満福楼

DYNASTY RESTAURANT满福楼

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ランチに飲茶食べ放題も楽しめる!5つ星ホテル内の人気広東料理レストラン「満福楼」で、本場の広東料理にお腹も気分も大満足!

こんにちは、上海ナビです。
上海に来たからには、やっぱりシッカリ堪能しておきたい中華料理! 各地方の様々な味覚が集まる上海ですが、日本人に最も馴染みのある中華ジャンルは、実は広東系の味付けだったのかも!と、上海に住んで初めて気づいたナビです。そういう訳で、各地の中華も美味しいものがいっぱいありますが、今回は久々リッチに本場の広東料理が楽しめるレストラン 「満福楼」 をご紹介しようと思います。
「満福楼」 があるのは、虹橋経済開発区の中心部にある5つ星ホテル 「上海揚子江万麗大酒店 (ルネッサンス揚子江)」 の2階。周辺はそれこそ在住日本人やビジネス旅行者の多いエリアで、ホテル自体も日本人に人気。

またこちら 「満福楼」 は、在住日本人の中には 「上海で飲茶といえば絶対ココ!」 という人も多い有名店なんですよ。

~ステキな環境を想像しつつ、2階レストランへ…!~

ホテルの入り口からして綺麗なので、レストランへの期待も高まりつつ2階へ。早くも 「満福楼」 の入り口に到着です。ここで左手をよーく見てみると、“ 福、禄、寿 ” を象徴する福神たちもお迎えしてくれているんですよ。皆様お出迎えいただき、謝謝~!
メインダイニングに入ると、さすが5つ星ホテル内にある有名広東料理店、貫禄十分です。変に派手すぎることもなく、中華の風格をモダンアレンジにうまく生かした客席が合計100席ほど用意されています。小さめの円卓もあり、2人でも遠慮なく入れますよ。
さらに、入り口から左手の通路を進むと、その奥には個室が12部屋用意されています。
個室利用の場合は最低消費が設定されており、飲料と15%のサービス料を除いて1人300元だそうです。
個室は小さなものだと2~4人程度、大きなものだと10人程度で円卓を囲めるものなど、複数のタイプが用意されています。
個室に用意されるテーブルセットは、通常客席よりグレードアップ。とっておきのお料理を囲む華やかな雰囲気もさらに高まりそうですね。

~今回は豪華ランチを4人で囲んでみました~

メニューには高級海鮮料理から香港式点心類 (飲茶) まで、広東料理の人気料理がズラリ! ランチ限定のお得メニューもあるんですが、今回のナビは違います! マッサージやスパにも匹敵する “ 食によるカラダ&脳内セラピー ” として、ランチでも本格派広東アラカルトをいただいてしまおうという、ちょっぴり贅沢な企画なんです。何をオーダーしたかをご紹介する前に…。
料理長の宗(ゾン)氏

料理長の宗(ゾン)氏

まずは、料理長の宗(ゾン)氏をご紹介しましょう。香港出身の宗氏が上海で広東料理を振舞うようになり早12年。香港とは食文化が異なるこの上海ですが、伝統広東の手法をベースに、新概念の発想も新たな調理法として積極的に取り入れているんだそうです。今回は料理長オススメのメニューをいただきま~す!
※今からご紹介するお料理は肉/魚料理を除いて1人1皿でいただきました。

錦綉節瓜船炖翅(フカヒレとシーフードの煮込み)/228元
まず最初にいただくのは、海の恵みたっぷり、美容と健康にも良さそうなフカヒレとシーフードの煮込みスープです。涼やかな盛り付けなので一見冷菜のように見えますが、表面にたっぷり乗るのはもちろんフカヒレ!中にはエビ、イカ、魚、豚肉などその他の具もしっかりタップリです!!!
スープの方も、海鮮のダシがしっかり取れた濃すぎず薄すぎず最適な味付け。食べているだけで、心も体も安らぐ味覚なんです。お好みで、紅酢を少し加えてみるも良し。

老虎蝦両吃(車エビの2種風味)/70元
次に登場したのは、西洋料理さながらの風貌が美しいコチラ! このお料理のニクイ所は、1匹で2種類のお味が楽しめるところなんです。頭は塩コショウでパリパリの食感、バターで蒸し焼きにされたボディはプリップリ。エビの高タンパク(良質)&低脂肪のパワーを美味しく補給しちゃいました。エッ、バターが高カロリー? そんなの気にしなくっても大丈夫!

蒜香風沙鶏(クリスピーローストチキン)/85元(半分)
エビの次は、ローストチキン! こちらは1匹の半分量で、4人で食べるには少なめかと思いきや、続々来るお料理の途中におつまみ的存在になり、むしろ丁度いい量。2人の場合は他のお料理を1~2品カットするといいかもしれません。
6時間以上も味を漬け込んでから焼き上げるこちらのローストチキンは、口にいれると薄皮でクリスピーなだけでなく、肉も柔らくって口角上がる美味しさ!

過橋東星斑(東星斑と過橋風スープ)/時価
そこへおもむろに登場したのがコチラ、広東料理ではおなじみの高級魚、東星斑 (ドンシンバン=ハタ科の白身魚、スジアラ) です! ハタの英語名 「ガルーパ」 のほうが、なじみがある方も多いかもしれませんね。横に生のエノキやハルサメ状の食材などがあるので、ここから何かが始まりそうです。
“ 過橋 ” という名がつく通り、雲南名物の 「過橋米線 (グオチャオミーシェン=熱々スープに具や麺を入れて食べるもの)」 と同様の鶏ダシ油が張った熱々スープを使い、ここで東星斑の身がササッと茹でられます。1匹を4人で頂くと、1人分の量はご覧の通り。ネギ入り海鮮醤油につけていただくと、淡白な白身魚に上品な広東風の味わいが加わりますよ。
東星斑に舌鼓を打ちつつ、「それにしても、さっきのエノキやら他の調味料は一体?」 なーんて思っていると、出てきたのがこちらのスープ。東星斑を茹でたあの過橋スープに、先ほどの具材や香辛料が加わりました。まろやかな口当たりがベースのスープに、坦々麺を彷彿とさせるピリ辛テイストが加わり、これぞ広東料理と四川料理のコラボレーション! 辛さもあくまで “ ほんのりピリ辛 ” なので、とても美味しくいただけるんです。

飲茶プレート(4種のアソート)/※金額は下記
割とお腹もイッパイになってきたところで、軽快な点心メニューの登場です。今回のこの4つの飲茶メニューは、右手手前のハリネズミ君から時計回りに…

1. 象形刺猬包(ハリネズミ型のカスタード蒸しパン/20元、1皿3個)
2. 帯子菠菜餃(ほうれん草とホタテ貝の蒸し餃子/24元、1皿5個)
3. XO醤炒萝卜糕(ダイコン餅のXO醤風味/24元、1皿5個)
4. 荔芋炸春巻(タロイモの揚げ春巻き/22元、1皿3個)

となっています。
「XO醤炒萝卜糕」はダイコンなのにまるでお餅のようにモチモチした食感に、モヤシのシャキシャキ感とピリ辛なのがアクセント。この点心メニューの中でも、食べた4人全員に好評でした!
「帯子菠菜餃」、「荔芋炸春巻」の方も負けていませんよ。上に小さなホタテが乗った餃子の中には、ほうれん草やアスパラなど、また春巻きの中にはエビなどが入り、ソースをつけても美味しいけど、そのままでも十分味が楽しめます。白いカスタード蒸しパンは、今回はハリネズミの姿でしたが毎月形が変わるそうですよ。皆さんが行くときには、一体どんな姿になって登場するのか楽しみですね!

楊枝甘露(マンゴーとココナツミルクのスープ)/32元
忘れてはいけないデザートがこちら。ナビをご覧の皆さんはもう十分ご存知かもしれないこちら楊枝甘露ですが、やっぱり広東/台湾系のレストランに行くとオーダーしたくなるんですよね。しかも、今回は料理長もお気に入りとのことでの登場なんです! 巻貝モチーフのグラスも可愛いっ!
中にはマンゴーダイスとポメロー(グレープフルーツのようなもの)が入っています。スープの部分が他のお店に比べるとやや濃厚で、これはなかなか味わい深いゾ!マンゴーとポメローだけでなく、下にはタピオカも入っていました。大満足!

最後に、これが本当の “ シメ ” を意味するフルーツがサービスされます。それにしても、もうかなり満腹になりました! 満腹度100%というところでしょうか?
ローストチキンと魚料理は4人でシェアして食べたのですが、それ以外は1人1皿。3人以下ならチキンか魚と点心のどれかを削ってオーダーすると丁度いいかもしれませんね。ランチだけでなく、これならディナーにだってOKですよ! ;
アラカルトメニュー以外にも、以下のようなお得なコースもあるので、旅行の途中にもビジネスの合間にも大いに利用できそうです。

☆ランチタイム限定
飲茶のテーブルオーダーバイキング
108元+サービス料15%

☆平日のランチタイム限定
9種類のメニューが楽しめるビジネスランチ
(A~Dまで4種類から選択 ※要予約)
1人88元+サービス料15%

ナビの今日のメニューもご参考に、皆さんもイロイロ美味しい広東料理をお試しください!

記事登録日:2008-05-19

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-05-19

利用日
女性 男性