上海でカウントダウン!

2007年のカウントダウンは上海でしたいなあ・・・

明けましておめでとうございます!上海ナビです。いよいよ2007年が始まりました。今年も一年、上海ナビをよろしくお願い申し上げます!
記念すべき2007年の初記事は、各ナビでも恒例のカウントダウンの様子です。今年のカウントダウンは外灘で迎えようと、ずっと前から決めていたナビ。まずは地下鉄で「人民広場」駅まで行き、人でごった返す「南京東路」を歩いて年越しの雰囲気を楽しみながら外灘に向かうことにしました。それではさっそく人民広場に行ってみましょう!

~地下鉄「人民広場」駅にて~

【2006年12月31日23時02分44秒】
地下鉄の駅の電光掲示板、「あと1時間足らずで2006年も終わりなんだなぁ」と実感!

~南京東路歩行街~

ナビでもご紹介したことのある「南京東路」の歩行者天国にやってきました。

<人民広場側>
かなりの人出だろうと覚悟していたナビ、でも人民広場側はそれほどでもありませんでした。道端では花火や今年の干支の猪のマスコットなどが売られています。ワールドカップでお馴染み、韓国のレッドデビルズとそっくりな光る牛の角も見かけましたよ。一部のビルはライトアップされていなかったのがちょっと残念でした。

<浙江中路付近>
「浙江中路」を越えた辺りから徐々に人が増えてきます。地元上海の人だけでなく、中国各地からの観光客、外国人観光客など、とにかく人・人・人!信号なんかお構いなしで、車が大変そうでした。

<世紀広場>
南京東路の中ほどにある「世紀広場」では、ちょうど生放送のカウントダウンイベント「The Count Carnival Of New Year 2007」が行われていました。周りは塀で囲んであり、場内にはチケットがないと入場できないようになっています。イベントに参加する芸能人を一目でも見ようと、皆さん一苦労。ベンチの上に立つ人、ゴミ箱の上によじ登って見る人もいましたよ。

<ソフィテルホテル前>
いたる所に花火をしている人がいます。コートなどを焦がさないように注意してくださいね。外灘方面へ行く人、世紀広場へイベントを見に来る人、立ち止まってイベントを見ている人。こちらも人・人・人・・・

~外灘~

やっと外灘に到着しました。高層ビル群が建ち並ぶ浦東、普段は夜の11時くらいでライトアップは終わってしまいますが、そこは新年、何か特別なイベントがあるのではと密かに期待していたナビ。でも本当に普段の日と同じで、「カウントダウンぐらい夜遅くまでライトアップしてほしかったな」って、ガッカリしちゃいました。

カウントダウンの瞬間に向けてどんどん人が集ってくるのでかなりの混雑、人の頭しか見えません。期待が高まります。ところが・・・肝心のカウントダウンは何もなし。普通は23時59分50秒から「10、9、8、・・・」って、やりますよね?ナビも当然そうだろうと思っていました。でも、何も、なし。肝心の2007年1月1日0時0分0秒は、何のサプライズも無くそのままに過ぎていきました。ライトアップもなし、花火もなし。皆さんさすがに少しあ然として、「これで終わりなの」という雰囲気が全体に漂います。そういう微妙な “間”の後に、一部の人が手持ちの花火をしたり、カップルは抱き合ったり、グループやお友達などで来ている人たちは「Happy New Year」「新年快楽」と叫んだりしていましたが、物足りなさ感は否めません・・・
外灘18号の屋上では何かパーティーのようなことをしていましたし、ナビの友人情報によると、各イベント会場やレストラン、バーなどでは個別にカウントダウンをやっていたようですが、上海一の夜景スポットでもある外灘と浦東では、本当に、何も、行われませんでした。もう一度、声を大にして言います。「本当に何もやらなかったんだぁぁぁぁ!!」

~外灘の夜景~
皆さんガッカリしながら、それでも帰路に着きます。黄浦江沿いの遊歩道にいたナビは、「中山東路」を渡って再び南京東路に向かうことにしました。この中山東路、普段は地下道か陸橋で行き来しますが、今日だけは特別でしょうか、0時半頃から普通に道路を横断することができたんです。この滅多にない機会を利用して、道のど真ん中で夜景を撮りました。やっぱり外灘の夜景は何回見ても綺麗ですよね。

~再び南京東路へ~

南京東路で見かけたもの。
<屋台>
イカげその醤油風味(山賊焼)、羊の串焼き、トウモロコシの塩茹などが売られています。警察の気配を感じるとあっという間に消え去ってしまうところは、さすが中国・・・

<政府職員>
元旦のために、通り中の広告の旗を中華人民共和国国旗に交換していました。寒い中、本当にご苦労様です。

~再び世紀広場 【群星耀東方 The Count Carnival Of New Year 2007】へ~

外灘でカウントダウン抜きの新年を祝った後、駆け足でイベント会場の「世紀広場」へ戻ったナビ。世紀広場のイベントはちょうどクライマックスのようでしたが、チケットを持っていないので中に入れません。仕方なく周りの塀の様子を撮りましたが、イマイチ・・・というわけで、強引に会場へ潜入!!ステージでは東方電視台司会の「陳蓉」が最後の挨拶をしていました。ナビは陳蓉に憧れていたのでちょっと感激!!

~芸能人(中国語では「明星」)が出てくる様子~

~後片付け~
イベントが終わった会場では後片付けが始まっていました。掃除をするおじさん、おばさん、手馴れた手つきで通りがあっという間にきれいになっていきます。本当にありがとうございました。

~ナビも家に向かいます~

深夜1時40分。ライトはほとんど消され、家に帰る人たちがタクシーに乗るために人民広場の方へ歩いてきています。こんなに暗く寂しい南京東路を見ることなんて、あまりないですよね。
人が多過ぎるためなかなかタクシーが捕まりません。皆さん諦めて、歩いて少し遠くまで行こうとしています。深夜1時から5時まで、約1時間毎にある夜間バスを待っている人もいました。

~タクシーがつかまらず呉江路へ~

ナビもタクシーが捕まらず、仕方なく人民広場を越えて「南京西路」を西に歩いて行くと、「呉江路」でまだ電気がついているのを発見。さすがに昼間ほどの人出ではありませんが、焼き鳥や焼き牡蠣の屋台、一部のレストランなどは営業していました。こんな時間なのに行列もありましたよ。
路上はごみでいっぱい。掃除する人がかわいそうですね…

~オマケ「新天地」~
「本当に?本当にカウントダウンやらなかったの?」って不満に思っている方のために、「新天地」のカウントダウンイベントに参加したナビのお友達から聞いた話です。
新天地南側の公園では、日本でも人気のあるスター王力宏を迎えてカウントダウンのイベントが行われたのですが、チケットが売り切れで会場には入れず、高い壁に阻まれて全く見えなかったそうです。でも会場周辺には大勢の人が集まっていて、カウントダウン終了と同時に打ち上げられた花火を見ながら盛り上がりました。近くの広場ではラップに合わせてヒップホップを踊っている若者グループもいたんだそうですよ。

いかがでしたか?お正月(春節)は旧暦で祝う中国、新暦の元旦(1月1日)はイマイチ盛り上がりません。でもご心配なく、上海の本当のお正月は2月18日です。今年のお正月は遊んでいる暇なんかなかったという方も、カウントダウンをもう一度やりたいという方も、ぜひ春節の上海にお越しください!!今回ナビがお伝えした以上の盛り上がりになること間違い無しですよ!!以上、上海ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-01-04

ページTOPへ▲

その他の記事を見る