一人でも楽しめる火鍋の食べ放題! 「香港広場」内のスタイリッシュな回転火鍋レストラン。
こんにちは、上海ナビです。
今回ご紹介するお店は、完全お一人様向けの火鍋専門店「壹小館」。これまでも一人用の小さな鍋で出す火鍋店はありましたが、具は数人でシェアする量で出て来るので、「一人だといろいろな具材を頼めない」という問題がありました。が、「壹小館」は一人分(一口分?)の小分けの具を回転寿司のようにまわしているスタイルの火鍋店。しかも、1号店は火鍋の本場・四川省の成都にあるそうで味は本格派。どんなお店なのか、早速ご紹介していきましょう〜。
「壹小館」へ行こう!
「壹小館」があるのは地下鉄1号線「黄陂南路」駅からすぐのショッピングビル「香港広場」内。行き方はこんな感じです。
店内はこんな感じ。下で説明しますが、店内はセットメニューをオーダーした人用と、食べ放題をオーダーした人用でエリアが分かれています。人気は断然食べ放題。専用カウンターには回転寿司店のようなまわるベルトが設置されています。
セットメニューを頼んだ場合はここへ
|
|
食べ放題目的の方はこちら
|
入り口に貼ってある説明書きです
☆
「壹小館」攻略法2019年現在大人気で行列ができることも多い「壹小館」。店頭では、ランチタイムは11時、夜は16時から整理券を配り始めます。整理券を受け取る際は、店員さんに食べ放題かセットメニューかを伝えます。順番が来たら店員さんに整理券の番号を伝え、席まで案内してもらいます。
整理券。上から3行目の「A2」が番号です。順番が来ると店員さんが呼んでくれます
地元の常連たちは先にこの時間に店頭へ行って番号を受け取り、呼ばれるまで周辺で時間を潰しているよう。すでに行列ができている時点で整理券を受け取った場合は約2時間待ちとなります。「待ちたくない」という方は、土日のランチタイムが狙い目。オフィス街なので休日の方が空いているとのこと。並ばず入れたという声もありました。
一人で気ままに食べ放題♪
「壹小館」のメニューは、「自助(食べ放題)」(175元)と「自選套餐(セットメニュー)」(85元)の二種類。お勧めなのは断然食べ放題のほうです。お得で具材が豊富なのはもちろんですが、食べ放題エリアの活気と、セットメニューエリアの閑散とした感じを比べると一目瞭然。途中から食べ放題エリアに席を移りたくなるかもしれません。
まずは鍋底(鍋スープ)を選びましょう。一人鍋で二色に分かれた鍋を楽しめるのはおそらく「壹小館」だけ(※ナビ調べ)。ナビは定番の「紅湯1986(四川風激辛スープ)」と「招牌白湯(辛くないだしスープ)」の二色を選びました。左下の写真、そのほかのスープを下から右上へと翻訳すると、「きのこスープ」「ラード激辛スープ」「濃厚トマトスープ」「酸っぱ辛いトマトスープ」です。辛い鍋は日本人の想像以上に辛いことがあるのでご注意を。
二色選ぶと、
|
|
こんな感じの鍋が運ばれてきます。直径は20cmほど
|
席に着いたらつけダレとドリンクを取りに行きましょう(一人の場合は貴重品も持って行きましょう)。フルーツ、主食類(饅頭、チャーハン、麺など)、スイーツ、ペットボトルの水など、すべて食べ放題に含まれています。
こんなふうにまわってきます
準備が整ったら、まわってくる具材を取っていきましょう。具材はざっと数えただけで40〜50種類はあるよう。以下、今回ナビがチョイスした具材です。練り物系、スパム、カニカマ、チャレンジャー系(カエル、豚脳、豚喉など)は、ナビ個人の好き嫌いにより撮影していませんが、好きな方はぜひいろいろ試してみてください。食べ放題なので、気に入ったら何回食べてもOKです♪ 鴨ホルモンがメインだったり、桂剥きみたいに切られたタケノコがあるなど、ちゃんと本場の成都式になっている点にも注目を。
鍋のスープは店員さんが定期的に継ぎ足しにきてくれます。具材の空いた器はテーブルの上に積み重ねておけばOK。食べられる量は、普通の食欲で約30皿といった感じでしょうか。ナビは主食エリアで取った麺を食べてしまったことと、ドリンクコーナーでジュースを取ってしまったことにやや後悔。次回はストイックに鍋の具材と水だけでいきたいと思います。
こんな感じで積み上げつつ
|
|
自分のベースで本場の火鍋を
|
いかがでしたか? 「壹小館」のもう一つのお勧めポイントは、地元の人も普通に一人で来ていることと、店内の照明が落とされているのでまわりが気にならないということ。女子一人旅でも堂々と火鍋食べ放題に行ける環境が整っています。ぜひ皆さんも、上海一人旅の際、一人で出張の際は「壹小館」をチェックしてみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。