新天地で安く庶民派料理を食べるならここ! 上海蟹麺や紹興酒も人気の街角食堂。
こんにちは、上海ナビです。
2016年ごろから上海で静かなブームになっている食べ物といえば、上海蟹を使った麺料理です。蟹味噌を炒めたあんかけを麺に和えて食べる料理で、ハマる日本人も続出中。もちろんナビも大好きなメニューの一つです。上海蟹って鉄板の名物ではあるけれど、食べ方がわからない初めての方、旅の予算をセーブしている節約派の方、一人旅なので専門店には入りにくい方などには敬遠されがち。でも、麺料理なら気軽に試せますよね♪
「蟹黄魚」へ行こう!
最寄りの「黄陂南路」駅2号出口
「蟹黄魚」があるのは、旅行者にも行きやすい新天地エリア。場所もすぐにわかります。最寄駅は地下鉄1、14号線「一大会址・黄陂南路」駅2号出口♪
①淮海中路を左へ進み、
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②1本目の馬当路を左折します
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③一つ目の信号を渡ってそのまま進み、
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④太倉路を右折するとすぐお店が見えます
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外観
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「蟹黄魚」とは?2016年にオープンした上海式の麺料理店です。ここ数年上海では、揚げパンや豆乳などの朝食を終日出すリーズナブルな食堂がブームですが、こちらのお店もそのジャンルの食堂の一つです。ほかのお店と違うのは、上海蟹をメインにしているところ。秋冬のシーズンは特ににぎわう大人気のお店なんですよ。
写真付きメニュー
ナビ的お勧めポイントは、旅行者が行きやすい新天地エリアにあるという点。そして、朝から深夜2時までしっかり食べられるので、帰国日の朝や深夜便で到着したときなどにも利用できる点。あとは、上海蟹にぴったりのオリジナル紹興酒を販売しているので、お土産調達に立ち寄るのもお勧めな点です。こういう感じの、贈り物っぽいボトルのお土産用紹興酒って、スーパーではなかなか見つからないんですよね〜。
オリジナル紹興酒(58元)
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こんな瓶入りお土産蟹味噌も販売
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旅行者だけでなく地元の人にも大人気の「蟹黄魚」。食事時はもちろん、小腹が空き始める午後3〜4時ごろは大行列ができることも。さっと食べて帰る感じの食堂なので予約は受け付けないそう。並ばず食べたい方は、平日の午前中を狙ってお出かけを。また、蟹味噌の麺は一年中出しているとのことですが、よりおいしさを求める方は秋冬に行くのがお勧めです。
麺料理とレトロなおかず
それでは早速お勧めメニューを紹介して行きましょう〜。オーダー方法は、まずレジで注文、支払いを済ませるスタイル。番号を受け取ったら席で待ちます。食事時は相席になります。
※2018年現在のメニューと価格です。
レジでオーダー、支払いを済ませ、
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番号札を持って席で待ちます
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蟹味噌たっぷり!
蟹黄金拌麺(68元)
まずは看板メニューから。上海蟹の蟹味噌と蟹肉、卵を炒めたあんかけを絡めて食べます。濃厚な蟹の風味が、昔ながらの上海式の細麺によく絡んで絶品。黒酢をかけるとさっぱりした風味になります。同じあんかけのワンタン、ご飯(お茶漬け風)もあるので、次回はワンタンを頼んでみようかな。
素朴だけどやみつきになる味
開洋葱油拌麺(18元)
上海式の麺料理としていちばんオーソドックスな、ネギ油の和え麺もこちらの人気メニューの一つ。焦がしネギと上海の甘辛醤油の香ばしさが引き立ちます。かみごたえのある大ぶりの干し海老入り。
スープみたいな豆乳です
上海咸豆浆(8元)
揚げパンの輪切りとアオサが入ったスープ風豆乳です。先ほどご紹介したように、上海は終日朝食を出すお店、深夜に朝食を出す屋台などが大人気。欧米で流行り始めているという「ブリナー(夜、朝食メニューを食べること)」が、上海では既に定着していた!? これ、夜に食べたらすごくお腹によさそうです。
お酒にぴったり
葱香鶏(25元)
茹で鷄の葱醤油がけ。夜以降は居酒屋さんとしても使えるこちらのお店。おつまみにぴったりのこんな料理も揃っています。ふっくらジューシーな茹で鶏に、甘口のネギ醤油が染み込んだ一品。
アサヒビール(18元)、咸檸七(15元)
ビールはアサヒの小瓶が用意されていました。ソフトドリンク派へのお勧めは、セブンアップに塩レモンを入れたこちら。ナビはアジア圏に行くとついこれを頼んでしまいます。
秋冬限定だそう
ほか、今回はオーダーできませんでしたが、次回ぜひチャレンジしたいと思ったのが「花彫酔熟蟹」(88元/雄雌セット※秋冬限定)。普通、酔蟹(酔っ払い蟹)というと生の蟹を酒に漬けたものですが、こちらのものは蒸した蟹だそう。お酒で蒸しているということでしょうか。おいしそう〜。値段も、新天地ということを考えると二匹で88元は驚きの安さ!
「蟹黄魚」と合わせて楽しみたいお店
蟹味噌麺のお店が静かなブームの上海。このお店もナビのお勧め店です。食べ比べてみてください。
夜に伝統的な朝ごはんを食べられるお店といえば「桃園眷村」。揚げパンや豆乳などの安うまメニューにハマったら、ぜひここにも立ち寄ってみて。
いかがでしたか? 「蟹黄魚」は、レストランやバーが集まる新天地の近くとあって、お酒の後で立ち寄る地元の人も多いのだそう。今回は寒い時期に来てしまったナビですが、外席でお酒を飲みながら過ごす夏の夜なんていうのもよさそうです。ぜひ皆さんも、上海蟹麺のあのおいしさを味わってみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。