中国トップの超高層ビルから上海の街並を眺めよう! 陸家嘴に位置する118階の展望フロアへご案内。
こんにちは、上海ナビです。
今日ご紹介する「上海中心大厦(上海タワー)」は、2016年現在中国トップ、世界2位の高さを誇る超高層ビルです。632mという高さのほか、アメリカのゲンスラー社が手がけた美しいデザインも話題。88階建ての「金茂大厦」、101階建ての「上海環球金融中心(森ビル)」を上から見下ろす眺望も必見です。ということで今回は、2016年8月現在プレオープン中の展望フロアへ行ってみることにしました!
※ビル内のその他の施設(ホテル、商業街等)は2016年8月現在工事中です。
※現時点でこの施設はプレオープン中です(正式オープンの日は未発表)。開放時間の変更、予告なしの臨時休業も考えられますのでご了承下さい。
「上海中心大厦」に行こう!
「陸家嘴」駅3号出口を出ます
「上海中心大厦」があるのは、高層ビルが林立する地下鉄2、14号線「陸家嘴」駅エリア。駅からの行き方はこんな感じです。
「陸家嘴」6号出口のすぐ左に直結している「ifc mall」の地下2階に入ります
土地勘があって迷わない自信がある方は地下ルートで。雨の日、暑い日、寒い日も地下ルートが便利です。
屋外のチケットブース
チケット売り場はこんな感じ。ナビが訪れた日はプレオープン中だったため、館内に販売カウンターがありました。
チケット購入には、入場者それぞれのパスポートが必要です。※価格は変更される可能性があります。プレオープン中は大人160元でした。
※正式オープンしました。チケットは一般180元です(2017年4月追記)。
料金です(変更あり)
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チケット購入にはパスポートが必要(2016年夏現在)
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矢印の、この建物です
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「上海中心大厦」とは?まずは行く前に知っておきたい基本情報を抑えておきましょう。「上海中心大厦」は、先ほどご紹介したように高さは現在世界2位の632mという超高層ビルです。2008年に基礎工事が始まり、2016年春に竣工。ナビが訪れた8月現在はプレオープン中で、まだ半分以上が内装工事中でした。館内には展望フロアのほか、ホテル、オフィス、ビジネスラウンジ、商業施設、会議場などが入っています。この記事では、展望フロアをメインにご紹介します。
下から見て上部が雲やもやで隠れていない日を狙おう
見どころはやはり上海でいちばん高い場所からの風景。黄浦江の北側は長江付近の様子まで見えますし、雲が低く感じます。そのため、必ず天気の良い日を選んでお出かけ下さい。雨や曇りの日は頭頂部が雲に入ってしまいます。PM2.5の濃度もチェックしてから出かければ確実(晴れた日の濃度50以下がお勧め)。タイミングを見て出かけましょう。
118階からの絶景を堪能♪
荷物検査とボディチェックがあります
それでは早速展望フロアへ入ってみましょう。チケットを切る前に荷物検査があります。ライターなどの危険物は持ち込めないので注意を。
入ると、まずは上海の陸家嘴や外灘の歴史、世界各国の高層ビルに関する展示があります。現時点での世界一位はドバイのブルジュ・ハリファなんですね。
その先にエレベーター乗り場が。エレベーターは三菱のものが採用されていて、秒速18m、約55秒で118階に到着するという速さが話題(係員が説明してくれます)。が、デザインやアトラクション感は「上海環球金融中心(森ビル)」のほうが上かな(ナビ個人的感想)。こちらのエレベーターは中が全面鏡張り。ほかのお客さんの顔がどうしても写ってしまうので撮影できませんでした……。
スタイリッシュな展望フロア
あっという間に118階に到着〜。全面ガラス張りで、ぐるっと一周できるようなデザインになっています。
眼下にはこんな風景が。
「東方明珠塔」が見えるあたり
北外灘周辺。ジオラマみたい
蘇州河と外白渡橋周辺
浦東側。ディズニーランドは、もしかしたら夜の花火は見える?
南外灘側。黄浦江周辺を鳥瞰
遠くを眺めていたらうっかり気づかないほど近い! 足元すぐのところに発見
地上で見るより「金茂大厦」と「上海環球金融中心(森ビル)」が怖いほど近い! 近いので、遠くばかり見ているとこの二つの超高層ビルの存在に気づかないほどです。あと、足元から垂直にストーンと真下が見えるので、高所恐怖症ではないナビもちょっとゾクッとしてしまいました。
南京東路周辺のズーム写真でしょうか
今回ナビは昼間に訪れたのですが、もちろん夜景もお勧め。あまり天気がよくない日は、夜景のほうが楽しめるかもしれません。右は夜のイメージ写真です。
正式オープン後は上の階も開放される?
フロアの一角にはもう一段上に行ける階段が。ナビが訪れた日はクローズしていました。
望遠鏡は2元(120秒)でした。一角には売店もあります。土産物関連はあまり垢抜けないデザインだったけど、ポストカード(5元)はなかなかオシャレ。ビル型ペットボトルの水(8元)もありました。
下りたところにショップ
帰りは先ほどのエレベーターで。下りたところにはギフトショップがあります。こんな商品が見つかりました。
出口周辺は飲食店などが入るモールになるようですが、2016年夏現在工事中です。展望台以外は見どころや食事できるところは現在ないので、ランチや夕食は徒歩圏内の「ifc mall」や「正大広場」、周辺のホテルなどをチェックしておくのがお勧め。館内のモールは、オープン次第ナビの記事でご紹介したいと思います。
周辺で食事やお買い物をするならここが便利。
いかがでしたか? 展望台好き、高いところ好きはもちろん、最新スポットははずせないという方にはぜひお勧めの「上海中心大厦」。同じ陸家嘴エリアには、テレビ塔「東方明珠塔」も含め、高層建築系の展望台が4ヵ所あります。館内施設などもそれぞれ異なるので、登り比べもお勧めですよ。
以上、上海ナビがお伝えしました。