上海限定グッズも大人気! 南京西路エリアに位置する洋楽ロックファンご用達アメリカンレストラン。
こんにちは、上海ナビです。
世界各国に支店を持つアメリカンレストランといえば「ハードロックカフェ」ですよね。特に洋楽ロックファンにはたまらないお店なのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、2017年にオープンしたハードロックカフェの上海店。食事やお酒はもちろん、上海らしいお土産を買いたい人にもぜひお勧めのお店です。気になるのはオリジナルグッズと展示品という方も多いハズ。早速出かけてみることにしました!
「Hard Rock CAFÉ」へ行こう!
13号出口が最寄りです
「Hard Rock CAFÉ」があるのは、地下鉄2、12、13号線「南京西路」駅。2017年現在、この駅は乗る路線によって改札が分かれています。お店の最寄りは12号線の改札に近い13号出口。2号線、13号線で行く方はやや遠いかもですが、駅構内の案内をよく見て13号出口を探して下さい。出口からは歩いてすぐです。
※メインエントランスが変わる可能性があります。変更され次第差し替えます(2017年2月)。
「豊盛里」はこんな建物が並ぶエリア。2017年春現在、まだがらんとしています
お店は南京西路エリアの新スポット「豊盛里」内に位置します。2017年春現在は工事中の場所、テナント募集中の店舗が多く、まだイマイチ盛り上がっていません。お店が揃ってきたら詳しくご紹介したいと思っているエリアです。ほか、いっしょに訪れたい周辺スポットは以下。デザート、お酒と、ハシゴしたくなる飲食店密集エリアなのです。食後の散歩も楽しめますよ。
☆上海の「Hard Rock CAFÉ」事情
読者の皆さんのなかには、「え!? 2017年オープン? 昔、上海に行ったときに見たような……」と思った方もいるかも。そうなんです。実はこの「Hard Rock CAFÉ」、11年ぶりの上海再進出なのです。以前の店舗は「上海商城(ポートマン・リッツカールトン上海)」内の、現在「miu miu」の店舗がある部分にありました。
当時は外国人旅行者と在住者、ほんの一部の富裕層のお店という感じで、閉店したのも仕方ないな〜という感じでした。が、現在は客層が逆転。地元の若者たちで賑わっています。この11年で上海人の感覚、レストランの選び方、お金の使い方が大きく変わったということが、「Hard Rock CAFÉ」事情で分かる気がしますよね。今後は中国の各都市に支店を出して行くのだそう(杭州店は既にオープン)。各地のオリジナルグッズも集めたくなっちゃいます。
阿信の衣装とギター
ほかの都市の「Hard Rock CAFÉ」同様、店内の展示物もファンなら見逃せません。上海店で現地の若い人に注目されているのは中華圏で大人気のバンド、メイデイ(五月天)のボーカル、アシン(阿信)のステージ衣装とギター。2017年現在、1階エントランス部分に展示されています。洋楽だけでなく、中華圏のバンドやミュージシャンのファンも見逃せないお店なんですよ。以下、店内の展示物の一部です。撮影はOK。店員さんが解説もしてくれます(英語/中国語)。
このフロアがカオスに!
また、毎晩19時過ぎごろから2階のステージで音楽ライブやダンスショーも開催(内容は時期により異なるそうです)。お客さんもいっしょに踊れるノリノリのショーでした。ぜひお店で体験を。
アメリカンサイズのボリューミーな料理の数々
メニューはアメリカンスタイルの料理がメイン。ハンバーガー、サラダ、チキンなどのおつまみ、カクテルなどが揃っています。値段設定は、庶民派のナビとしては「けっこう高め」。でも、上海の一般的なアメリカ系レストランやダイナーよりは、あっさりしていて好みの味付けでした♪
※右の写真はお湯です。お冷やではなくお湯が出てくるところなどは、ちゃんと現地ニーズに応えている気がします。
ドライフルーツの味がアクセントに
烤鶏芝麻菜沙拉(108元)
ルッコラとチキンのサラダです。フェタチーズやレーズンが味のアクセントになっていて女子好み。ドレッシングは、アメリカ系レストランにありがちなしつこさがなくてとてもおいしかったです。チキンも薄切りでやわらかかった♪
ハーフサイズでも3〜4人でシェアできそう
墨西哥粟米脆片(78元)
チーズ、サルサソース、青唐辛子、豆、サワークリームがたっぷりのナチョス。こちらもしつこさがなく軽い味わいで、「ハーフサイズなのにこの量!?」と驚いたナビもなんだかんだで完食してしまうおいしさでした。ビールにぴったりです。
経典漢堡(98元)
定番のクラシックバーガーはこんな感じ。こちらも見た目よりあっさり味でアジア人好みに仕上げている気がします。パテの焼き方はレアからミディアムまで選べるのもポイント。なかのトマトやレタスも新鮮でした。
これを頼めば、サイドにポテトをオーダーしなくてOK
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ジューシーで牛肉の味がしっかりした、食べ応え満点のハンバーガー
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食事ではなく、「カウンターで気軽に一杯だけ」でも利用できる「Hard Rock CAFÉ」。旅行者の皆さんも、バーとして利用したいと考えている方は多いのではないでしょうか。ということでドリンクもご紹介。
生ビール各種(38元〜)
バドワイザーから、2017年現在上海でもブームのグース・アイランドまで揃っています。最初の一杯はやっぱりビールですよね。カウンターのサーバーを見て選ぶのもいいかも。
上海人女子にも人気
マルガリータ各種(68元〜)
スイカ、ザクロなど女子好みのフレーバーがたくさんあるマルガリータはこちらのお店の売りの一つだそう。小さいグラスのマルガリータ3種とナチョスのセットなどのプチ飲みセットもありました。
ラムベースのカクテルがメインだそう
バハマ・ママ(左/68元)
ラムベースのカクテルも豊富。トロピカルな風味が美味。この時点で飲みすぎた感があったナビ。店員さんに「アルコール薄めで」とお願いしたら、笑顔で対応してくれました。
クラシック・モヒート(右/78元)
定番のモヒート。レシピどおりきちんと作った感のあるおいしさでした。ほかにストロベリー、パイナップルとココナッツなどのモヒートがありました。
併設ショップでお土産探し
1階の一角がショップになっています
「Hard Rock CAFÉ」といえば、その街の地名入りオリジナルグッズが大人気。定番のTシャツや各国にコレクターがいるというピンにも、もちろん「SHANGHAI」の文字が入っています。注目したいのは中国限定のパンダのぬいぐるみ(198元〜)。ほかの国ではベアが定番で、ベアのなかでもさらにその街だけの限定品があったりするそうなのですが、中国はパンダなんです。好きな人には絶対喜ばれるお土産かも! こんなグッズが見つかりました。
※デザイン、値段は2017年2月現在のものです。
いかがでしたか? 料理もグッズも展示物も魅力的な「Hard Rock CAFÉ」ですが、上海店で注目したいのはスタッフのフレンドリーさ! 「味はどう?」「いっしょに乾杯しよう」などの声がけはもちろん、日本語で話しかけてきてくれる店員さんもいました。店内も多国籍な雰囲気。「旅行者慣れしている、安心できるお店に行きたい」という方にもお勧めです♪
以上、上海ナビがお伝えしました。