「鶏年」の上海はどんな年? 祝日、イベント、まもなくオープンのスポットをチェックしよう!
こんにちは、上海ナビです。
2017年の旅の予定はもうたてましたか? 最近ナビが感じているのは、意外に「初上海」の旅行者が多いということ。2008年前後の上海旅行ブーム(PUFFYやGLAYが航空会社の上海便のCMに出ていた頃)から約10年が経ち、当時来ていなかった人が最近旅先に上海を選んでいるようなんです。でも、そんな皆さんを案内すると、上海に関する情報やイメージが古いこと古いこと! ぜひぜひ『上海ナビ』で最新情報を仕入れてからお出かけ下さい。
カレンダー編
2017年の上海の祝祭日を見てみましょう。連休中は中国国内の移動、中国から国外への移動が困難になります。また、上海旅行は考えていないという方も、日本国内の観光地に行く予定のある方は中国の祝日を要チェック! 日本旅行へ行く中国人客で混み合う可能性があります。
※2016年12月現在の発表によるものです。職場、学校によって連休の日数など変わることがあります。翌週土日などが振替日として平日扱いになることがあります。
中国式初詣へ!
<元旦>連休:1月1日(日)〜1月3日(火)
観光地が混み合います
<春節(旧正月)>連休:1月27日(金)〜2月2日(木)
※大晦日が27日、春節は28日です。
桜やモクレンの季節
<清明節>連休:4月3日(月)〜5日(水)
行楽日和
<労働節>連休:5月1日(月)〜5月3日(水)
そろそろ梅雨入り?
<端午節>連休:5月28日(日)〜5月30日(火)
上海蟹シーズン突入
<国慶節(中秋節)>連休:10月1日(土)〜10月7日(金)
※中秋節は4日となります。大型連休に組み込まれてしまうため、連休日数などが調整される可能性もあります。
そのほか、季節ごとの過ごし方、お勧めはこちらの記事をご覧下さい。
2017年オープン予定の注目スポット
今年の上海も変わります! どんな施設がオープンするのか、早速見ていきましょう。
※以下、2016年末現在の情報です。工期が延長されることがありますのでご注意下さい。
上海の無形文化財の一つ・ランタン。こんな工芸品が展示される?
上海非物質文化遺産展示中心(旧:大世界)レトロなエンタメ施設として長年上海市民に愛されていた「大世界」が、13年の閉鎖期間を経てリニューアルオープン。上海の伝統文化や近代史に関する資料を展示するミュージアムになるそうです。
外灘北側のこの建物です
白玉蘭広場(ホワイトマグノリア・プラザ)黄浦江沿いに新たな高層ランドマークが登場します(一部既にオープン)。高さ約320m、66階建ての複合ビルで、デザインはスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル社が手がけたそう。館内にあるスターウッド系列のホテル「W上海」は6月28日オープンとのこと。既にライトアップはされているので、まずは外灘の夜景を見つつどのビルなのか探してみて。
こんな住宅に泊まれます(写真はイメージです)
上海石庫門别墅酒店(仮)建国西路に長らく放置(?)されていたリノベーションエリア「建業里」がホテルになるとの報道が。オープンは3月だそうです。上海の昔ながらの住宅を改装したもので、客室55室、サービスマンション40室という構成になるそう。
水族館好きは要チェック
上海極地海洋世界世界最大の海洋公園が浦東エリアにオープンするそうです。イメージ図を見ると、大型の海獣やサメ、ペンギンゾーンなど迫力満点。ディズニーランドにやや近いそうで、「ディズニー×海洋生物の旅」なんていう紹介記事もありますが、ディズニーランドだけでも、二日でも足りない規模なんだけどな……。
「十六鋪」の向かい側に登場
BFC(外灘金融中心)外灘の南側、十六鋪エリアに「前からずっと工事してるな〜」と思うエリアがありましたが、全貌が発表されました。フォスター・アンド・パートナーズが手がけた、斬新な外観がインパクト大。日本人アーティストによる「空中花園(屋上ガーデン?)」も注目されているそうです。ビジネスとカルチャーの拠点になるそう。
数年後、路線図はこんな感じに!
地下鉄9号線二期が開通浦東側の「楊高中路」駅から「曹路」駅まで、約9駅の区間が新開通。これによって、9号線は端から端まで乗ると1時間40分かかるという長い路線になります。このほか、10号線二期(「新江湾城」駅から「基隆路」駅)、13号線三期(「世博大道」駅から「張江路」駅)などの開通が予定されています。
松江は史跡の宝庫
松江有軌電車(松江トラム)愛称は「蚕宝宝」(直訳すると、カイコの赤ちゃん?)。今年松江区にて運行開始予定の路面電車です。現在はT1、T2の2路線ですが、2020年までに6路線まで増えるそう。旅行だとなかなか行く機会のない松江区ですが、意外に史跡や見どころが多いエリア。「蚕宝宝」で行く松江めぐり、ナビは試してみたいかも。
工事中の建物やエリアも多数。何がオープンするんだろう?
<そのほかの注目スポット>ハードロックカフェ上海99年〜2000年代初頭は外国人旅行者にお馴染みだったハードロックカフェ(当時ナビも何回か行きました!)。その後閉店しましたが、復活のニュースが出ています。場所は地下鉄2、12、13号線「南京西路」駅近く。今回はパンダのオリジナルぬいぐるみが登場するとか!
上海歴史博物館人民広場エリアの旧上海美術館が、近代史をメインにした歴史博物館にリニューアルするそう。昨年夏にこの情報が出て以来続報がないので、オープンは遅れるのかも?
広富林遺跡公園レジャー施設が多い佘山エリアに古代遺跡をテーマにした公園がオープン予定。時期は2017年10月ごろとのことです。
ららぽーと上海金橋3〜4年前に「2017年のオープンを目指す」という報道を目にした方も多いはず。その後音沙汰がない状態なので、続報を待ちましょう。
ヴィクトリアシークレット旗艦店淮海中路のルイ・ヴィトン跡地にオープン予定。着々と工事は進んでいるようです。地元女子の期待度No.1はここかも?
話題スポット総まとめ
お店も流行もめまぐるしく変化する上海。2017年1月現在の旬のスポット、お店をまとめてみました。最新の上海を見るならこちらへ!
<もう行った? 2016年オープンの注目スポット>
昨年オープンしたばかりのお勧めスポットをまとめてみました。最新の上海を見に行ってみて下さい。
老舗ジャズバー「Jz Club」、日本人旅行者に大人気のショップ「KITSCH CHINA」など、移転してリニューアルしたスポットもあります。店名が変わったお店もありますよ。ガイドブックにはまだ古い情報が載っているかも。現地で慌てないよう、情報を見比べてからお出かけを。
「ファンタジーランド」と「トゥモローランド」の間に「トイストーリーランド」を建設中
2016年にオープンした「上海ディズニーランド」では、2018年のオープンに向けて新エリア「トイストーリー・ランド」の工事が進んでいます。「東京ディズニーランド」にはない最新アトラクションや、完成度の高いショーが話題の同パーク。特にダントツで人気のアトラクション「パイレーツ・オブ・カリビアン」には衝撃を受ける日本人旅行者が多いよう。もう、体験しましたか?
深夜便で安く賢く上海へ
<上海の今旬情報>旅先で知っておきたい最新情報はこの記事で。通信アプリ「微信(Wechat)」は、もはや上海旅行の必需品ですよね。それと、ここ数カ月でピーチ、ジェットスターなどLCCの深夜便が続々就航。深夜と早朝の空港事情も知っておきましょう。
あの老舗が星付きレストランに
今年忘れてはいけないのが、「上海版ミシュランガイド2017年版」の存在。上海では初めて発行されたそう。星がついたお店には賛否両論あるようですが、ミシュランが上海でどんなレストランを選んだのか確かめに行ってみては。唯一三ツ星はが付いたのは、「ザ・ランガム上海新天地」内の「唐閣」。ナビが実際に食べたことがあって、星がついたのも納得のおいしさだと思ったお店は「ザ・ペニンシュラ上海」内の「逸龍閣」(二つ星)でした。以下、星がついたお店の『上海ナビ』掲載店です。
庶民的な風景や古い住宅を見たい方はお急ぎを。2016年は屋台街の一斉取り締まりと、古い家屋での店舗経営などを制限する法律が施行されました。街並は変わりつつあります。
<閉店しました>
え!? あのお店が閉店? と、ナビもびっくりしてしまうような人気スポットが消えています。まだガイドブックに掲載されている場所もたくさんあるので、お出かけの際はご注意下さい。
いかがでしたか? 気になる新スポットは見つかったでしょうか。でも、上海は予想外のことが起こりがちな街。ここで取り上げたスポット以外にも急に登場する施設や、新たに注目を浴び始めるお店、エリアも出てくるハズです。今年も『上海ナビ』では、そんな最新情報もきっちりお伝えしていきたいと思います!
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2017-01-05