蘇州市中心南手のファッションストリート「十全街」で蘇州と蒋介石の縁に触れる！広大な緑の敷地に包まれた優美なガーデン式5つ星ホテル。
こんにちは、ナビです。
杭州は西湖の東湖畔、吴山広場のすぐ近くに、5つ星クラスの贅沢な雰囲気を持ったビジネスホテルが2008年1月に正式オープンしました。ロケーションは、西湖東側を南北に走る延安路沿いの南手、西湖大道との交差点よりさらに少し南へ入った場所にあります。西湖の東湖畔～西湖新天地などの観光スポットへも徒歩圏内、さらに大通り沿いの交通至便な立地は、観光にもビジネス利用にも満足度の高い環境だと言えますよ。
ではさっそく、ホテル内へご案内していきましょう。
～ホテル内施設案内～ 約48,000㎡の敷地内には、4つの客室棟／ウエスタンレストラン／中華料理レストラン／スポーツ施設／会議施設などが配されています。一歩門をくぐると、賑やかな十全街とはまた趣を異にする穏やかな雰囲気で、まるでリゾートに来たような気分になれますよ。
＜香趣楼＞ … デラックス クラス
5、6階 客室（デラックスルーム）
4階 客室（デラックス スイート）
2階 ビジネスセンター、ギフトショップ
1階 ロビー、ロビーバー、ビュッフェレストラン 「Breezy」
ホテルの正門近くの左手に立つ 「香趣楼」 はフロントデスクやロビーバー、ビジネスセンター、レストランなどを備え、このホテル全体のレセプションとして機能する施設になっています。
1階ロビーは、モダンチャイナと東南アジアを融合させたようなインテリア。ほのかなレモングラスの香りもあいまって、まるで高級スパに来た時と同じような気分になれますよ。
＜南杖楼＞ … エグゼクティブ クラス
2、3階 客室 （エグゼクティブ、各エグゼクティブスイート）
1階 ロビー、エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブの客室は、こちら 「南杖楼」 内にあります。各種ビジネスサービスを提供するビジネスセンターが玄関脇に用意される他、この建物1階にあるエグゼクティブラウンジ 「南園閣」 も利用できます。
＜麗夕閣＞ … 蒋家ヴィラやスイートなどの特別客室
3階 客室 （国泰アンバサダースイート）
1、2階 客室 （蒋家ヴィラ、蒋家ヴィラスイート）
蒋介石の次男・蒋緯国が、1929年から約7年間ほど生活していた場所がこの 「麗夕閣」 です。館内は 「香趣楼」 や 「南杖楼」 にはない、クラシカルな趣を今に残しています。
（※上記の他、別棟にガーデンプレジデントスイートが入っています。）
■ 客室紹介
ホテル施設全体で用意される客室は約240室。
最もスタンダードなデラックスルームから順に、エグゼクティブ／蒋家ヴィラ／デラックススイート／エグゼクティブスイート／デラックスエグゼクティブスイートの他、VIP向け客室として国泰アンバサダースイートやガーデンプレジデントスイートと、全8タイプの客室バリエーションが用意されています。今回は、こちらから3タイプの客室を拝見してきました。
「香趣楼」 6313号室／Deluxe Room （約36㎡）
こちらはツインタイプのデラックスルームです。ベッドカバーやクッションに使われる淡いピンクの刺繍が、客室全体の雰囲気をとても上品で優しい雰囲気に演出。特に女性に好まれそうなステキな客室に仕上がっています。
ベッドやソファ、デスクサイドに置かれたモダンチャイニーズデザインのランプが、客室のやわらかい雰囲気の中で引き締め役に。こういう部分は好みを選ばずバランスがいいなと思います。
ティーセット、ミニバー、冷蔵庫のドリンク類も、きちんと収納されています。
クローゼット内にはスリッパ、バスローブ、セーフティーボックスなどが収納されています。その他の客室アメニティとしては、インターネットの接続コードとソーイングセットなどがデスクの引き出しに用意されています。
バスルームはバスタブとシャワーブースの両方が備えられています。シャワーブース側の壁がガラス張りのシースルータイプなので、バスルームも客室もより明るく感じられるようになっています。
バスアメニティ類は可愛い籠の中に入っています。こちらシャンプーはコンディショニングシャンプーの1ボトルタイプなので、気になる方はマイシャンプーセットをご持参ください。ドライヤー、体重計は用意されています。
「南杖楼」 8303号室／Executive Room （約35㎡）
次にご紹介するのは 「南杖楼」 内にあるエグゼクティブルームの一室です。
全体的なスタイルとしてはデラックスルームと大きく変わらないのですが、細かい部分をよく見ると、やっぱりちゃんとグレードアップ感がある客室になっています。
デスクランプはより実用的なスタイルのものに変わり、清代スタイルの小箱はステーショナリーケースとして利用されています。こういう点では、ビジネスユースを意識した客室になっているとも言えますね。
ティーセット脇をよーく観察すると、茶器飾り棚にフルーツが。そう、エグゼクティブルームにはウェルカムフルーツが用意されているんです。でも、この場所に飾るところがちょっとお茶目。クローゼット内にはスリッパ、バスローブ、セーフティーボックスが用意されます。
こちらの客室もバスルームのデザインはデラックスルームとほぼ同じ。バスタブとシャワーブールが備えられています。
バスアメニティは、デラックスルームと同じアイテムに加え、体を洗う時にあると嬉しいミトン、マウスウォッシュ、コロンなどが用意されています。
「麗夕閣」 7204号室／Jiang’s Villa （約86㎡）
最後にご紹介する客室は、「麗夕閣」 にある蒋家ヴィラのスイートルームです。こちらの客室内にはリビングルームを中心にし、その右手奥に小さなキッチン、左手奥がベッドルームとバスルームになっています。写真のリビングはヴィラに相応しいリゾート感あるインテリアです。
その奥にある小さなキッチンスペースがこちら。シンク、電気コンロ、電子レンジが備えられています。
リビングの反対側にもドアがありますが、この奥はベッドルームです。
ベッドルームも広々、そしてとっても贅沢な気分になれるインテリア。ベッドの足元に置かれたスツール１つで、室内全体がぐっとゴージャスに！
ベッドの両サイドにも十分なくらいソファが配置され、ベッドの足元側のスペースにはデスクやテレビが配置されています。
バスルームの一歩手前はウォークインクローゼットのような役割を果たす小さなスペースがあり、こちらのクローゼット内にバスローブ、セーフティーボックスなどが収納されています。
クローゼットはリビングルームにもありますが、こちらにはスリッパ、傘、アイロンセットが収納されているので、こちらもご活用くださいね。
バスルーム内は、先ほどまでの客室に比べ少し広くなりました。バスタブとシャワーブース、洗面台という構成は変わりませんが、よく見るとシャワーブースの壁に小さな折り畳みベンチが付いています。バスアメニティ類は、エグゼクティブルームで用意されているものと全く同じセットです。
ベッドの両サイドにも十分なくらいソファが配置され、ベッドの足元側のスペースにはデスクやテレビが配置されています。
【客室共通備品】
各客室、電話／ＴＶ／スリッパ／バスローブ／ティーセット／ポット／ミニバー／冷蔵庫／目覚まし時計／ソーイングセット／セーフティーボックス／インターネット設備などが完備されています。
※アイロンなどはルームサービスで貸し出し可。
【浴室共通備品】
各客室、石鹸／歯ブラシセット／コンディショニングシャンプー／シャワージェル／ローション／コーム／綿棒／爪やすり／シェービングキット／シャワーキャップ／ドライヤー／体重計などが用意されています。
■ ホテル内付帯施設
◎ロビーバー （「香趣楼」1階）
営業時間 8:00～深夜0:00
1階ロビーの中央部分に設けられた、リラックス度の高いバーでティータイムやバータイムをお楽しみください。
◎ ビュッフェレストラン 「Breezy」 （「香趣楼」1階）
営業時間 6:30～23:00
インターナショナルビュッフェやアラカルトが楽しめるレストランです。レストラン内は樹齢100年の古木を取り囲むようなデザインになっていて、明るくハイセンスな雰囲気も心地よいですよ。
ビジネスセンター （「香趣楼」2階）
営業時間 7:00～23:00
コピー、FAX、インターネット利用などのほか、各種チケットサービスもこちらで提供しています。
◎ギフトショップ （「香趣楼」2階）
営業時間 9:00～21:00
中国伝統工芸の品が中心に取り揃えられるギフトショップです。
◎中華料理レストラン 「荷花軒」 （別棟）
営業時間 11:30～14:00、17:30～22:00
ホテル正門の右手側の建物に入るこちらの中華料理レストランでは、蘇州風味の中華料理を中心に豊富な名菜が堪能できます。
◎ ヘルスクラブ、スパ 「禅」 （別棟）
営業時間 12:00～深夜0:00
ホテル敷地内の奥には会員制ヘルスクラブが用意され、ホテル宿泊客は無料で利用することができます。施設内には、ジム、室内プール、テニスコートなどのスポーツ施設の他、ボディマッサージやフェイシャルメニューのあるスパなどもありますよ。
◎ エグゼクティブラウンジ （「南杖楼」１階）
エグゼクティブルームに宿泊の方はこちらで朝食を提供しているほか、ディナータイム以外はコーヒーや紅茶が無料でいただけます。その他、一部アルコールドリンクが無料で楽しめるハッピーアワーもありますよ。
営業時間 6:30～21:00
ハッピーアワー 17:30～19:30
朝食サービス 6:30～10:00
◎ 会議室 （別棟）
ホテル内には40㎡～最大625㎡の大規模なボールルームまで、合計6タイプのミーティングルームが用意されています。小型会議から大規模なパーティーまで、様々なニーズに対応する設備が整えられていますよ。
■ 周辺情報
◎ 銀行
ホテル正門の右手に 「中国建設銀行」 があります。また、十全街との交差点付近には 「中国銀行」 もありますよ。
◎ 台湾料理レストラン 「小城故事」
帯城橋路と十全街との交差点近く （十全街616号） には、美味しくて人気の台湾料理レストランがあります。上海にある 「小城故事」 店舗を紹介済みなので、こちらもご参考にどうぞ。
◎ バス停 ホテルが建つのは、世界遺産にも指定される清代の官僚邸宅 「網師園」 のすぐ近く （地図上では帯城橋路を挟んで向かいです）。ホテル正門近くにはバス停があり、この通りを北に向かえば繁華街の 「観前街」 の近くまでバスで行くことができますよ（ “ 観前街東 ” に行くバスに乗りましょう）。
◎ 十全街
ホテルの近くを東西に走る十全街は、チラホラとお洒落なショップが並ぶ通りになっています。蘇州でファッションチェックするなら、この通りを歩いていると、掘り出しモノが見つかるかもしれませんよ。
