新光酒家

上海がにの季節ではないけれど、ぜひいってみたいと思い、伺いました。上海第一食品の裏にあります。
ここは道具街で、サッシや金具などを売っている小さな商店が
並ぶ通りで、こんなところで一皿580元もする料理を出すとは、
さすがに外観からは信じられません。

予約の電話を入れたところ、こどもの泣き喚く声が聞こえ、
中国語でおばさんが何度も叫んで、
ようやく片言の英語を理解してくれるおばさんと話せました。
季節外だからか、予約は普通に取れました。

個室が多く、私たちも二人なのに個室に通されました。
ナビに紹介されている料理を数品頼みましたが、
もっとも高価な蟹膏銀皮　（オス上海蟹の炒め物）580元は、
正直、感動は少なめ。きしめんみたいなものが目立っていて、
季節外だからかなぁと思ったり。
清炒蟹粉　（蟹肉とアスパラ炒め） 350元は
むくのが大変そうだけど、おいしかったです。
カニ味噌チャーハンもおいしかった。

紹興酒でつけた生のかにがあるのですが、
これはすごくおいしかったです。
身が黒く変色するまでつけてあってこってり濃厚なおいしさ。

お店の女の子はやさしくて素直で感じがよかったですよ。

いろんなメニューがあったので、
ハイシーズンにもう一度訪れてみたいと思わせるお店でした。