1930年代の上海をイメージした食空間で、レトロな王道上海料理を味わおう。
こんにちは、上海ナビです。
日々身近な上海人に「最近おいしいと思った上海料理店は?」と聞きまわっているナビ。今日ご紹介する「転角・老弄堂餐廳」は、地元の人のお勧め店のなかから「旅行者が行きやすい場所にあるお店」という理由でナビが以前からチェックしていたお店です。場所は日本人旅行者の利用率が高い「新錦江大酒店」の向かい。レトロなインテリアが話題なのだそう。早速出かけてみることにしましょう〜。
「転角・老弄堂餐廳」へ行こう!
最寄りは「淮海中路」駅3号出口
「転角・老弄堂餐廳」があるのは瑞金一路と長楽路の交差点。最寄りの地下鉄13号線「淮海中路」駅からはすぐです。「新錦江大酒店」「錦江飯店」「オークラガーデンホテル上海」からも徒歩圏内♪
店内はこんな感じ。1930年代の上海をイメージしたレトロな雰囲気が印象的です。個室は要予約だそう。また、土日祝日は行列ができる人気店なので、快適に利用したい方は平日のランチタイムがお勧めです。あと、テーブルや料理などを見るとどれも大人数向け。3人以上で行ったほうがいいかもしれません。
レトロな正統派上海料理を味わおう
今回ナビがオーダーしてみたのは以下。王道寄りで攻めてみました。一皿は大体3〜4人前くらいです。いろいろ頼んでシェアしながら食べるのがお勧め。
素朴な野菜の和えものです
素八仙(25元)まずは前菜から。湯葉も含む8種類の野菜の細切りを鶏がらスープやごま油で和えたもの。シャキシャキの歯ごたえを楽しめます。
ミニレンコンの酢漬け
小米椒藕苗(25元)日本ではあまり見かけないミニレンコン(レンコンの苗? 茎?)を唐辛子と酢につけたもの。さっぱりヘルシーでピリ辛。夏に食べたい一皿かも。ビールにも合います。
お酒といっしょに少しづつ
香橙蟹糊(29元)こちらのお店の看板メニューの一つ。くりぬいたオレンジの中に上海蟹の蟹味噌炒めを入れたもの。オレンジの甘みと蟹味噌が意外にマッチしてとまらないおいしさ。紹興酒を飲みながら少しずつ食べたいかも。
転角紅焼肉(78元)
上海を代表する料理・紅焼肉(豚バラ肉の煮込み)です。脂の部分が透き通るほど煮込まれていて旨味たっぷり。白ご飯がほしくなる濃厚甘辛風味です。王道を味わってみて。
上海小籠(18元/6個)
王道をもう一つ。薄皮で肉汁たっぷりの小籠包です。だんだんお腹いっぱいになってきているけど、一人1籠行けそうなおいしさ。黒酢とショウガの千切りでいただきます。
正統派の上海焼きそば
老上海炒麺(32元)締めは焼きそばにしました。本場の上海焼きそばは香ばしい醤油味の太麺です。ナビは具の鶏毛菜(チンゲンサイに似た細い野菜)が個人的に大好き。一皿が2〜3人前の量になっているのでみんなでシェアしましょう。
ほかにもこんな料理が揃っています(メニューは写真付きなので指差しでオーダーできます)。ナビが今回頼もうかどうか迷ったお勧めは以下。秋冬は上海蟹も味わえるそうです。
いかがでしたか? 雰囲気もよくて王道を味わえて、値段もそれほど高くない「転角・老弄堂餐廳」。意外とこういう上海料理店って少ないかもしれません。立地的に、周辺ホテルを利用する出張者の皆さんでの会食、家族旅行での食事などにもお勧め。ホテルに歩いて帰れる場所においしい店があるとうれしいですよね。
以上、上海ナビがお伝えしました。