。住所は東方明珠塔8号門とあるので「タワーの中で見れるの?!」と一瞬勘違いしがちですが、そうではありません。あくまでも “塔のふもと” なのです。2007年8月から公演が始まり、毎日夜7時半~開催されています。では、明るい昼間の写真を活用しつつ、“上海国際新聞中心”までの行き方をご案内しましょう。
地下鉄1号線「陸家嘴」1号口を出ると、目の前にそびえるは高さ468mの東方明珠塔! 地下鉄1号線「陸家嘴」1号口を出ると、目の前にそびえるは高さ468mの東方明珠塔!

地下鉄1号線「陸家嘴」1号口を出ると、目の前にそびえるは高さ468mの東方明珠塔!

タワーに向かって信号を渡ると、1号門があり右手に東方明珠塔に入る為のチケット売り場が見えます。せっかくだから、開演時間よりも1時間半くらい早めに行って、東方明珠珠塔の展望台から急速に発展中の上海市街を見渡してみよう!
夜7時になるとタワーもライトアップ!さて、先ほどの1号門前を右手に進むとすぐ8号門に到着です。“上海国際新聞中心”はこの8号門を入ってまっすぐ歩いた左手にあり、2階に劇場があります。
ちなみに8号門の左手にチケット売り場があり、ここで直接公演チケットを購入することができます。(チケット販売は夜7時迄です)

大型舞踊服飾 『中華五千』の概要とは…

『中華五千』は、中国古代の唐から宋、元、明、清の五代から現代に至る歴史と文化を、各時代を反映した華麗なコスチュームと舞踊の中に表現したエンタテインメントショー。
この舞台のオリジナルは上海歌舞団による「金舞銀飾」で、1987年以来世界十数ヶ国で公演されてきたもの。2002年にパリで上海万博の申請を行う際にも公演されたそうなんですよ。
約1時間の舞台で、なんと約1,200種類もの衣装が登場するということで、ちょっと楽しみ?!
☆ 世界史が苦手だったアナタに、ちょいと時代ガイド ☆
ショーの舞台となる中国の時代イメージを、これでサラリと掴んでみよう!

いよいよ舞台の幕開けです

【序幕】
幕開けは西安の兵馬俑を思わせる背景が舞台。古代戦士の衣装を身につけたダンサーが、太古の歴史を誇るダイナミックな舞いを繰り広げます。
引き続き、薄いシルク屏の向こうで、神秘的な音楽とともにゆるやかで魅惑的な舞いが始まります。それは、まるで観客を悠久のアジア世界に誘うかのよう。
【第1幕:唐朝】
唐朝時代の服飾テーマは“媚(=麗しさ)”。奥深い宮中の香るようなしなやかな世界が、宮中美女たちの軽やかな衣装と踊りで演出されます。唐代の服飾は流行の変化も早く、ファッションが旺盛を極めた時代とも言えるそう。
引き続き現れるのは、牡丹のように色彩艶やかな衣装。日本の振袖を思わせるドレスは、日本人のナビも一度は袖を通してみたくなる美しさ!
フィナーレは、王と后を思わせる男女の堂々たる登場です。
【第2幕:宋朝】
宋朝時代のテーマは“俗(=大衆的なもの)”。当時の庶民の子供たちを思わせる衣装や小道具を手に、おどけた調子ではじけまわる様子には、客席からも笑いの声が。この時代は、自然でカジュアルなスタイルが生まれたのが特徴。
そこに現れる少年団。牛の角のような武器を両手に威勢よく陣を組みます。
そうかと思うと、突然現れるのは蓮の花の妖精たち。大衆世界からおとぎの世界へ一気にワープ!その理由を知るには、ナビにも卓越した想像力が必要かも…。;
【第3幕:元朝】
大らかな宋朝とは一変し、元朝服飾のテーマは“威(=威厳)”。日本史の時間で習った“元寇(1274年、81年の2度に渡る元軍の日本襲来)”を想起させるように、この時代の服飾は戦地に赴く男たちの装いから切り離せません。
男たちの威風堂々とした潔い踊りは、まるで風を切るかの如く!騎馬民族として知られる蒙古族と漢民族の特徴が融合し、派手さに素朴さを残したスタイルがこの時代の主流だったそう。
途中で、十八番(と言っていいのだろうか?!)の愛を語らうシーンもあったり…。
「男は戦い、女を守り、その縮図が描かれ…」というのはナビ、少し言い過ぎですね。
【第4幕:明朝】
明代の服飾テーマは“俏(=垢抜けていること)”。この時代になると従来の形式にとらわれない新しい服飾美学が生まれたそう。そして、この時代は京劇よりも歴史ある昆劇が起こった時代。昆劇、そして後の時代に発展した京劇を思わせる白絹の袖による舞が見られます。
男性ならではの、キリリとした袖舞も!衣装、動き共に、なかなか爽快な舞台です。
そして、京劇にも登場するような派手な武装衣装を身につけた女性たちが現れ、時は清朝へと移り変わります。
【第5幕:清朝】
映画『ラストエンペラー』を思わせる衣装に身を包んだ男たちが、威厳ある風格で登場。礼節を表すような動きが、大国の尊厳を表現しています。
清朝のテーマは“嬌(=愛くるしい美しさ)”でもあります。この時代に現れたチャイナドレスの原型を思わせる衣装に身を包んだ美女たちが次々に現れ、観客を魅了します。
こちらの女性がはいている高靴は、日本の和装でも使う“ぽっくり”のよう。小さい頃、ぽっくりを履くのが少し怖かったように、この高靴も慣れないと歩くのが大変なんだそう。
大きな扇を使った舞いは、王朝の栄華を知らしめるかのよう。
【終幕】
最終ステージでは、現代にも受け継がれる民族衣装をまとった男女が楽器を持って続々と登場します。
そして、堂々のフィナーレ!

そして、堂々のフィナーレ!

1時間という適度な時間配分もあり、意外と楽しませていただいた今回のステージ。
今回は上海歌舞団と上海東方青年舞踊団とのジョイント公演ですが、実はこのジョイント、今年8月には日本で日中国交正常化35周年記念公演「WILD ZEBRA」を終えたばかり。舞台を楽しんでいる時には、全く知りませんでした(恥)。

雑技団に舞踊団、まだまだいっぱい中国ならではのステージ!
こうなったら次回はナビもついに京劇鑑賞にチャレンジか!?
以上、上海ナビがお伝えしました!

記事登録日:2007-09-06

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スポット登録日:2007-09-06

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