ザ・ペニンシュラ上海 (上海半島酒店)

上海半島酒店 The Peninsula Shanghai上海半岛酒店

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行き届いたサービス、最新の設備は「さすが!」のひと言。スパ、ショッピング、アフタヌーンティーで過ごす誰よりも優雅な外灘ステイ。

こんにちは、上海ナビです。
香港では、ラグジュアリーホテル、アフタヌーンティーの代名詞となっている「ペニンシュラ」。2009年にオープンした「ザ・ペニンシュラ上海」も、徐々に上海を代表する高級ホテルとしてリピーターを増やしているようです。位置するのは上海でもっとも有名な観光地・外灘。しかも外灘特有の老房子(歴史的建造物)ではなく、新築ビルを使用したスタイリッシュな空間がゲストを迎えてくれるんです。それでは早速、ゴージャスなペニンシュラワールドに足を踏み入れてみましょう。
場所はご存知「外灘」。ひと口に外灘といっても北から南まではざっと1kmほどありますが、ペニンシュラが位置するのは北側、外灘(中山東一路)と北京東路のT字路です。宿泊客のエントランスは北京東路側。外灘側の入り口は、シャネルのショップとレストランの入り口になっています。北京東路を隔てた南隣は、2010年9月にオープンした「外灘27号」です。
外灘からの浦東の風景。

外灘からの浦東の風景。

北京東路。

北京東路。

西側には、現代アート美術館「上海外灘美術館」を囲む開発中のエリア「洛克」が。2010年9月現在まだ工事中なのですが、今後は新天地などに次ぐオシャレスポットになりそうな予感。メインストリートの圓明園路には、映画のセットみたいな街並が続いています。宿泊中に、ぜひ散策してみて下さいね。

いざ、ペニンシュラワールドへ

 早速エントランスから見ていきましょう。
入り口の噴水。

入り口の噴水。

北京東路側エントランス。

北京東路側エントランス。

入り口を入ると、すぐそこに広大なカフェラウンジが! フロント、宿泊客の荷物、コンシェルジュのデスクなど、ホテルの入り口にありがちな事務的なものは極力奥に寄せ、楽しそうな食事風景やアフタヌーンティーでくつろぐ旅行者たちがいちばん先に目に飛び込む仕掛けになっています。
フロントは、客室へ上がるエレベーターの前にこじんまりと存在しています。エレベーターと言えば、フロント横のエレベーターは宿泊客専用なんです。レストランやバーだけでホテルを利用する人は乗れない仕組み。セキュリティも万全ですね。

客室グレード

気になる客室グレードは以下のとおり。さまざまなタイプのお部屋がありますが、いちばんオーソドックスなデラックスルームでも充分セレブ気分が味わえます。

① スペリオールルーム
② デラックスルーム
③ デラックス・ガーデンルーム
④ デラックス・リバールーム
⑤ デラックス・テラスルーム
⑥ グランド・デラックス・リバールーム
⑦ エグゼクティブスイート
⑧ デラックス・ガーデンスイート
⑨ デラックス・リバースイート
⑩ グランド・デラックススイート
⑪ アスタースイート(テラス付き)
⑫ マジェスティックスイート
⑬ パレススイート(テラス付き)
⑭ ペニンシュラスイート

504号室/デラックス・ガーデンルーム(約58㎡)

まず案内していただいたのはこちらのお部屋。窓が大きくとられていてとにかく明るい! スタンダードなお部屋でこんなに広いんです。
デスクは窓際にありました。ソファの前のテーブルにはウエルカムフルーツが。
インターネットラジオなどにつなげるリモコン。

インターネットラジオなどにつなげるリモコン。

デスクの上には、世界各国のインターネットラジオにつなげるこんなマシンが。インターネットは、無線有線ともに無料で使えます。そしてなんとファックス付き。出張者の方なら、ビジネスセンターに行かずしてお部屋の中でバリバリ仕事ができますね。
電話。

電話。

コンセント。

コンセント。

ファックス。

ファックス。

ベッドの横にはこんな機械がありました。カーテンの開閉、照明、テレビ、DVDなど、室内の各設備に使えるリモコンだそう。起き上がらずにすべて手元で操作ができるんです! もちろん目覚まし時計機能も。
テレビ、DVDプレーヤーは、すっきりと棚に収納されています。リモコンは、一台でテレビもDVDも操作できます。
グラス。

グラス。

棚の下には、エスプレッソマシン、ティーセット、ミニバー、おつまみ、冷蔵庫が収納されています。ペニンシュラと言えばアフタヌーンティーですが、オリジナルパッケージの紅茶もちゃんとありました。「すべて無料でご提供しています。飲みきってしまったら、またお持ちします」とスタッフ。ナビはこれ、お土産にしちゃうかも(笑)。
ミニバー。

ミニバー。

冷蔵庫。

冷蔵庫。

エスプレッソマシン。

エスプレッソマシン。

ティーセット。

ティーセット。

バスルームを見てみましょう。レリーフの施された壁がなんともゴージャス。バスの両側に二つ洗面台があり、シャワールームとトイレは個室になっています。シャワーは手持ち、固定両方完備。
シャワーブース。

シャワーブース。

トイレ。

トイレ。

洗面台。

洗面台。

アメニティもペニンシュラオリジナルです。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローション、歯みがきセット、カミソリ、くし、シャワーキャップ、ソーイングセット、爪みがきなどがひととおり揃っています。
バスタブの横にこんなリモコンを発見。なんと、浴槽に浸かりながらさまざまな雰囲気を楽しむことができるんです。例えばスパモード。押すと、ほの暗くなりヒーリングミュージックが流れ出します。とりあえず全部押してみて、いろいろ楽しんでみて下さい。くれぐれものぼせにはご注意を。また、入浴中にかかってきた電話がとれるシステムなども組み込まれています。テレビももちろんついてますよ。
バスルームの横はウオークインクローゼット。バスローブ、カサ、スリッパ、アイロン、ドライヤーなどが入っています。ドレッサー付きなのがうれしいですよね。しかも、なんとネイルドライヤー付き! 「さすがペニンシュラ!」と言いたくなってしまう細やかな設備です。また、引き出しはすべて中の物が見えるようにガラス製になっています。身支度をしてチェックアウトというとき、パッと見れば忘れ物を確かめられますよね。
バスローブ。

バスローブ。

ハンガーとネクタイ掛け。

ハンガーとネクタイ掛け。

ドライヤー。

ドライヤー。

ネイルドライヤー。

ネイルドライヤー。

さらに! クローゼットの奥にあるロッカーのようなこの箱、なんだと思います? なんとクリーニングボックスなんです。洋服を入れて「サービス」のボタンを押しておけば、クリーニングスタッフが廊下側の扉をあけて洗いものを持って行ってくれるシステム。最長6時間でクリーニングは完成し、その後またこの箱に戻しておいてくれます。24時間機能しているので、夜出せば朝はクリーニング済みの服が着られるんですよ。しかも、受け取りや引き渡しのやりとりが不要なので、言葉の心配も無用です。

510号室/グランド・デラックススイート(約125㎡)

よりラグジュアリーにホテルステイを楽しみたいならこちらのお部屋がオススメ。リビングとベッドルームが分かれていてとにかく広い! そして自分の部屋から浦東の風景を独り占めできます。望遠鏡もついてるんですよ。
窓からの風景です。
アメニティ、バスルームはさきほどのお部屋と同様のものが用意されています。

ホテル内施設

◎広東料理「逸龍閣」
本場香港の高級広東料理が堪能できる中華レストラン。1930年代の上海をイメージしたレトロモダンなインテリアも必見です。5〜6人の家族や友人同士で利用するなら個室がオススメ。気兼ねなく静かに食事が楽しめます。利用する場合は、チェックイン後早めにスタッフに申し出てみて下さい。
ダイニング。

ダイニング。

個室。

個室。

◎フレンチレストラン「Sir Elly’s」
ちょっぴりドレスアップして出かけたいフレンチレストラン。ダイニングとバースペース、ルーフトップと3つのエリアに分かれていて、食事のあとも場所を変えてのんびりくつろぐことができます。特に屋上バーの景色は最高。ナビも今度は夜訪れてみたいと思います。
バースペース。

バースペース。

テラス席からの風景。

テラス席からの風景。

◎カフェラウンジ「The Lobby」
ペニンシュラ名物のアフタヌーンティーが楽しめるのはここ。エントランスを入ってすぐのところに位置します。もちろん宿泊客以外でも利用できるので、外灘観光のひと休みにもぜひご利用を。
◎バー「The Compass Bar」「Salon de Ning」
ペニンシュラにはこだわりのバーが2カ所あります。一つは1階に位置する「航海」をテーマにしたスタンダードなバー。もう一つは地下のジャズバーです。どちらもさらっとスマートに使える雰囲気。また、ホテル内では唯一喫煙できる場所でもあるので、愛煙家の方は食後バーへ直行しましょう。
◎スパ「ザ・ペニンシュラスパ」
旅の疲れを取り去り、きれいになって帰国できるラグジュアリースパ。ホテルから一歩も出ない日があってもいいかも!?
◎ ジム「フィットネスセンター」
宿泊客なら無料で利用できるジムとプール。明るくて清潔感のあるプールがとにかく印象的でした。泊まる際は、水着を必ず持参して下さい。
◎ ショップ「ザ・ペニンシュラアーケード」
シャネル、プラダ、上海灘など、一流ブランドのショップやスーツのオーダーメイド店が並んでいます。地元セレブのショッピングスポットとしても定着しているんですよ。
いかがでしたか? やはりさすがペニンシュラ。設備、サービス、インテリアなど、どれも他のホテルとは一線を画すものばかりでした。ところで、ホテル内に飾られているすべての生花は日本人フローリストが手がけているのだそう。「おもしろい生け方ですねなんて、よくお客様に褒めていただくんですよ」とスタッフ。確かに、キュートなアレンジのお花を館内でたくさん見かけました。優雅な気分で過ごしているからこそ、片隅に置かれたお花を褒めたい気分になるのかもしれませんよね。
以上、上海ナビがお伝えしました。



記事登録日:2010-09-17

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-09-17

スポット更新日:2019-04-17

利用日
女性 男性

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