辛いもの好きならぜひ! 陝西南路に位置するカジュアルな四川料理ダイニング。
こんにちは、上海ナビです。
ナビのお店探しの主要ルートは地元の人の口コミです(SNSで拾うのではなく、直接聞くのがコツ)。今回ご紹介する「本来精品川菜」も口コミで知ったお店の一つです。新天地エリアで今大行列ができている四川料理店「本甄精品川菜」の本店とのこと(名前が違うので、別と思ってました)。こういうことって、地元の詳しい人に聞かないとなかなかわからないんですよね〜。それでは早速、上海の辛いもの好きの間で今もっとも注目されているお店「本来精品川菜」へ行ってみましょう。
「本来精品川菜」へ行こう!
最寄りは2号出口
「本来精品川菜」があるのは陝西南路。最寄りの地下鉄1、10、12号線「陝西南路」駅からの行き方はこんな感じ。
④右手のこの建物の
|
|
⑤いちばん北側にお店があります
|
先ほどご紹介したように、新天地エリアのモール「湖濱道」内の「本甄精品川菜」のほか、「K11」にも支店が入っています。最近、評判のいい個人経営の路面店がショッピングモール内に大型店を出すケースが増えていますが、「本来精品川菜」はその典型かも。
おしゃれなインテリア
店内はこんな感じ。食事時は混雑するので、少し時間をずらして出かけるのがお勧めです。
「本来」の四川料理を味わおう
メニューは写真付きなので安心
「本来精品川菜」はその名のとおり、本場の四川料理にこだわっているお店です。日本人の想像を超える辛さのものも多いので注意が必要かも。ナビは辛いものが大好きなので、こんな感じで頼んでみました。
オリジナルのビールです
本来精酿IPA(39元)
まずはビールから。かなりの種類を揃えているのですが、せっかくなのでこのお店のオリジナルクラフトビールを頼んでみました。コクがあって手作り感のあるビール。こういうの、辛い料理に合うんですよね。
焼椒皮蛋(32元)
四川料理の定番の前菜、ピータンとピーマンの和えものです。激辛ピーマンの下にピータンが隠れている形。辛いのですが、ベースの醤油だれが甘みがあっておつまみとしてぴったり。
腰花大好き
焼椒腰花(45元)
腰花(豚キドニー/腎臓)を、青と赤のトウガラシで和えたもの。色的には薄いですが、これがいちばん辛かった! 刺すような辛さです。間違ってトウガラシを食べて大量に水を飲むことがありますが、あの状態がずっと続く感じ。つらいのに、でも食べ続けてしまうおいしさ。
辛いのにまろやか
陳麻婆豆腐(49元)
ベタだけど、でもおいしい四川料理店は絶対おいしい麻婆豆腐を出すので頼んでしまいました。先ほどの腰花に比べたらまろやかな辛さで美味。やっぱり、評判のお店の麻婆豆腐は絶品でした。白ご飯を頼みたくなってしまうこと請け合いです。
止まらないおいしさ
麻麻辣子鶏(62元)
このお店を勧めてくれた地元の友人のイチオシメニューはこれ。細切れの骨付鳥の唐揚げを大量のトウガラシと花椒で炒めた一品です。辛さより、さわやかな香ばしさのほうが強いかも。鶏は高温でカラッと揚げているのでサックサク。ビールに合います。
やさしい風味
番茄煎蛋湯(32元)
最後は辛味のないやさしい味で締めることに。トマトと卵のスープです。具材を炒めてからスープにしているので旨味もたっぷり。2〜3人で取分けられるサイズです。
四川の定番デザート
紅糖氷粉(16元)
デザートはこれ。四川料理店に必ずあるスイーツです。生薬としても使われるオオセンナリ(ホオズキに似た植物)の種を使った無味透明のゼリーに、ナッツやドライフルーツをトッピングしたもの。味付けは黒糖だけです。これ、世界でいちばん体にいいスイーツなんじゃないかと思うナビ。激辛料理の後にぴったりです。
いかがでしたか? 気になる料理はあったでしょうか。このほかにも「毛血旺(血豆腐とホルモンの煮込み)」「自貢大麻魚(魚の激辛煮込み)」などの定番のほか、カエル、ウサギなどを使った野趣溢れる通好みのメニューもたくさん揃っています。ぜひ皆さんも、日本では食べられない本場の味にチャレンジしてみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。