上海で小籠包を堪能するならこの店はハズせない! 麗園路に位置する老舗小籠包専門店。
こんにちは、上海ナビです。
上海に来たなら絶対食べたい名物といえばやっぱり小籠包。今日ご紹介する「佳家湯包」は、日本人だけでなく欧米や東南アジアからの旅行者にも大人気のお店です。ガイドブックで必ず紹介されていた黄河路店(人民広場店)が2019年末に閉店し、2020年以降は本店として機能していた麗園路店へと行列が移行。観光地や繁華街からは離れた場所なのですが、それでも着いてくる地元の常連も多いようです。早速ご紹介していきましょう〜。
「佳家湯包」へ行こう!
「佳家湯包」の本店があるのは麗園路。「30分くらいなら軽く歩ける」という方なら新天地や豫園から歩くのもお勧め。最寄駅の地下鉄8、9号線「陸家浜路」駅からは徒歩3分ほどです。
④南側に渡ってそのまま進むと
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⑤右手にお店が見えてきます
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2020年現在、このモール内にも支店があります。お近くのお店へどうぞ。
蒸したて熱々を味わおう!
この日もほぼ満席
店内はこんな感じ。まずは入り口のレジで、後ろに貼ってあるメニューを見ながら注文と支払いを済ませます。レシートを受け取り、番号を確認して空いている席で待ちます。
注文が入ってから作りたてを蒸すので10分ほど待ちます
<ここに注意!>食事時は満席になっています。同行者がいる場合は全員でレジに並ばず、手分けして席の確保を。一人旅の場合は朝や午後のおやつタイムなど空いている時間の利用をお勧めします。混雑時は相席になります。また、人気の小籠包は売り切れることがあります。なるべく午前中に行くことをお勧めします。
レシートに印字されたこの番号が呼ばれます
10分ほど待って小籠包が蒸しあがると、店員さんがレシートにある番号を呼びます。自分の番号が呼ばれたら手を上げて自分のテーブルに運んでもらいます。言葉がわからない場合は、なるべく調理場近くの席に座って店員さんにレシートをすぐ見せられるようにしておくと安心です。
ナビのお勧めは以下。
2個入りのスペシャル小籠包
招牌純蟹粉品鮮(21元/2個)
必ず頼みたい看板メニューはこちら。薄皮の中に上海蟹の蟹味噌スープがたっぷり入った小籠包です。一籠2つ入りなので、一人一籠オーダーを。熱々のスープが飛び出します。
皮が薄すぎで持つのが怖い
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小皿に出すとスープがあふれ出ます
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招牌蟹粉鮮肉(38元/12個)
もう一つの看板メニューはこちら。蟹味噌と豚ひき肉入りのオーソドックスな小籠包です。紙のようにヒラヒラの皮なので、いくつでも食べられる感じ。追加している人もちらほらいました。「頼みすぎかな」くらいの量を頼んでちょうどいいと思います。
蛋黄鮮肉湯包(32元/12個)
エビ入り、シイタケ入りなど変わり種小籠包もいくつかある「佳家湯包」ですが、この日ナビはアヒルの塩卵入りのこちらを頼んでみました。熱々の豚の肉汁にまろやかな卵の黄身がよく合います。
淡水魚の団子入り
魚丸湯(12元)
淡水魚のすり身団子入りのあっさりスープです。味と食感ははんぺんとかまぼこの中間くらい。小籠包のサイドにぴったりです。食べ足りない方はワンタンがお勧め。
定番のローカルメニュー
鶏鴨血湯(9元)
鴨と鶏の血豆腐のスープです。上海のローカル食堂ではおなじみの味。意外にハマる日本人が多いんですよ。日本では食べられない本場メニューの一つです。
いかがでしたか? ナビが訪れた日も、地元客に混じって数組の日本人と欧米人旅行者が席を埋めていました。旅行者の中でもおいしいものを知っている通の人が行くお店、という感じでしょうか。あと、「佳家湯包」は数少ない1980年代創業のお店の一つ。リニューアルしても昔ながらの味と雰囲気を保っていて、ナビ的に応援したくなってしまうお店なのです。
以上、上海ナビがお伝えしました。