子どもも大人も楽しめる! 動物たちと雑技団員による休日限定の愉快なサーカスショー。
こんにちは、上海ナビです。
上海旅行の定番アクティビティといえば、上海雑技団のショーを鑑賞すること! 予想外の超人技やマルチメディアを駆使した演出は、国内外からの多くの旅行者を魅了しています。でも、「夜は食事とお酒でのんびりしたい」「ホテルから遠い会場へ暗くなってから行くのは不安」という人もいるのではないでしょうか。そんな皆さんにお勧めなのが、昼間に上演されている動物のサーカス「歓楽馬戯(ハッピーサーカス)」です。早速ナビも観に行ってきました!
「上海馬戯城中劇場」へ行こう!
「歓楽馬戯(ハッピーサーカス)」が上演されているのは、「上海馬戯城」に隣接している中劇場です。最寄りの地下鉄1号線「上海馬戯城」駅からはすぐ。ルートはこんな感じです。
☆
「歓楽馬戯(ハッピーサーカス)」とは?2011年から上演されている、上海雑技団管轄のファミリー向け動物サーカスです。上演されているのは土日祝日のみ。上演時間は10時の部と14時の部があり、それぞれ90分の公演です。料金は90〜180元。子ども料金は設定されていません。
チケットは、中劇場の入り口向かって右手で ナビで予約の場合は予約確認書を見せて当日券に交換します。また当日券も購入できますが最前列の限定23席は要予約とのこと。春節期間、国慶節、国際児童節など、祝日に行く場合は事前予約が必須。祝日や連休に組み込まれていない土日なら当日券も手に入りますが、事前にナビでのご予約をおすすめします。
中劇場入り口右手にチケットブース【交換場所】
|
|
チケット
|
座席と値段です
会場内をみてみましょう。雰囲気は昔ながらのサーカス小屋。ホールは半円形で、どの席からもよく見えます。
動物たちのショーと華麗なアクロバットに釘付け!
それでは早速、「歓楽馬戯(ハッピーサーカス)」の見どころを紹介していきましょう。上演時間は90分で、途中15分の休憩があります。見どころは、ざっと分けると動物ショー、雑技ショー、ピエロショーの三つ。合わせて31もの演目が披露されます。言葉の壁を超えた見応え満点のショーのオンパレード! 動物好きなら夜の定番雑技よりも楽しめるかもしれません。
※登場する動物、演目、衣装などは2017年1月現在のものです。
☆動物たちの熱演に感動!
まずはメインの動物ショー。こんな動物たちが出てきます。
特にトラのショーは大迫力。何の防御服もつけていないきれいなお姉さんが、細い棒だけで巨大なトラを操ります。
「歓楽馬戯(ハッピーサーカス)」は、コンセプトとして「動物歓快」というものを掲げています。動物の楽しさ優先であること、人と動物が平等であることを重視して演目を作っているそうで、叩いたりエサで誘導したりするシーンを極力減らしているとのこと。ナビは、演技が終わるごとに動物たちをなでたり抱きしめたりしている団員さんたちの姿がとても印象に残りました。
☆本格雑技も鑑賞できる!
長年「歓楽馬戯(ハッピーサーカス)」について、「子ども向けのショー」「雑技ショーの二軍的な感じ」だと思っていたナビ。ところが、動物ショーの合間に組み込まれる雑技は夜のメインショーと同等レベル! 命綱なしのスリルをたっぷり味わえました。
これ、夜のあのショーをベースにしてますよね
|
|
輪くぐりアクロバット
|
空中輪っかブランコ
|
|
だんだん人が増えていくんです
|
☆客いじりが盛り上がるピエロショー
手品や音楽で楽しませてくれるピエロショーには、子どもたちが大爆笑。客席とのやりとりも見どころです。後半、お客さん4人がステージに引っ張り上げられます(何をさせられるのかはぜひ会場でご確認を)。選ばれていたのは20〜40代の男性。拍手をあまりせず、ピエロと目を合わせない感じの人が強制でステージに連行されていました。当てはまりそうな方はご注意を〜。
子ども向けのサイレントコントがメイン
|
|
お客さんが舞台へ。何をやらされる?
|
ステージでのふれあいタイムもあります
カーテンコールのあとは、ステージで動物との記念撮影大会があります(別途20元〜)。小さい子ども連れの方はぜひ。
「歓楽馬戯(ハッピーサーカス)」の楽しみ方
☆こんな人にお勧め
夜の外出や帰りの交通事情に不安を感じている方、夜の雑技チケットの事前予約ができなかった方にはぜひお勧めのショーです。子ども連れ旅行の方にも文句ナシのお勧めスポット。動物好きの皆さんにもお勧めです。ここまでたくさんの動物が登場するステージは、日本ではなかなか観られないのでは。
☆こんな人は夜の雑技へ
ガイドブックなどに掲載されているバイク芸、軟体芸、自転車芸は、「歓楽馬戯(ハッピーサーカス)」では上演されません。動物よりも雑技に興味がある方、定番のショーを観たい方は、夜の上海雑技を鑑賞したほうがよいかもしれません。チケットは『上海ナビ』でご予約を。
いかがでしたか? 「雑技会場の裏手のほうにまだ何か会場があるな〜」「動物サーカスの看板があるけど、どこで上演してるのかしら」と思っていた方、けっこう多いのではないでしょうか。実はナビも長年謎だったのですが、今回行ってみて取材を忘れるくらい楽しむことができました。時間のある方は、夜の雑技との見比べもお勧めです♪
以上、上海ナビがお伝えしました。