スケートリンクやイベント施設、ホテルも併設! 龍柏エリアの巨大複合モールを歩こう。
こんにちは、上海ナビです。
地下鉄で行ける郊外の住宅エリアに巨大モールが続々登場している上海。今日ご紹介する「上海万象城」も、2017年秋にオープンした郊外型巨大複合モールの一つです。オープン時には、蜷川実花デザインの開業ポスターが市内の地下鉄駅構内に多数掲示されたことでも話題になりました。ショッピングだけでなく、ビジネス施設、エンタメ施設としても今後注目を浴びそうな「上海万象城」。どんな場所なのか、早速見に行ってみることにしました!
「上海万象城」へ行こう!
「上海万象城」があるのは地下鉄10号線「紫藤路」駅。駅に直結しているので迷いません。このエリアはひとまとめに龍柏とも呼ばれ、在住韓国人が多い地域。本場の韓国料理店が集まるエリアでもあります。
「紫藤路」駅1号出口の向かいに、
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地下売り場への入り口があります
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全体の模型が展示されていました
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「上海万象城」とは?2017年9月にオープンした複合モールです。デベロッパーは香港系の華潤グループ。規模は53万平米で、そのなかにショッピングモール、オフィスビル、展示施設、ホテルなどが入っています。高級ブランドを集めたり、若者好みのショップを揃えた市街地のモールと異なり、店舗はほとんどがファミリー向け。一方、オフィス棟には外資系企業も多く入っているようで、欧米人のビジネスマンもちらほら見かけました。
今回は全体をざっと歩き、ショッピングモール部分を中心にご紹介することに。2017年12月現在、ホテルはまだオープンしていませんでした。予定では5つ星クラスのホテルが二つ入るとのことです。
巨大モールの全体像
地下鉄の駅から地上へ上がるとオフィス棟が
まずは外側からぐるっと見ていきましょう。地下鉄の駅から地上へ出たところはオフィス棟入り口。この日は欧米系企業の展示会が開催されているようでした。出張や視察に訪れるビジネスマンの方は今後覚えておきたい場所になるのかも。
敷地内は整備された公園のよう。空間も建物もスケールがすごい! オフィス棟には高級車のショールームも入っています。
地下てっぱくです
モール棟入り口付近には「上海地下鉄博物館」が。もともとあったものがこのモールに組み込まれる形になっています。
モール内を探検〜♪
それでは、メインのモール部分を見て行きましょう。フロアは地下1階〜6階。細長い建物です。
ナビのお勧めはセレクト書店「言几又」
<ショップ>まずはショップから。こんな感じのお店が入っています。
※2017年12月現在のお勧めのお店、目印になるお店をご紹介しています。
行列店「桂満楼」もあります
<レストラン>レストランはこんな感じ。市内でも人気のチェーン店を網羅しています。スターバックスは、なんと一つのモール内に一般店舗とリザーブの二つが入っていました。
吹き抜け沿いに大型フードコートが
ナビのお勧め店は、5階にある大型フードコート「食通天」。ローカル店から日本のラーメン屋さんまであって雰囲気も満点!
<エンタメ施設>
「上海万象城」の魅力は、大型エンタメ施設がたくさんあること! 家族で1日過ごせるモールなんです。
開放感たっぷりのリンク。下は本物の氷です
なかでもメイン的施設なのが4階のスケートリンク。オリンピックのアイススケート場の基準を満たしたリンクだそうで、フィギュアスケートの選手経験があるコーチのレッスンやアイスホッケーの試合も開催されるそう。もちろん靴や手袋などもレンタルできるので、思いついたときに滑ることができます。入場料は100元。
6階には屋上庭園がありました。気候のいい時期はここでイベントが開催されるのかも?
地下鉄の駅とモール棟をつないでいます
<地下コンコース>モールから地下鉄駅までの地下街(上はオフィス棟)には、気軽に立ち寄れる飲食店や雑貨店が並んでいます。
いかがでしたか? 2017年末現在、上海市内には『上海ナビ』の記事紹介のペースでは追いつかないほどたくさんの新モールがオープンしています。が、そのなかからどれを紹介しようかと考えると、まず思いついたのは「上海万象城」でした。今後もビジネス系、アート系の注目イベントも多数開催されそうなこのモール。おもしろそうな情報が入ってきたら、その都度お伝えしていきたいと思います。
以上、上海ナビがお伝えしました。