陸家嘴エリアで上海料理を楽しむならここ! カジュアルでおしゃれな定番料理が揃う人気店。
こんにちは、上海ナビです。
上海の中心地ながら、旅行者にお勧めできるお店が意外に少ない浦東・陸家嘴エリア。ナビも毎回モール内のチェーン店(いいお店は多いけど、旅行者的には?)、ホテル内のレストラン(おいしいけど高いです……)を勧めていますが、ずっと「もっと気軽に使えるいいお店があれば」と思っていました。そんななか、見つけたのが今回ご紹介する「春在」。陸家嘴エリアの高層オフィスビルで働く地元のOLさんたちに大人気の上海料理店です。早速ご紹介していきましょう〜。
「春在」へ行こう!
最寄りは「陸家嘴」駅6号出口
「春在」があるのは富城路。陸家嘴エリアでもいちばん川側の通り沿いにあります。最寄駅からの行き方はこんな感じ。
外観はこんな感じ
店内の様子です。気候がいい時期や夏の夜はテラス席もお勧め。高層ビル群の夜景を見上げながら食事を楽しめます。
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「春在」とは?2015年にオープンした上海料理店です。オーナーは地元上海人。「もっと気軽に、おしゃれな空間で食事やお酒を楽しめるお店を」と考えて開いたお店なのだそう。確かに、ほかの上海料理店と違って地元の若いお客さんが圧倒的に多い! オフィスの入館証を首から下げたOLさんたちも目立ちます。近所で働く常連客が多いお店って、信頼できますよね。若い世代の地元上海人に人気のお店だということがわかります。
「春在」は2019年現在上海市内に2店舗あります。もう一店舗、中山公園エリアの「長寧来福士広場」の中庭にある店舗は、メニューが違ってやや高級路線だそう。
少人数で楽しむカジュアル上海料理
「春在」のメニューは、お酒に合いそうな料理が多いのが特徴。上海料理にもいろいろな系統がありますが、浙江省方面がルーツの魚介系料理がお勧めとのこと。メニューは写真と日本語付きなので安心です。今回ナビが頼んだのは以下。
キュウリの冷菜
脆皮拌黄瓜(28元)歯ごたえのいいキュウリの皮を甘酢とレモンで味付けした冷菜。ほどよい酸味が食欲をそそる、上海では定番の開胃菜(胃を開いて食欲を増す料理)です。
貝好きにはたまらない一皿
寧波酔蟶子(39元)上海でよく食べられている庶民的な海鮮系食材・マテ貝の冷菜です。ほんのり酢が効いた甘口のネギショウガ醤油が、プリプリのマテ貝の身によく絡んでいて病みつきになるおいしさ。
辛いけどまろやかな上海式麻婆豆腐
龍利魚麻婆豆腐(59元)龍利魚の身を加えたご馳走系麻婆豆腐。龍利魚は、中華料理に用いられる舌平目の一種です。淡白だけど旨味たっぷりの身と、キリッと辛い本格派麻婆豆腐(でも、四川料理店のような激辛ではなく割とまろやか)が融合した別次元の味。麻婆豆腐って、ひき肉より魚を入れた方がおいしいのかも……。
炒め加減が絶妙
太湖銀魚跑蛋(36元)上海の定番田舎料理の一つ。太湖産の淡水シラウオと卵の炒めものです。あっさりしていそうですが意外にご飯が進みそうな味。
やさしい甘さ
酒酿圓子(18元)デザートにはこちらも定番の酒粕入り白玉団子を選んでみました。甘酒みたいなやさしい風味の温かいスイーツです。
青島ビール(小瓶18元)
ビールは瓶のみで18元〜。ほか、ワインや紹興酒も揃っていました。白ご飯は5元、お水(お茶)を頼む場合は2元が加算されます。
梅家熟酔蟹(酔っ払い蟹)49元/匹
ほか、上海蟹料理、焼きそば、チャーハンなども揃っています。メニューを吟味しつつ、次回来たときにナビが頼んでみたいと思ったのは以下。季節ごとに新メニューも出るそうです。
いかがでしたか? 今回ナビは平日ランチ(混むことを予想してオープンの時間直前)に来店したのですが、お昼近くになるとあっという間に満席になってしまいました。最初にご紹介したように、常連さんは主に周辺オフィスで働く地元の人。なので、狙い目は会社が休みになる土日のランチタイムです。ぜひ皆さんも、陸家嘴での食事に迷ったら「春在」を利用してみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。