西岸

WEST BUND徐汇滨江(西岸文化走廊)

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川沿い散策と美術館めぐりを楽しめる注目スポット! ウォーターフロントの大型アートゾーン。

こんにちは、上海ナビです。
90年代末ごろから上海に増え始めたものといえば「アートスポット」です。主流は工場跡地をリノベーションしたもので、小さなギャラリーやアトリエがギュッと固まったカオス感が魅力。「M50」や「紅坊」はガイドブックなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、そんなアートスポットの進化型。川沿いの超広大なエリアを使った散策型アートゾーンです。どんな場所なのか、早速出かけてみましょう。

「西岸」に行こう!

「西岸」があるのは、上海市内の真ん中を流れる川「黄浦江」をずーっと南西へ下ったところ。南北約1.5kmの龍騰大道沿いのエリアです。最寄り駅は、北側が地下鉄7、12号線「龍華中路」駅、南端が地下鉄11号線「雲錦路」駅です。行きたい美術館の最寄り駅でも変わってきますが、とりあえずざーっと歩いて全体を見たい場合はこの両駅間を歩くのがお勧め。両方の駅からの行き方はこんな感じです。
「龍華中路」駅からの行き方。
①「龍華中路」駅1号出口を出ます

①「龍華中路」駅1号出口を出ます

②出たところはモール「正大楽城」

②出たところはモール「正大楽城」

③モール南側の龍華中路を左へ

③モール南側の龍華中路を左へ

④左手にアウディの店舗を通り過ぎ

④左手にアウディの店舗を通り過ぎ

⑤楓林路を右折

⑤楓林路を右折

⑥そのまま進むとエリアに入って行きます

⑥そのまま進むとエリアに入って行きます

「雲錦路」駅からの行き方。
①「雲錦路」駅2号出口を出て、

①「雲錦路」駅2号出口を出て、

②左へ進み、

②左へ進み、

③1本目の角を左折するとエリアに入ります

③1本目の角を左折するとエリアに入ります


「西岸」とは?
整備されたのは2013年ごろ。2010年に開催された上海万博の跡地に隣接しており、もとは旧龍華空港を中心とした古い工場街だったそう。そのため、点在する美術館の多くが工場や飛行機の格納庫をリノベーションしたものなんです。まだまだ発展中のエリアなので、空港跡地の広大な更地、建設中のビル群など、変わった風景が撮れる場所として地元カメラマンにも人気だそう。
格納庫をリノベーションした私設

格納庫をリノベーションした私設

新しいビルがどんどん建っているエリア

新しいビルがどんどん建っているエリア

斬新な美術館多数

斬新な美術館多数

また、「西岸」エリアはアートの自由貿易区としても話題。美術館は基本的に私設で、オーナー好みの企画展を開くため、今まであまり中国に来なかったような作品が見られることも。建物のデザインもユニークなものばかり。絵画や建築、デザインに興味がある方なら夢中になれるエリアかもしれません。
ギャラリーや屋外のオブジェなども ギャラリーや屋外のオブジェなども

ギャラリーや屋外のオブジェなども

「西岸」を歩こう!

散策コースになっています

散策コースになっています

それでは、エリア内を歩いてみましょう。今回ナビはいちばん北側の「龍美術館(西岸館)」付近から、南端の「西岸芸術中心」へ行くルートで歩いてみました。所要時間はゆっくり歩いて約1時間半、美術館を見学しながら歩くと約半日です。
※周辺は開発中のエリアです。施設、風景は2016年5月現在のものです。今後の変化も予想されますのでご注意下さい。
「龍美術館(西岸館)」

「龍美術館(西岸館)」

エリアに入り、まず見えてくるのが石灰工場をリノベーションした大型私設美術館「龍美術館(西岸館)」です。国内外の現代アーティストによる企画展を開催していて、上海のアートファンにはお馴染みの存在。広大で斬新な展示空間は必見です。一角にはカフェも。
エントランス

エントランス

館内の様子(オラファー・エリアソン展開催時)

館内の様子(オラファー・エリアソン展開催時)

カフェもあります

カフェもあります

コンテナを積んだようなデザインの入り口と駐車場が隣接する広場は、音楽フェスや季節イベントなどが開催される「徐匯濱江緑地」。イベントがない日は、こんな広大な芝生広場になっています。
広大なイベントスペースがあります 広大なイベントスペースがあります

広大なイベントスペースがあります

川沿いのデッキを歩いてみました。対岸は、上海の市中心地で唯一手つかずの湿地が残る「後灘公園」です。北側には「盧浦大橋」が見えました。行き交う船を眺めつつ気ままにお散歩を。
散策デッキになっています

散策デッキになっています

盧浦大橋

盧浦大橋

対岸に湿地帯

対岸に湿地帯

一角にはボルダリング(ロッククライミング)を無料で楽しめるエリアが。気候のいい時期の休日は、若者や親子連れでにぎわいます。
さらに歩くと橋が見えてきます。歩行者と自転車は車道用の橋ではなく、下側の専用通路へ。
車道の下に、

車道の下に、

二輪と歩行者用の歩道があります

二輪と歩行者用の歩道があります

橋からの風景

橋からの風景

橋を渡ってさらに進みます。ユニークなオブジェが点在。このあたり、上海市内でいちばん静かでのんびりできるエリアかも?
灯台、監視台のようです

灯台、監視台のようです

建物ではなく、アート作品とのこと

建物ではなく、アート作品とのこと

遠くに陸家嘴の高層ビル群

遠くに陸家嘴の高層ビル群

湿地帯だったころの名残?

湿地帯だったころの名残?

間近に船が

間近に船が

「余徳耀美術館」

「余徳耀美術館」

さらに進むと、このエリアを代表するもう一つの美術館「余徳耀美術館」が見えてきます。ナビが訪れた日はジャコメッティ展が開催されていました。こちらも私設美術館で、飛行機の格納庫をリノベーションしたスケールの大きい展示空間が魅力。エントランスフロアのカフェはチケット無しでも利用できます。
ダイナミックな空間

ダイナミックな空間

エントランスにカフェ

エントランスにカフェ

その次に見えてくるのは、写真専門の美術館「上海撮影芸術中心」です。こちらもオシャレな内観が必見。国内外の有名フォトグラファーによる企画展を定期的に開催しています。ここまで、美術館をいくつか紹介してきましたが、月曜日が休館の施設が多いのでご注意を。
「上海撮影芸術中心」

「上海撮影芸術中心」

館内はこんな感じ

館内はこんな感じ

「西岸芸術中心」

「西岸芸術中心」

「西岸」エリアのゴール地点にあるのが「西岸芸術中心」。こちらも格納庫をリノベーションした展示施設ですが、基本的にアートフェア、デザイン展などのアート系見本市で利用されています。通常時は開放されていません。
2016年以降注目の一角

2016年以降注目の一角

この「西岸芸術中心」の奥に、2016年現在新たなアートスポット「西岸文化芸術示範区」が建設中。有名アーティストのアトリエやギャラリー、デザイン関連の会社のオフィスやスタジオがオープンし始めています。ここの建物のデザインがとにかくオシャレ。ギャラリーとして開放しているものもあるので、ぜひ見学してみて下さい。
オフィスやスタジオ、ギャラリーなどが集まっています オフィスやスタジオ、ギャラリーなどが集まっています オフィスやスタジオ、ギャラリーなどが集まっています

オフィスやスタジオ、ギャラリーなどが集まっています

ここから地下鉄11号線「雲錦路」駅までは歩いてすぐ。以上、約2時間の川沿い散歩でした。歩いたエリアと各スポットを地図で見てみましょう。

「西岸」の楽しみ方

犬連れの人がいっぱい

犬連れの人がいっぱい

アート、建築、デザインなどに興味がある方にはぜひお勧めの「西岸」エリア。ほか、地元の人たちは散歩やスポーツを楽しむ場として利用しています。アディダスの公式ランベースにもなっており、市民ランナーにも人気の場所。犬連れの人、楽器の練習をする人など、みんな思い思いに過ごしています。上海市内の喧噪や熱気に疲れてしまったときにもぜひ。
サイクリング

サイクリング

ピクニック

ピクニック

楽器の練習

楽器の練習

「オシャレな上海人が多いエリア」としても意外に知られている「西岸」。このエリアの美術館は、ベタな有名アーティストではなく、感度の高い若者層を惹きつける企画展を多く開催しています。各美術館の入場料は50〜100元とかなり高めの設定なのですが、それでも鑑賞したいと訪れる人たちがやってきています。佇まい、雰囲気、ファッションが洗練された人が多い気がします。
上海市内で、地平線が見える場所

上海市内で、地平線が見える場所

2016年現在、目下大開発中のエリアだけあって、廃飛行場跡地の広大な更地、建設中のビル、旧工場時代からの家屋や商店など、新旧のコントラストがとても強い風景を見られます。ナビも通りがかるたびに、写真集や映像のロケ地にしたらおもしろそうだな〜と思っています。カオスな風景を撮影したい方はぜひお早めにお出かけを。
更地と、

更地と、

古い家屋と、

古い家屋と、

建設中のビル

建設中のビル


いかがでしたか? このエリアの美術館で開催されている企画展の情報は、『上海ナビ』でも随時お知らせしています。まずは、気になる展覧会があったらぜひ出かけてみてください。出かけたら、川沿い散歩もあわせてどうぞ。のんびり過ごす上海人たちの様子と、広々と静かな風景に、上海のもう一つの魅力を発見できるかもしれません。
以上、上海ナビがお伝えしました。

記事登録日:2016-06-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2016-06-23

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