王宝和酒家

ワンバオフージウジア王宝和酒家

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上海蟹を味わうなら由緒ある老舗で! 福州路に位置する地元人気No.1の上海蟹レストラン。

こんにちは、上海ナビです。
上海に来たからには絶対食べたいものといえば本場の上海蟹! 今日ご紹介する「王宝和酒家」は、上海でもっとも古い歴史のある名店です。ほかのお店に比べてゴージャス感もないですし、はっきり言って店構えも地味。広告などもあまり見かけません。でも、実は地元上海人の間の人気はNo.1と言ってもいいほどのお店なんですよ。「祖父母の時代から上海蟹といえばここだった」という人も! どんなお店なのか、早速出かけてみることにしましょう。

「王宝和酒家」へ行こう!

駅直結の「来福士広場」正門を出ます

駅直結の「来福士広場」正門を出ます

「王宝和酒家」の最寄り駅は地下鉄1、2、8号線「人民広場」駅。15号出口付近に直結しているデパート「来福士広場」の正門から歩いてみました。
正門出て左の福州路を左に進みます

正門出て左の福州路を左に進みます

右手に京劇シアター「逸夫舞台」を見つつそのまま歩き、

右手に京劇シアター「逸夫舞台」を見つつそのまま歩き、

左手に麺の老舗「老半齋」が見えたら、そのすぐ向かいにお店が

左手に麺の老舗「老半齋」が見えたら、そのすぐ向かいにお店が

こちらが「王宝和酒家」。福州路と浙江中路の交差点にあります。福州路というと、本屋街、画材屋街として知られていますが、戦前は四馬路と呼ばれ今の南京東路に劣らない繁華街だったのだそう。ナイトスポットも多数あり、当時の小説や随筆などを読むと、遊びやお酒のシーンはみんな現在の福州路が舞台になっている気がします。「王宝和酒家」は、そんないちばんにぎやかだった1930年代の福州路で既に営業していたお店。創業は1744年だそうです。
<ここに注意!>
同じエリアに「王宝和大酒店」という名前が似たホテルがあります。系列店がこのホテルの5階に入っていますが、今回ご紹介するのは福州路の「王宝和酒家」のほうですのでご注意ください。口コミ、地元での評判は、今回ご紹介する店舗の方が高評価です。

店内はこんな感じ。5名までの場合はホールで、7名以上は個室に案内されます(要予約)。個室は計13室。上海蟹シーズン(9月〜12月)の特にディナータイムは非常に混み合うため、必ず事前に予約をしてください。予約できなかった場合は平日のランチタイムに利用することをお勧めします。シーズン以外では基本的に予約不要です。
※個室利用時の最低消費額は現在設定されていません。
(最低消費額とは、個室の利用料として最低限オーダーしなければならない金額のことです。上海の高級店によくあるシステムですが、2014年現在こちらのレストランでは廃止されています)
ホール

ホール

個室

個室

席は2階にあります。1階は混雑時に臨時としてテーブルが置かれる場合もあります

老舗の上海蟹料理を堪能♪

メニューは日本語付き

メニューは日本語付き

メニューを見てみましょう。昔から日本人観光客にも人気があるため、メニューには日本語も付いています。予算はいろいろ頼んでお酒も飲んで一人350〜600元(約6000〜10000円)。上海蟹の専門店では平均的な価格帯です。地元の人たちも、値段に臆せずバンバン頼んでます。上海、お金持ちが多いな〜。
蟹にはやっぱり紹興酒

蟹にはやっぱり紹興酒

まずはお酒。オリジナルブランドの紹興酒「王宝和老酒」(60元〜)は上海蟹に合うお酒として人気です。地元の人は常温派が多いのですが、温めてもらうことも可能。「一杯目はビール!」の場合はバドワイザー(15元)など揃っています。
生きたものを見せにきてくれます

生きたものを見せにきてくれます

まずは蟹をオーダー。姿蒸しは蟹の重さで値段が変わるそう。今日ナビがオーダーしたのは1パイ180元(220g/雄 ※写真のものです)。蒸す前に生きた状態で見せてくれます。9月〜10月初旬までは卵を蓄えた雌、10月下旬から冬までは雄がおいしくなるので、見せに来てくれた時点で雄雌どちらか、それともやっぱり両方オーダーしちゃうか希望を伝えてもOK。蟹を蒸す時間は15〜20分ほど。その間に料理とお酒をいただきます♪ 単品でいろいろ頼んでみました。
大根とクラゲの和えもの

大根とクラゲの和えもの

羅卜絲海蟄(28元)
大根とクラゲの千切りを和えた前菜です。クラゲと大根の歯ごたえと、ほんのりごま油の風味が効いたさっぱりした味付け。
蟹足とアスパラの炒めもの

蟹足とアスパラの炒めもの

蟹柳炒芦笋(98元)
上海蟹の足肉とグリーンアスパラの炒めもの。日本人的に「上海蟹は味噌」という印象がありますが、足のおいしさに気づく一品です。アスパラもシャキシャキしていてさっぱりしたおいしさ。
蟹豆腐です

蟹豆腐です

蟹粉烩豆腐(68元)
こちらのお店の看板メニューの一つ、蟹と豆腐の炒めものです。「王宝和酒家」の料理理念には、「深みのある味の食材と淡白な食材の融合」というものがあるそうで、この料理がもっともそれを体現しているのだとのこと。まろやかで濃厚な蟹の風味が豆腐に溶け込んでいます。
松茸風味のとろみスープ

松茸風味のとろみスープ

蟹粉松茸羹(68元/一人前)
秋の味覚の共演! 上海蟹と松茸のスープです。運ばれてきた時点で松茸のいい香りが! ゆっくり味わいたい風味豊かなとろみスープです。最初ナビは看板メニューの一つ「蟹粉獅子頭」(蟹入り肉団子スープ)をオーダーしたのですが、じっくり煮込むため調理に40分かかるとのこと。ランチで、午後の観光の予定もあったナビは断念。時間がある方は肉団子スープもお勧めです。
蒸し上がり後のほうが大きく見える不思議

蒸し上がり後のほうが大きく見える不思議

清蒸大閘蟹(参考価格180元220g)
いよいよ上海蟹の姿蒸しが運ばれてきました! 蒸したては熱々で触れないほどなので、食べたい気持ちを抑えつつ10分くらい放置して冷ました方がよいです。手を洗う用の菊花茶(フィンガーボール)と蟹用はさみ、蟹用の黒酢もセットで運ばれてきます。が、けっこう手が汚れるのでウエットティッシュを持参した方がいいかも。
甲羅側です

甲羅側です

蟹三点セット付き

蟹三点セット付き

食べ方を3ステップで簡単に図解。
雄はこの三角のところ、雌は丸い腹側を取り除きます

雄はこの三角のところ、雌は丸い腹側を取り除きます

ここから爪を入れて、

ここから爪を入れて、

パカッ。甲羅側は黒酢をたらして味噌を、お腹側はエラを取って二つに割り、そのままかぶりつきます

パカッ。甲羅側は黒酢をたらして味噌を、お腹側はエラを取って二つに割り、そのままかぶりつきます

わからない場合は店員さんに「やって」のゼスチャーを。忙しくない状態の場合ですが、手伝ってくれることがあります

ナビははさみは使わない派です

ナビははさみは使わない派です

ナビが訪れたのは上海蟹シーズン突入前だったのですが、充分に蟹味噌が詰まっていて濃厚な風味が絶品でした! 
大満足〜。

大満足〜。

完食〜。
ほかにもいろいろ点心揃ってます

ほかにもいろいろ点心揃ってます

蟹粉蒸小籠(30元)
締めに点心を一品。蟹味噌が詰まった熱々の小籠包です。専門店の小籠包よりおいしいかも!? 実は「王宝和酒家」は点心も評判のお店なんです。

大人数なら盛りだくさんのコースメニューがお得

大人数なら盛りだくさんのコースメニューがお得

<こんなメニューも>
家族や親戚一同での旅行、社員旅行など、大人数で食事するならいろいろ食べられるコースがお得。約10人前からで2188元〜。割ると一人分、かなりお安いですよね。これに上海蟹を1パイずつ追加しても安いです。地元の人も家族の記念日や忘年会などで利用しているそうです。
ほかにはない蟹入り点心も

ほかにはない蟹入り点心も

「王宝和酒家」の営業時間はランチとディナータイムのみ。それ以外の時間帯は点心のみの提供となるそうです。でも、点心メニューもおいしそう〜。散策中ちょっと小腹が空いたときに立ち寄ってみては。

必食! 蟹肉月餅

お店の浙江中路側にこんな窓口があります

お店の浙江中路側にこんな窓口があります

「王宝和酒家」を紹介する上でもう一つ忘れてはいけないのが月餅です。月餅というと、餡入りの甘いお菓子を思い浮かべるかもしれませんが、上海では軽食になる甘くない月餅も主流。「王宝和酒家」にはおかず系月餅のテイクアウト窓口があり、常に行列ができているほどの人気を得ています。
テイクアウト用。でも、できればその場で熱々を食べてほしいです

テイクアウト用。でも、できればその場で熱々を食べてほしいです

種類はジューシーなひき肉餡の「鮮肉月餅」(4元)と、まろやかな蟹味噌餡入りの「蟹肉月餅」(10元)の2種類。今回ナビは「蟹肉月餅」のほうを食べてみました! 食べ歩きできる小袋に、手で持てないほど熱々の状態の月餅を入れてくれます! ほかにお土産用の箱入りも。ナビが訪れた日は中秋節の連休中だったため、1階フロアに箱がずらっと並んでいて飛ぶように売れていました。
食べ歩く場合はこんな袋入り。熱々で持てないほど 食べ歩く場合はこんな袋入り。熱々で持てないほど

食べ歩く場合はこんな袋入り。熱々で持てないほど

絶品です。通のみぞ知る上海点心

絶品です。通のみぞ知る上海点心

サクッとした食感のパイ生地に、蟹肉を混ぜ込んだひき肉餡と肉汁がぎゅっと詰まっています。予想外のおいしさにびっくり。これ、日本人も知っておかないとソンです。今後福州路を通りがかるたびに買ってしまうかも〜。ナビ的に、現時点で上海のいちばんおいしい点心はこれです!

いかがでしたか? 「上海で上海蟹を食べたい!」とは思っていたものの、お店選びの決めてがわからないという方は多いはず。だったら上海一のこちらの老舗へ。上品なコース料理や蟹を解体してくれるサービスはないけれど、地元のおじちゃんおばちゃんたちに混じってバリバリ食べられるのが魅力です。1階窓口の「蟹肉月餅」もぜひ味わってみて下さいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。

記事更新日:2014-09-25

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-12-08

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部屋数 部屋1 大人 子供