中国皮革城 (海寧)

CHINA LEATHER MARKET HAINING海宁中国皮革城

閉店・移転、情報の修正などの報告

世界の工場・中国ならでは!皮革製品の国内外への流通拠点でもある“皮革の都”海寧市の大型皮革市場をご案内します。

こんにちは、上海ナビです。
今回はナビツアー 「水郷古鎮・烏鎮と皮革の街・海寧2日間」 の2日目に体験できる中国国内でも指折りの皮革市場 「中国皮革城」 をご紹介します。
上海から杭州へと向かう途中にある浙江省海寧市は、中国全土での皮革製品生産のうち約3分の1を占め、ここから海外へも多くの商品が流れていく “ 皮革の都 ” なんだそう。1993年にオープンしたこの 「中国皮革城」 は、“ 市場 ” という言葉から想像する雑然としたものではなく、日本でいうアウトレットモールのように現代的に整備された大型マーケットになっています。
広大な一画内にあるのは、皮革製品や毛皮製品がメインの 「中国皮革城」、ジーンズウエアを扱うショップも多い 「中国牛仔城」 の2つの大きな建物にレストランモール、飲食ストリート、キッズ向けのゲームセンター「電玩城」など。大型駐車場が完備され、毎日遠方からも車で多くの買い物客がやって来るんですよ。

~ 皮革&毛皮のメインは 「中国皮革城」 です ~

ショッピングのメインとなるのは駐車場の目の前に建つ 「中国皮革城」 です。中国ならではのビッグマーケット内にあるテナントは、何とおよそ2,000店にも及ぶそうですよ。
「中国皮革城」 のフロア構成
4階 レストラン / 3階 毛皮服飾/ブランドレザー/ 2階 レザーウエア/毛皮/ 1階 レザーバッグ、小物/中国工商銀行

とにかくマーケット内が広く、いろいろ品定めして歩いているとどこがどのお店だったのか分からなくなるそうです。そういうこともあり、マーケット内の各通路にはまるで市街のようにストリート名と東西の標識が出ているんですよ。
ショッピングの目玉その1は、1階のレザーバッグ売場。小さいものはショルダー類から大きなものだとスーツケースまで、男女共ワンサカ豊富に揃います! 必ず何か1点は 「これ、ちょっといいかも」 と思える商品に出会えると思いますよ。
バッグ類には既に価格の表示された札が付いていたりしますが、言い値はたいてい400元前後から。たとえば価格札に900元程度の表示があるものでも、最初の言い値は460元くらいになります。その後の価格交渉は、本気でその商品が買いたいかどうかに掛かってきますが、あまり買う気のない商品ならむやみに交渉しないのもマナーの1つです。
2階はレザーを使った服飾品がメインのフロアになっています。男女とも、ジャケット類がこのフロアの売れ筋商品。写真のショートジャケット類なら、1,000元程度からです。サイズや縫製をしっかり見定めて、納得の行く価格で決着をつけましょう。
3階は毛皮製品がメインのフロアです。毛皮小物類のお店もありますが、一番品揃えが豊富なのはやっぱり毛皮コートですね。しかし、いくら安い市場とは言え、一着4万元(約60万円以上)の商品なども普通に並んでいます。毛皮製品はやはり高い買い物になるので、たとえば日本ではどういう質のものがどれくらいで購入できるのかといった感覚を掴んでから行くことをオススメします。

~ 靴やジーンズの集まるフロアもありますよ ~

「中国皮革城」の脇には靴が専門に並ぶ 「靴業広場 (シューズ プラザ)」 や 「牛仔城 (ジーンズ マーケット)」 が続きます。内部はまだまだこれからお店が増えるか?といったところですが、こちらもついでに物色してみましょう。

デザインと価格はやはり比例するようで、なかなかステキなデザインに出会うと1,000元以上というのがザラだったりしますが、安いものだとブーツでも最初の言い値が500元以下で始まります。
2階へと上がっていくと、キッズ用シューズも多く揃います。なお、このシューズフロアは1階にたくさんのスリッパ卸売り店があります。一見野暮ったい感じがしますが、よく見ると意外に使えそうなものや激安のレザー手袋などが紛れていることも。
さらに上のフロアはかなり閑散としているのですが、その中にソックスの専門店もあります。ちゃんとしたお店で普通に買うよりは安いので、お好みのものがあればついでにゲットしておきましょう。レディース&キッズ商品がメインの品揃えです。
ジーンズマートの方も今はまだ割りと閑散としていて、これからお店が増えていくのかというところです。こちらの店舗ではメンズ&レディースのジーンズとカジュアルウエアが並びます。
★中国工商銀行
なお、「中国皮革城」 の1階には中国工商銀行もありますよ。営業時間は9:00~17:00です。
1994年にオープンした 「中国皮革城」 は、周辺に憩いの噴水やキッズの遊び場もでき、1日丸々使ってショッピングを楽しめるような施設が整っています。新しくオープンする店舗の内装をやっている所も多い他、レストラン施設や影絵劇場などが並ぶ “ 飲食ストリート ” も近日オープンする様子で、今後もさらに充実した施設に変わっていきそうです。

あまり目的なく歩いていると疲れてしまう程のビッグマーケットなので、皆さんも訪れる前に欲しい商品のイメージをしっかり持って、後悔のないお買い物をしてきてくださいね!

記事登録日:2008-10-02

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-10-02

利用日
女性 男性