アートな空間に旬のブランドショップが多数。上海の若者カルチャーがわかるショッピングビル。
こんにちは、上海ナビです。
おしゃれなショッピングモールが増加中の上海。最近の人気の傾向は、ほかにないテナントが入っていること、コト消費スペースがたくさんあること、撮影自由な映えスポットがたくさんあること、などでしょうか。今回ご紹介する「TX淮海」は、それらの要素を踏まえた上でさらに新しい可能性を目指している注目のビル。日本から進出したお店もいくつか入っているのだとか。早速出かけてみることにしましょう〜。
「TX淮海」へ行こう!
「TX淮海」があるのは上海の主要ストリートの一つ・淮海中路。最寄り駅は地下鉄13号線「淮海中路」駅です。行き方はこんな感じ。
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「TX淮海」とは?2019年末にオープンした6階建てのショッピングビルです。「2008年まで伊勢丹として営業していたビル」と言えば分かる人も多いかも。別名は「ユース・エナジー・センター」で、大胆にも若者だけをターゲットにした店づくりをしています。館内はアート施設、音楽を楽しむ場としても機能していて、行くたびに新しい発見がありそう。ショッピングや散策だけでなく、上海の若者マーケットを把握したいビジネスマンの方には視察スポットとしてもお勧めです。
館内を散策♪
入り口にDJブースが
それでは早速館内を見ていきましょう。ナビが訪れた2020年3月現在はまだプレオープン中でした。また、ポップアップストアとしてオープンしているお店も多いようで、今後館内はどんどん変わっていきそうです。目安としてご覧ください。
こんな店舗が入っています。川久保玲や山本耀司など、上海の若い洋服好きたちに大人気の商品が揃う「dot COMME」、NYからやってきたというアート雑貨店「VISIONAIRE PRESENTS AT STARK」など、注目のお店がいっぱい。店舗デザイン自体に見応えがあります。ナビは上海らしいオリジナルグッズを扱っている「BM」が気になりました。
福岡発の「NO COFFEE」
飲食店のお勧めは、福岡から上海に初進出したカフェ「NO COFFEE」、テラス席から淮海中路を見下ろせるカフェバー「M Stand」、韓国ではユッケ寿司で有名という上海初進出の韓国料理店「高音男(コヨナム)」です。グルメフロアは2020年春現在まだ工事中のお店も多いので、今後どんどん個性的な話題店がオープンしそう♪
ショッピングビル内とは思えない!
各フロアには、空間をゼイタクに使ってアート作品が展示されています。自由に座れる場所も多いので、美術館気分でのんびり過ごせます。撮影もOK。
階段付近にはDJブースや大型スクリーンが。今後イベントなども開催されるのかも。
いかがでしたか? 幅広い層に人気のある店舗を集めたモールが多い上海で、「TX淮海」はやや異色な存在です。駐車場も少しだけで、地下鉄の駅も直結していないのですが、それも「あえて」とのこと。ファッションやアートが好きな、コアなファンを呼べる場にしたいようです。ナビもどちらかというと少数派好き。今後もイベントや新店オープン時は常にチェックに行こうと思っています。
以上、上海ナビがお伝えしました。