金賞の小籠包と上海蟹を庶民派価格で! 南京東路エリアの人気点心レストラン。
こんにちは、上海ナビです。
上海のグルメシーンは常に進化中。上海旅行に来たなら絶対食べたい定番の名物・小籠包も、老舗や有名店の味を越えようと次々に新しいお店が登場しています。今日ご紹介する「蘇小柳點心専門店」もその一つ。あの老舗より、あの有名チェーンよりもおいしい小籠包や点心が味わえると地元で話題なんですよ。しかも場所は旅行者の皆さんにも行きやすい南京東路! 早速出かけてみることにしましょう〜。
「蘇小柳點心専門店」へ行こう!
最寄りは「人民広場」駅。19号出口を出ます
「蘇小柳點心専門店」の最寄駅は地下鉄1、2、8号線「人民広場」駅。行き方はこんな感じです。
ランチタイムは大混雑します
店内はこんな感じ。オープンキッチンのある明るくてレトロな雰囲気のインテリア。一人でも気軽に利用できます。食事時は行列ができることがあるので、お昼は11時半、夜は17時半ごろに行くのがコツ。位置付け的にはカジュアルな食堂なので、予約は基本的に受け付けていないそうです。
2018年現在、このモール内にもお店があります。滞在先や目的地で選んでみてください。メニューは基本的に同じです。
絶品点心を上海蟹とともに♪
それではメニューをご紹介していきましょう。オーダー方法は、各テーブルに置いてある写真付きの紙のメニューに鉛筆で書き込んで店員に渡すシステム。食べたい料理名の「□」にチェックをすればOKです。お茶は無料(盃みたいな器がかわいい!)。ナビは今回ランチだったので我慢しましたが、紹興酒やビール、伝統的な米酒もあるので、お酒とおつまみで過ごしたい人にも大いにお勧めのお店です!
食べたい料理を選んでチェックマークを入れ、店員さんに渡します
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食器がかわいい♪
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今回ナビがオーダーしたのはこちら♪
茎レタスは栄養満点
小磨麻油拌青莴絲(19元)上海では家庭料理などによく使われている野菜・莴笋(ウォースン/茎レタス)を細切りにし、ごま油で和えたシンプルな前菜。シャキシャキの歯ごたえで美味。
気軽に上海蟹を食べよう!
八年陳酒熟酔蟹(15元)「え、15元!?」と、値段を2度見してしまった上海蟹の紹興酒漬け。8年もののお酒に漬けた、深い味わいがやみつきに。これと紹興酒だけで1時間くらい飲めそう。とろとろの蟹味噌が絶品です。これだけのためにこのお店に立ち寄るのもアリです。
熱々で肉汁たっぷり
蘇小柳金賞鮮肉小籠(18元/6個)2017年に中国烹飪協会から金賞を授与されたという、看板メニューの小籠包。ということは、上海でいちばん美味しいと言ってもいいのかも? 中は肉汁たっぷりで熱々。皮も薄すぎずナビ好みでした。
蘇小柳蝦餃皇(22元/4個)定番点心のエビ蒸し餃子も頼んでみました。プリプリのエビがぎゅっと入っています。広東式だとそのまま食べるお店が多いのですが、ここは上海式に黒酢をたっぷりつけていただきます。
香ばしい雑炊です
晩粳米海鮮泡飯(29元)中国のご飯ものというと炒飯やお粥をイメージするかもですが、実は「泡飯(雑炊)」もけっこう定番。こちらのお店の雑炊は、香ばしい粳米(うるち米)のおこげ入り。具は小エビ、細切りナマコ、アサリなど。素朴でやさしい風味です。
子供も好きそう
象形南瓜(12元/3個)点心をもう一品。写真映えするものを、と思ってカボチャの形の饅頭を頼んでみました。中はもちろんカボチャ餡。自然な甘さで美味。
ほろ酔い系デザート
老鎮桂花酒酿(9元)上海の伝統的な酒粕のデザート。意外にお酒感と酸味が強いので好みは分かれそうですが、発酵系の味が好きならハマる味。ハスの実とナツメ入りです。
※支払いは、各テーブルに貼られたQRコードをスキャンしてスマホ決済で支払います。スマホ決済を利用しない場合は店員を呼び、テーブルで清算してもらいます。
いかがでしたか? ほかにも黄魚(イシモチ)入りの春巻や揚げ豚のスペアリブ、デザート盛り合わせなど、気になるメニューがたくさんあったこちらのお店。ふらっと気軽に利用できるので、とりあえずナビはまたあの蟹の酒漬けを食べに行くと思います。ぜひ皆さんも利用してみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。