子羊マークが目印!リーズナブルに絶品ラム肉を食べられる大人気の超有名火鍋チェーン店。
こんにちは、上海ナビです。
かわいい子羊ちゃんマークの火鍋店「小肥羊 シャオフェイヤン」の目玉はなんといっても、羊肉!コチラで提供している羊肉は、自社牧場で飼育した生後3~5ヶ月のラム肉のみなんです。
ラム肉は、ビタミンやアミノ酸が豊富で栄養バッチリ。しかも体の免疫力を高める働きがあり、なおかつ食べても太りにくいというパーフェクトっぷり。それではさっそくおいしいラム肉がいただける小肥羊へ行ってみましょう!
1999年に内モンゴルで第一号店をオープンして以来、破竹の勢いでチェーン展開をひろげ、いまや中国全土のみならず海外進出も果たした小肥羊。
上海だけでもすでに20店舗以上あるそうですが、今日は2006年12月にオープンした「長寧店」へお邪魔してきました!
~店内をのぞいてみましょう~
1階のドアを開けると、店員さんが「ニイハオ!」と出迎えてくれます。にっこり挨拶を返したら、階段を上って2階へ!
約200席が設けられた店内はスッキリ清潔な印象!安心してお食事ができる環境です。ナビがおじゃました時は、お昼を過ぎた中途半端な時間だったにもかかわらず、店内にはお客さんがちらほら。さすが人気店!それにしても、鍋からたちのぼる湯気が食欲をそそりますね!
IHヒーターがセットされた8人用の円卓、4人用、2人用のテーブルが用意されています。1人火鍋デビューだって、ここでならしやすいかも!?
上着を椅子の背もたれにかけると、店員さんが何も言わずともカバーをかけてくれます。というのも火鍋のニオイは服にしみついてしまうんですよね。高級な服を着ていくのは避けるのがベター。
12人収容の個室が一つあります。個室でいただく火鍋は従来の大きな鍋ではなく、一人用の小鍋なので、自分の好きなように食べられますね。しかも大勢でワイワイしながらの鍋はきっと楽しいはず!個室利用の際の、最低消費設定は880元です。
日本からいらっしゃるみなさんが気になる点のひとつであるお手洗いは、まぁまぁ清潔に保たれていて、利用するのに何の問題もなさそうでしたよ。
~さっそく注文しましょう~
火鍋店ではおなじみのオーダーシート(中国語)に自分で記入して、店員さんに渡します。写真つきのメニューを参考にしてくださいね!
※中国語の他に、日本語/英語/韓国語が併記されたメニューが、11月半ば以降に全店舗で登場予定。
箸/おしぼり/ティッシュ/つまようじセットは1.5元。あらかじめテーブルに用意されています。
なんと男性には、上海ブランドの「立波ビール」。女性にはスプライト・コーラ・ファンタのいずれかを無料で一瓶プレゼント!となっていますが、男女関係なくビールかジュースかを選べますのでご安心を。
~秘伝のスープがやってきました!~
小肥羊の“鍋底 グオディ(スープ)”はシンプルに3種類のみ!
・滋補清湯鍋(モンゴル風白湯スープ)32元
・麻辣鍋(辛いスープ)38元
・鴛鴦鍋(辛くない&辛いスープ)38元
ナビは、辛いのと辛くないスープを一度に楽しめる「鴛鴦鍋」をセレクト!ところで「鴛鴦」←読めますか?中国語は「ユェンヤン」、日本語は同じ漢字で「おしどり」。そう!オシドリのように仲睦まじく・・・という概念は日中共通!それを火鍋のスープに命名してしまうなんて、ちょっとロマンチックですね~。食べる前に、スープをマゼマゼするのが美味しくいただくコツ☆
辛くないほうの「清湯鍋」をまず味見。牛の骨、鶏、鴨、を半日煮込んで作っているだけあって、コクがあっておいしい!他にも大量のニンニク、ネギ、胡麻、クコの実、リュウガンが入っています。ナビの率直な感想は、行列のできるラーメン屋のスープっぽい味!
「麻辣鍋」は、スパイシー!辛味を効かせた中国料理には欠かせないスパイス“花椒(中国版山椒)”がキイテます!「清湯鍋」のスープ+唐辛子、八角、そして数十類もの漢方薬が調合されているんですよ。作り方は小肥羊の極々限られた人のみぞ知るという秘伝のスープなのです!
小肥羊はココがスゴイ!<スープ編>
お店が謳う文句の「汤久涮不淡」とは・・・肉や野菜をスープに何回くぐらせても、スープが薄まらない!ということ。羊肉特有の臭みを取り、羊肉の美味しさを最大限ひきだすように作られたスープは、つけダレいらず!小肥羊は、“つけダレを付けて食べる”という従来の火鍋の概念を覆した新スタイル火鍋店なのです。ちなみに、ラー油やゴマ油や香菜(パクチー)などのタレも2~5元で用意されていますので、お好みで注文してくださいね。
“清湯鍋”の方からいただきまーす!や、やわらか~い!これならいくらでも羊肉が食べられそうです!ダシのきいたスープがしっかりしみこんでいて、タレがなくても十分おいしい!
“麻辣鍋”あれ?肉にはあんまり辛さがしみこまないのかな?と思いきや、少し時間が経ってから、キタキタキター!ピリッと辛~い!が、イヤな辛さじゃないです。こっちのスープだと、羊の独特なニオイは完全にとびます。
小肥羊はココがスゴイ!<羊(ラム)肉編>
お店が謳う文句のもう一つ、「羊肉久涮不老」とは・・・羊肉をスープにどれだけくぐらせても硬くならない!という大胆な自信。火鍋屋によっては、羊肉を鍋に入れたまま放置しちゃうと、肉が硬くなるどころか、そもそもバラバラに細かくなって見つからなくなっちゃうんですよ。
では、ここで実験!鍋に羊肉を入れて放置してみたら、若干柔らかさは落ちるものの、まずくはなりませんでした!けれども、一番おいしく食べるには、8秒間鍋にくぐらせるのがオススメ!(ナビ調べ)
お次は牛肉。羊に比べたら劣りますが、牛もとってもやわらか~い。上質なすき焼きのお肉のような感じです。多くの日本人にとっては羊よりも牛のほうがなじみ深いということもあり、落ち着く味。羊との食べ比べを楽しんでみてくださいね。
ブラックタイガー(クロエビ)も、鍋に入れたらあっという間にまっかっか!生臭さが一切無いので、安心していただけますよ。
野菜は、めくるめく勢いで辛味を吸収してしまうので、辛くないスープ(清湯)の方へ入れて食べると胃にやさしいですよ。火鍋を食べるときは、“先に肉、後で野菜”が中国式。
☆ 生菜 6元 レタスは鍋にくぐらすと、シナシャキ!(シナシナしつつもシャキシャキの意)
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☆ 蓬蒿菜 6元 中国版春菊です。日本で食べなれた春菊よりは苦味が少なめ。
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羊のリブのあぶり焼きです。皮はパリパリで香ばしく、お肉は柔らかでジューシー。火鍋以外にも、羊肉串(シシカバブ)2元などの羊肉料理がありますよ。
羊肉料理には欠かせない“孜然 ズーラン(クミンのこと)”と、唐辛子やゴマが混ぜ合わさったスパイスがたっぷりかかっています。このクミンのおかげで、おなかを壊す心配は無し!
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スープが少なくなったら、店員さんを呼んでスープを注ぎ足してもらいましょう。もちろん無料ですよ。
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清潔で明るい店内で気張らず楽しく火鍋を食べたいなら、小肥羊はオススメ!小肥羊のラム肉は噂にたがわず本当においしいですよ。これを書いていたら、ナビもまた食べたくなってきちゃいました。リーズナブルでおいしい火鍋を楽しめる小肥羊へ、みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
以上、上海ナビがお伝えしました!