伝統的古建築をモダンに改装したプチホテルは、蘇州の魅力を短期間で堪能するにもグッドロケーション!
こんにちは、上海ナビです。
水、そして園林の都とも呼びたい蘇州。把握しやすい街のサイズといい見所の多さといい、大都会では味わえないゆったりした時間を味わうにはオススメの観光地ですが、今回はそんなテーマに持ってこいのプチホテル 「
築園 (ジューユェン)」 をご紹介しましょう。
~のんびり気ままな観光拠点に合う理由はコチラ~
その① … ロケーション
ホテルがあるのは市内中心部の繁華街 「観前街」 の東手にある平江路沿い。平江河という小さな川沿いに続くこの平江路は、古建築保存地区として今でも明清時代の面影を残す街並みが残る一本道になっています。
その② … スタイル
この平江路に残る古くから残る伝統家屋をリニューアルした内観は、当時の伝統建築スタイルを各所に残しつつ、現代建築のエッセンスがうまく溶け込んだデザインに仕上がっているんです。
1階脇にある壁には、この建物を改装する時の様子がフォトギャラリーとして展示されています。一枚の写真に、改装前と改装後の風景が並び、見ていてとても興味深いです。
その③ … ミニマルな規模
ホテル内に用意される客室数は、なんとたった4部屋! 写真のブックシェルフの奥に見えるのが客室エリアです。
小規模だからこそ、ホテル内のカフェスペースなどにも厳密な利用時間の設定が無く、朝食なども宿泊客の要望に合わせた時間で提供されているそうなんですよ。
~ホテル フロア別案内~
一般のホテルとは違ったプライベート感が魅力的な 「築園」 ですが、ここでホテル内の施設についてご案内しましょう。
2階 客室
1階 フロント、ロビー、ブックカフェ、中庭、客室
ホテルの玄関を入ると、そこはまるで小さなモダンギャラリーのような雰囲気。左手にあるのがこちらホテルのフロントデスクの役割を果たしています。
上海人の建築家がオーナーということで、このスペースの脇には蘇州の歴史的建築物に関する書籍やミニガイドなども販売されています。「築園」 全体の設計模型も発見!
フロントスペースの奥にブックカフェがあり、その脇が客室になっています。どこに客室があるのか一見分からないところもスタイリッシュ!
■ 客室紹介
ホテル内には1、2階ともそれぞれツインとダブルの客室が1部屋ずつ配置されています。客室内にある設備やインテリアは、ベッドのサイズ以外は全室同じデザイン。今回は1階にある客室をモデルとしてご紹介しましょう。
102号室/ツインルーム(約20㎡)
ホテルとしては珍しいスライド式ドアを開けると、シンプルモダンでとても新鮮な雰囲気の客室が待っていました!
通常のホテルと違い、こちらはいくつかに切り取られたウインドウにブラインドが取り付けられたスタイル。これが室内の透明感を高め、また狭さも感じさせない理由なんですね。
ベッドの足元側には大きな液晶テレビが用意されています。また、テレビ周辺には収納スペースもバッチリ