冬の上海旅行の楽しみ方

寒い日の上海はこう過ごす! お土産にしたい冬グッズ、温まる冬グルメもご紹介♪

こんにちは、上海ナビです。
冬休み、クリスマス、お正月、バレンタインなど、ワクワクするイベントが多い冬。連休を使って海外旅行に行くという方も多いのではないでしょうか。が、上海の冬は日本と同じようにものすごく寒いことで有名です。でも、今回はあえて極寒の上海の楽しみ方を考えてみました。「なんでわざわざ寒い国に?」「南国リゾートで決まり!」という方も、ちょっと行ってみたくなるかもしれない冬の上海をご紹介します。

冬の上海を楽しむコツ

祝祭日の過ごし方
冬の一大イベントといえば春節(旧正月/日付は毎年異なります)。大晦日に爆竹が鳴らされ、激しい帰省ラッシュが起きることは世界的に有名です。地方行きの交通機関や観光地が大混雑するのに対し、期間中の上海市内はたとえるならお盆休み中の東京のよう。意外に静かで快適に散策できます。また、クリスマスは人気レストランやホテル、バーなどの予約が取れないことも。貸し切りパーティーや忘年会で激混みのお店もあります。人気店は必ず事前に予約を。
いつもは静かなバーやレストランも、パーティーや忘年会で予約困難に

いつもは静かなバーやレストランも、パーティーや忘年会で予約困難に

春節前後は駅や空港が混み合います

春節前後は駅や空港が混み合います

店内でもコート着用

店内でもコート着用

寒さ対策を万全に
気温を見ると「東京と同じくらい?」と思うかもですが、上海は冷たい空気が湿っており、まとわりつくような寒さがあります。暖房を入れてないお店、窓や入り口のドアを開けっ放しのお店も。また、昔ながらのエアコンを使っている施設が多いため、顔は熱いのに足元は極寒状態になることも。重ね着、ダウンコート、帽子、手袋、二重くつ下くらいの完全防備でお出かけを。
人が多い場所に行かない
クリスマス、バレンタインなど、地元の人も街に繰り出すイベントの日は街もお店も激しく混み合います。2014年の大晦日には、カウントダウンイベントに集まった人が将棋倒しになり、数10人の死者が出るという事件も発生。混み合う場所やイベントには無理に行こうとせず、余裕のあるプランでのんびり過ごしましょう。
普通の街角や住宅街散策もお勧めです 普通の街角や住宅街散策もお勧めです

普通の街角や住宅街散策もお勧めです

ほか、寒い日は全日程暖かい車内で観光できる一日チャーター車が利用価値大。インフルエンザ情報が気になるとき、旅先で風邪を引いてしまったときなどに役立つ記事も一読を。

冬こそ行きたい観光地

寒いけど、せっかく冬に来たのだから見に行きたい風景、場所を選んでみました。
夜景スポット

冬の外灘や黄浦江クルーズは我慢大会並みの寒さです。でも! 室内でも素晴らしい夜景は見られるんですよ。高級店が多いけど、値段をよく調べると「展望台入場料>夜景バーのカクテル1杯」。ナビはお酒と快適さを選びます(笑)。週末や祝祭日の窓際席は事前に予約を。
室内で夜景を楽しめるスポットもあります

室内で夜景を楽しめるスポットもあります

冬の上海旅行の楽しみ方
「パークハイアット上海」からの夜景

「パークハイアット上海」からの夜景

外に出ないで、自分の部屋から夜景を楽しみたい方にはこのホテルがお勧め。予約時に「リバービューのお部屋」と指定すれば確実に絶景を楽しめます。

冬に行きたい観光スポット

春節の豫園商城
お正月飾りで真っ赤の土産物店、元宵節のランタンフェスタなど、一年でいちばん中国らしさを味わえるのがここ。豫園商城の敷地内を出て四牌楼路方面の路地裏を探検すれば、住民たちのお正月の過ごし方を垣間みることができます。
一年でいちばん活気があって中国らしい雰囲気を味わえます 一年でいちばん活気があって中国らしい雰囲気を味わえます

一年でいちばん活気があって中国らしい雰囲気を味わえます

公園散歩

寒いけど、早朝から体を動かしにやってくる地元のお年寄りたちに元気をもらえます。1〜2月は、ツバキ、ロウバイなどが見ごろに。
1〜2月はロウバイの季節

1〜2月はロウバイの季節

集まる中高年は薄着で元気

集まる中高年は薄着で元気

雪が降る率は上海より低いかも

雪が降る率は上海より低いかも

断橋残雪

杭州の世界遺産「西湖」の1エリアで、「雪の降った翌日、やや雪が溶けた晴れの日」に見るべき場所とされています。そんな日に当たる確率はとても低いのですが、遭遇できたらかなりラッキー。のんびり散策してみましょう。

外に出たくないほど寒い日は……

冷たい雨やみぞれが降ることも多い上海。「街歩きは無理」と思ったら、こんな場所で過ごすのはいかがでしょうか。
見応え満点の「上海自然博物館」

見応え満点の「上海自然博物館」

室内アミューズメント

ダントツのお勧めは2015年オープンの「上海自然博物館」。半日はたっぷり過ごせるボリュームで、子どもから大人まで楽しめます。ほか、屋内で爬虫類やヤギと触れ合える「上海大自然野生昆虫館」もお勧め。蝋人形館や変わり種博物館も楽しめます。
室内で動物に会える「野生昆虫館」

室内で動物に会える「野生昆虫館」

蝋人形館もあるよ

蝋人形館もあるよ

温浴施設&スパにこもる

お風呂やサウナ、岩盤浴でのんびり過ごすなら「極楽湯」や「NEW STER」へ。肌の乾燥や血色の悪さ、冷えなどが気になるなら、スパやエステでここぞとケアしてみては。
大型スーパー銭湯でリラックス

大型スーパー銭湯でリラックス

韓国式サウナに挑戦

韓国式サウナに挑戦

5つ星ホテルのスパに挑戦するならこちらへ。上海の高級スパは、五行トリートメントや漢方系マッサージを取り入れている外資系スパも多く、ひと味違う体験ができます。もちろん宿泊していなくても利用できますよ。ナビお勧めのスパがあるホテルはこちら。

上海の冬グルメ

路上で炭を熱する東北火鍋のお店

路上で炭を熱する東北火鍋のお店

火鍋、羊肉料理、四川料理など、体が温まる名物料理が多い上海。まずは以下の記事を一読してみて。
火鍋

火鍋

四川料理

四川料理

体を温める羊料理

体を温める羊料理

お勧め冬グルメのお店

大寒、冬至など、旧暦の季節に合わせてインテリアを変える精進料理店「大蔬無界」は、おしゃれにヘルシーに食事したい方にお勧め。オーガニックにこだわった一人火鍋のお店「斉民市集」は、イマドキ上海人女子に人気です。
インテリアが冬仕様になる「大蔬無界」

インテリアが冬仕様になる「大蔬無界」

有機野菜たっぷり火鍋の「斉民市集」

有機野菜たっぷり火鍋の「斉民市集」

春節から元宵節の間に味わいたいのは、アツアツスイーツ「湯圓」です。豫園などに専門店があるので探してみて。ほか、熱燗で紹興酒を味わいたい「孔己乙酒家」も冬向きのお店です。上海蟹も楽しめますよ(12月ごろまで)。
湯圓や紹興酒の熱燗も冬ならではの上海グルメ。上海蟹もぎりぎり旬で楽しめます

湯圓や紹興酒の熱燗も冬ならではの上海グルメ。上海蟹もぎりぎり旬で楽しめます

冬の上海旅行の楽しみ方

上海で手に入る冬グッズ

自分用にも、クリスマスプレゼントにも使える冬グッズ、あったかグッズはここで。上海らしい冬物を探してみました。
カシミア製品

失敗のない中国土産の代表格といえばカシミア。スペシャルなプレゼントとして、また上海が思ったより寒かったと感じたときの自分用の買い足し衣料としてお勧めです。日程に余裕がある方はオーダーメイドに挑戦を。
クリスマスグッズ

全世界のクリスマス飾りの9割を生産しているといわれる中国。上海では、豫園エリアの雑居ビルが卸売販売の拠点になっています。ツリーのオーナメント、パーティーグッズ、テーブルウエア、ラッピンググッズなどが破格で手に入るんですよ。
キャンドルやハンドクリームをお土産に

キャンドルやハンドクリームをお土産に

ちょっとうれしい冬ギフトのお店

大豆油キャンドルやハンドメイドのクリーム類が人気の「REGALO+EcoShop」、温湿布や漢方のど飴などが手に入る昔ながらの薬局、フェルト人形が人気の「La Woo」、タイツやルームソックスなどのあったか小物が安く手に入るファッション系市場などもお勧め。お土産選びの際はのぞいてみて。
「La woo」のフェルト人形

「La woo」のフェルト人形

服飾市場の冬小物はいくつあっても◎

服飾市場の冬小物はいくつあっても◎


いかがでしたか? 上海は地図で見るとけっこう南にあるため、暖かい場所と思っている方も多いようです。でも、真冬ははっきり言ってオフシーズン。快適に楽しむにはちょっと工夫が必要かもしれません。お店やツアーの事前予約を忘れずにして、のんびりと街歩きを楽しんで下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-11-05

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