話題のお店からお勧めメニュー、ワゴンフード、予算まで! パーク内の食べ物事情を大公開。
こんにちは、上海ナビです。
ディズニーランドといえば、アトラクションだけでなく食事や食べ歩きも楽しみの一つですよね。むしろそっちの方がメインという方も多いのかもしれません。ということで今回は、上海ディズニーランド内のレストランやワゴンフードを大調査。実際にナビが食べた感想、店内を見た感想をご紹介したいと思います。最初に食事の場所を決めてからまわれば効率よくパーク内を見て歩けるハズ。ぜひ参考にしてみてください。
※2016年8月現在のお勧めをご紹介しています。店名は公式マップ、現地店舗の看板の英語名をカタカナに直して表記しています。
予算と利用法基礎知識
まずは事前に知っておきたい予算と使い方から。前評判や口コミのとおり、値段はレートにもよりますが「日本よりやや高い印象」です……。節約派の方も一読を。
<利用法>
料理を受け取るカウンターとレジが離れていて、好きな席に自分で料理を運んで食べる「クイックサービス」式と、テーブルでオーダーできる「テーブルサービス」式があります。ほかに食べ歩きフードを売るカウンターやワゴンも多数(それぞれワゴンやエリアで販売されているものが変わります)。
食事どきは混み合います
主流の「クイックサービス式」は、食べる場所が外にしかないお店も。真夏や真冬は、屋外で食べられるお店を選ぶのがコツです。また、レジ、カウンターが数ヵ所ある「クイックサービス」式では、同じレストランでもカウンターごとにメニューが異なることがあります。何を食べたいか決めてから、お目当ての料理を扱っているカウンターに並べばOK。レジ、カウンターでの注文は指差しでできます。また、食後はトレー、食器をテーブルに置きっぱなしで大丈夫。店員さんが片付けてくれます。
各レストランの営業時間は、当日入場時にもらうパンフでチェックを。レストランごとに異なりますが、目安は11時〜21時。要予約のお店もあります。
「タングレット・ツリー・タバン」のメニュー。ほかのお店も基本的にこんな感じの品数です
<メニュー>メニューは、各店ともメインのセットメニュー4種、キッズメニュー2種、ベジタリアンメニュー1種、スイーツ1〜2種、ドリンク類を揃えています。洋食系でも中華風の味付けメニューが多いこと、メインのセットメニューは二人でシェアでもOKのボリュームだということを知っておきましょう。ナビはほとんどのお店で友達と一品をシェアしました。フォークなどは二つもらえます。
支払いに使えるカード一覧です
<予算>予算は、主流の「クイックサービス」式でドリンク込み80元が相場。持ち帰れるスーベニアカップ、プレートを付けるとプラス80元ほどになります。キッズメニューは60元〜、点心などのサイドメニューは30元〜。また、ドリンク類ですが、園内で販売されているペットボトル飲料は10〜15元と園内価格になっています。
以上を踏まえ、ランチとディナー各1食、ワゴンフードのおやつ購入1回、ドリンクを1回購入したとすると、一日の飲食の予算は一人約200元になります(いちばん安い価格帯を選んだ場合)。
インスタントでした……
番外1:コーヒー事情「クイックサービス」式のレストランで出て来たのは右の写真タイプ。カップにお湯だけ入っていて、インスタントを溶かして飲むタイプでした……。このコーヒーが出て来たお店は「トライバル・テーブル」です。すべてを確認したわけではありませんが、ほかのお店もこれに近い形だと思われます。こだわる方は、パーク外「ディズニー・タウン」内のスタバで。買ってから入場している人もけっこういましたよ。
「バルボッサ・バウンティ」にて。海賊は、入店前に武器をここへ
番外2:インテリアを鑑賞しようパーク内のレストランは内装や外観にこだわったものばかり。気づく人は気づく隠し装飾や、映画の世界を再現しているものなども。食事だけでなくぜひ店内も散策してみて下さい。あと、上海市内のレストランって、どんな高級店でも、日本人経営でも、インテリアや調度品、飾りがちぐはぐだったり、壁や家具のキワ部分の塗装、内装のちょっとした汚れなどが気になったりしますが、さすがディズニー。どのお店も完璧でした!
各レストランにセルフサービスの給湯器があります
番外3:お湯がタダ!上海ディズニーランドならではのサービスといえばこれ。中国人は、手持ちの水筒で普段のお茶を飲んだり、カップラーメンを食べたりする人が多いので、各レストランに無料給湯コーナーがあります。これ、日本人的にも使えるかもしれません。というのもパーク内のドリンクは、ミネラルウォーター以外はコーラなどの甘い系飲料しか売っていないから。保温マグやティーバッグを持参すれば、レストランでのドリンク代を節約できます。
お勧めレストラン&食べ歩きフード
それでは早速、お勧めレストランから見て行きましょう。
※2016年7月現在、特にお勧めのお店のみ紹介しています。
純中国風の外観。館内は5つのゾーンに分かれています。見学だけでも充実感あり
◯
ワンダリング・ムーン・レストランエリア:ガーデン・オブ・イマジネーション
ジャンル:上海風中華
予算:80元〜
紅焼肉が乗ったご飯、ボリュームたっぷりのシュウマイ(黒酢付き)など、上海らしいメニューが揃います。味も市内のローカル店の味でした。江南式の世界遺産庭園を意識した建物だけでも必見。店内はエリアごとにインテリアが変わり、書画や陶磁器がふんだんに飾られていてとにかくゴージャス。足元や照明のデザインにも注目してみてください。
見晴らし抜群の長ーいカウンター
◯
スターゲイザー・グリルエリア:トゥモローランド
ジャンル:ファストフード
予算:75元〜
ハンバーガー、ポテト、ドリンクのセットをメインにしたファストフードレストラン。中華な味付けのバーガーも揃います。ささっと食事したい人向けですが、夜のテラス席の眺望はパーク内トップの必見度。屋内席もテーブルも広いので、エアコンが効いた中でマップを広げながら計画を立てる、休憩するなども可能。
遠くから見ると塔も見えます
◯
タングルド・ツリー・タバンエリア:ファンタジー・ランド
ジャンル:中華系プレート、麺
予算:80元〜
『塔の上のラプンツェル』がモチーフのレストラン。四川風チキン、モンゴル風肉野菜炒め丼など、普通においしいかったです。ただしボリュームたっぷりなので、親子や女子二人なら一つをシェアでいいかも。テーブルは主に外席のみなので、気候のいい時期向けです。
まずは外観も隅々まで見てみて
◯
バルボッサ・バウンティエリア:トレジャー・コープ
ジャンル:中華風BBQ
予算:80元〜
特大スペアリブやチキンなど豪快なメニューが揃う人気店です。TDLで言えば「ブルーバイユー・レストラン」。こちらも「パイレーツ・オブ・カリビアン」のライドから店内が見えます。海賊モチーフの絵画やインテリア、外観も必見。屋内席が多くエアコンが効いているのもポイントです。
チーズケーキをトッピングしたアイス
◯
イル・パぺリーノエリア:ミッキーアベニュー
ジャンル:スイーツ
予算:35元〜
アイスクリームとワッフルがメインのカフェ。ドナルドダックが経営しているというコンセプトです。アイスは市内でお馴染みの蒙牛製。たっぷりのトッピングとミルクが濃厚なアイスが絶品でした。ちょっと休憩したいとき、待ち合わせしたいときにお勧め。テーブルは外席のみです。
待ち合わせにぴったりの位置
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注文後にトッピングしてくれます
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◯ピノキオ・ヴィレッジ・キッチン
エリア:ファンタジーランド ジャンル:ピザ 予算:85元〜
北京ダック、チャーシューなどの中華具材がユニークなミッキー型のピザが話題です。ナビが食べたのは北京ダックピザ。甘味噌のソースときゅうりが意外に合う!? トマトとチーズなど、スタンダードなピザもあります。1枚を二人でシェアしてちょうどいい量でした。
ファンタジーランドの雰囲気に溶け込む外観
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このピザがあるのはこのお店!
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部族料理がコンセプトだそう
◯
トライバル・テーブルエリア:アドベンチャー・アイル
ジャンル:中華
予算:80元〜
地方色豊かなややがっつりめの中華料理を味わえます。お腹を空かせて行きたいお店No.1かも。館内の調度品のかわいらしさも必見です。
イチ押しのシーフードラクサ。見た目以上のおいしさです
◯
ミッキー&パルス・マーケットカフェエリア:ミッキーアベニュー
ジャンル:点心、軽食、麺
予算:30元〜
「使えるお店」としてはパーク1かも。小籠包などの点心や麺料理、東南アジア料理などさまざなメニューが揃っていて、屋内席が広いので(ベンチシート、映画が見られる席などさまざま)、小さな子ども連れの方にイチ押しです。ナビのお勧めはシーフードラクサ。スープは濃厚できちんとスパイシーで。エビ、ウズラの卵、パクチーなど具もしっかり入ってます。東南アジア料理好きはぜひ。
朝ご飯にもいいかも
◯
レミーズ・パティスリーエリア:ミッキーアベニュー
ジャンル:スイーツ、パン
予算:30元〜
遊び心満点の店舗デザインが話題。『レミーのおいしいレストラン』がモチーフになっています。オープン直後の朝、アトラクションに向かって進むお客さんの横で、このカフェのテラス席でくつろいでいるお客さんたちがいました。何となく、通でクールなパークの楽しみ方だな〜と思いました。
トレーに選べるパンのコーナーと、
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ショーケース入りのスイーツがあります
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ナビもいつか体験したい!
◯
ロイヤル・バンケット・ホールエリア:ファンタジー・ランド
ジャンル:洋食のコース料理
予算:300元前後
お城の中にあるメインレストランなのですが、ナビはまだ体験してません……。ディズニープリンセスにも会えるブランチやディナーコースなども。要事前予約です。ここで食事をするなら、ここメインに過ごす日程を考えた方がいいかも。
こんなワゴンやカウンター式のお店が点在しています
<ワゴンフード&食べ歩きフード>「食事よりアトラクション!」という方はこちらをチェック。エリアごとに販売されているものが変わるので、食べたいと思ったらその場で買うのがコツです。
手袋付き!
◯
ターキーレッグ(55元)
エリア:トレジャー・コープ
店名:トルトゥーガ・トリート
上海人にいちばん人気の食べ歩きフードです。人気ありすぎなので、時間限定、数量限定で即売り切れてしまう日も。絶対食べたい方は、売り場の位置と、お店の前に書かれたその日の販売時間をチェック。ナビが訪れた日は午後2時販売開始で3時半ごろには売り切れました。トマト風味のBBQソース味です。
ミッキー型
◯
ミッキー・プレッツェル(30元)
エリア:ファンタジー・ランド
店名:ミッキー・プレッツェル・カート
ミッキー型のプレーン味プレッツェル。小さな目立たないワゴンで販売しているのでじっくり探してみて。食事し損ねたときなど、これを片手にアトラクションの行列に並ぶのもいいかも。
ミニー型はあんまんです
◯
ミッキー肉まん(35元)
エリア:ファンタジー・ランド
店名:マーリンズ・マジック・レシピ
ミッキーの形の肉まんと、ミニーの形のあんまんが揃ってます。こちらも食事時間の節約に便利。ほか、チャーシューパイ、チキンパイもありました。
トロン型!
◯
キャラメル・ポップコーン(30元)
エリア:主にファンタジー・ランド、トゥモローランドのポップコーンワゴン
TDLでもお馴染みの香りとフレーバーのキャラメル味。紙パック入りは30元、プラスチックのバケツ入りは65〜110元(形によって異なります)でした。上海限定なのはトロン型。世界でここだけの販売です。
ソーダ味です
◯
キャラクターアイス(25元)
エリア:ガーデン・オブ・イマジネーション
店名:ピクニック・バスケット
夏季限定かもですが、キャラクターパッケージのアイスキャンディが登場しています。ほかにミッキー、ミニー、ドナルドがありました。あまりに暑かったこの日、ナビは見た目も涼しいオラフをチョイス。
ほか、ワゴン、カウンター式のお店のメニューを集めてみました。気になったものをぜひ試してみて下さい。ナビもいつか全店制覇したいです♪
四川料理の樟茶鴨!
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ホットドック
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ラップサンド
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ご飯物を買えるカウンターも
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エントランスにいちばん近いドリンク&お菓子売り場
番外4:お役立ち店◯
チップ&デールズ・ツリーハウス・トリートエリア:ミッキーアベニュー
ジャンル:ドリンク、アイス、お菓子
冷たいドリンク、アイス、スナックなど、入園直後に揃えておくならエントランスを入ってすぐのこちらへ。限定パッケージのペプシやアイスもありました。「パレードは何時からですか?」「雨でもショーはありますか?」など、入場時に気になる疑問もついでに店員さんに聞いてみて。
帰りに一杯飲むならここ!
涼しくて広い、快適レストランバー
オープン時の6月、蒸し暑い中を汗だくで閉園まで歩きまわったナビは、退園後「ザ・ボートハウス」に直行しました。隣接のエリア「ディズニー・タウン」の湖側にあるレストランバーで、アジア初進出のディズニー資本のお店です。エアコンが効いていて、静かできれいな店内で飲む冷たい生ビールは最高でした(青島生ビールは38元)。サービスもインテリアもディズニークオリティーなので、園内そのままの気分でお酒を楽しめます。
「ディズニー・タウン」内にはお酒や夕食を食べられるお店多数。サービス、コスパ、環境などを考えるとナビのイチ押しはやっぱり「ザ・ボートハウス」なのですが、皆さんのお気に入りはどのお店でしょうか。
※地下鉄を利用する場合は最終列車が早めの22時半なのでご注意を。
いかがでしたか? 食べてみたいメニュー、見てみたいインテリアのレストランはあったでしょうか。ナビもまだまだ全店制覇はできていないので、「ここよりここがおいしかった」「ここは空いていて穴場だった」などの皆さんの口コミもお待ちしています。今後も期間限定メニューや新店がどんどん出そうな「上海ディズニーランド」。ナビも定期的に足を運んでチェックしたいと思います!
以上、上海ナビがお伝えしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-08-04