牛皮影社

ニィウピーインショー牛皮影社

閉店・移転、情報の修正などの報告

2千年以上の歴史を持つ“牛革製の影絵人形”は、独特の雰囲気が味わい深い!

こんにちは、上海ナビです。

皆さんは中国伝統の民間芸術の1つ 「皮影戯 (ピーインシー = 影絵芝居)」というものをご存知ですか?

これは動物の皮から作られた影人形に照明を当て、スクリーンに写し出された影絵の動きを物語りと共に鑑賞する古典人形劇の1つ。紀元前の漢の時代にその原型が出来上がったと言われる、歴史の古い芸術なんです。
現代では希少になった皮影戯ですが、豫園近くの “ 上海老街 ” でこの皮影人形を扱う 「牛皮影社 (ニィウピーインショー)」 というお店を発見! 皮影人形の魅力を探りつつ、今回はこちらのお店を皆さんにご紹介しようと思います。
■ お店は上海老街沿いにあります
「牛皮影社」 があるのは豫園商城エリアにある “ 上海老街 (方浜中路) ” 沿い。清代の面影を再現した一帯には中国伝統工芸やアンティーク調雑貨などのお店が目白押しで、見て歩くだけでも中国気分を満喫できる場所です。
河南南路 (上海老街の門) 側から入った場合は、そのまま通りを東へ進みましょう。旧校場路の少し手前まで来ると左手にお店があります。旧校場路側から行く場合は1分くらいで到着しますよ。
「牛皮影社」 の前は、こんな風に歩道が広くなっています。のんびりくつろいでいるおじさんの背後にあるのがお店です。

~小さな店内は皮影人形カーニバル~

お店に足を踏み込むと、周囲一面に皮影人形! 今までアンティークショップでも見かけたことのある皮影人形ですが、こちらにはキレイに額装されたものも並んでいます。
壁に目をやると、昔の王朝時代の人々を想像させるような男女の人形がたくさん並んでいますね。近づいてよく見てみると、それぞれの衣装のデザインの細かさに驚きます。このように丹念に塗り分けられた色は、絵の具で皮の両面に施されているんですよ。
反対側の壁にも同じようにワイヤーで人形が飾られています。なんか、こうしてお部屋にワイヤーを張ってクリップで留めるだけでも、上手にすればステキなインテリアになりそう。価格は1体180~350元前後です。

~中国ならではのキャラクターと言えば…!~

★西遊記!
王朝貴族たちの間にふと現れたのが、どこかで見覚えのある … 。もしかして皆さん 『西遊記』 のご一行さんでしょうか? 孫悟空に三蔵法師、沙悟浄、猪八戒 … あれ、1人多いような気も。西遊記の影絵だと日本人にも意図が分かりやすいし面白いですよね。
皮の色味をそのまま生かしたこちらのバージョンもありました。西遊記のセットは4個で600元だそうです。「モンキーマジック」 と 「ガンダーラ」、歌うならどっち? 皮の色味をそのまま生かしたこちらのバージョンもありました。西遊記のセットは4個で600元だそうです。「モンキーマジック」 と 「ガンダーラ」、歌うならどっち?

皮の色味をそのまま生かしたこちらのバージョンもありました。西遊記のセットは4個で600元だそうです。「モンキーマジック」 と 「ガンダーラ」、歌うならどっち?

★北京五輪キャラクター「福娃」!
そして、2008年北京オリンピックのマスコット 「福娃」 も見つけちゃいました。 こちらは額入り280元。うーん、こういうのを堂々と商品にしてしまうあたりが、中国らしいなぁ~。
他の皮影人形はちゃんと腕や足などの各関節を動かせるようになっているんですが、2頭身の 「福娃」 たちにそこまでの機能無し。“ ドラえもん ” も多分同じようになってしまうんでしょう。

~額装でそのままインテリアに~

お店のディスプレイを応用して、ワイヤーで飾るのもなかなかいい感じだと思うんですが、こうして額縁に入ったものも購入できます。色鮮やかなものも、皮本来の色を生かした渋いものも両方選べますよ。
男性が傘を持って女性をお迎え♪ 影人形ならではのぎこちない動きがまたお茶目。それにしても、衣装デザインが本当に凝っている上、手首の関節までちゃんと動かせるのが素敵。ってことは、自己流にポーズを変えさせることだって可能なんです! ちなみにコチラは550元。

また、このように頭の部分だけを台紙にのせてパックしたものなら50元で購入できるんですよ。元の素材に特徴があるから、これだけでも十分絵になりますよね。サイズもお値段もお土産に最適!
どうせお土産にするなら、こんな小さな額に入ったものの方が後々飾りやすいかも。額装バージョンは1つ80元で購入できます。
しかし!
頭は何も小さな額装のためだけに用意されるものじゃないんです。関節ごとに約10箇所のパーツに分けて製作される皮影人形は、頭の部分を付け替えることも可能。
ちょっとした着せ替え人形もできちゃうんですよ。

~切り絵感覚のアートとしても~

さらに、人形以外にも皮影人形の技術をそのまま使い、「剪紙 (紙の切り絵)」 と同様のスタイルにした色鮮やかなアートも。「金魚や蓮の花が好きなんだけど…」 なんて呟くと、そういうモチーフのものを作ってもらうことだってできそうです。
お店の一角には、紙で出来た普通の 「剪紙」 も並んでいました。干支にちなんだ動物シリーズから古代戯曲に由来しそうなもの、縁起をかついだもの、そのモチーフもさまざま。こちらは50~180元前後です。
最後にもう1つ、こちらはあまり主力商品ではないかと思いきや、購入されていく観光客が意外にも多いという「泥塑京劇人形」です。高さ20cm弱の額装でお値段はどれも180元。

一見、動物の皮で作られたとは思えないこの皮影人形。切り絵のようでありながら、それをも超えるようなさらに緻密なデザインに驚くはずです。実物を見ると練りアメのようなツヤと透明感があるんですが、透明感が高く、均一な厚さに整えられた皮材が上質な皮影人形の要にもなっているんだとか。

近年はこの伝統工芸を受け継ぐ人が少なくなり、アンティークの古い品よりむしろ新しいものの方が高くなっているそう。ただ、こちらのお店はわりと程々というか適正価格になっていると思います。とても気軽に入れる雰囲気のお店なので、ちょっとでも興味をもたれたなら、今度ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

以上、上海ナビがお伝えしました。

記事登録日:2008-04-22

ページTOPへ▲

関連タグ: 伝統工芸品 皮影戯

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-04-22

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供