お祭りだ!爆竹だ!

この音は何?!?!中国の爆竹はとにかく半端じゃない!

こんにちは、上海ナビです。旧暦1月15日の「元宵節」も終わり、すっかり普段の表情を取り戻した上海。上海ナビはオープンして初めて迎えたお正月で何から何まで本当に手探りでしたが、一息ついた今思い返してみて、一つだけ、皆さんにお伝えしていないことがあることに気が付きました。なんだかお分かりですか?ズバリ、「爆竹」です。中国では祝日や慶事に爆竹を鳴らし悪を追い払う習慣があり、特に春節は街中が爆竹の音に包まれます。その様子は・・・とにかく「凄まじい」としか形容の仕様がありません。旧正月は特に悲惨で、一晩中花火と爆竹の音が止むことがありません。今年も明け方4時に爆竹の音で叩き起こされたナビ、これはもう立派な騒音公害・・・このうるささをぜひ皆さんとも分かち合いたいと思い、動画、音声ファイルなど、ナビのウェブ技術を総動員して「爆竹」ページを作ってみました!耳栓をご用意の上、お楽しみ下さい。

~中国の爆竹~

お祭りだ!爆竹だ! お祭りだ!爆竹だ! お祭りだ!爆竹だ!
中国の爆竹の基本形はこれ。「大地紅」という名前で、普通の爆竹がいくつもつながっています(ちなみに最低1000発から)。これに火を点けるとあの「バババババババババババ」という音になるわけです。ナビが購入したのは3,000発の爆竹、お値段は65元(1000円くらい)でした。
中国の爆竹の基本形はこれ。「大地紅」という名前で、普通の爆竹がいくつもつながっています(ちなみに最低1000発から)。これに火を点けるとあの「バババババババババババ」という音になるわけです。ナビが購入したのは3,000発の爆竹、お値段は65元(1000円くらい)でした。

★★その1.★★
大地紅を鳴らしてみました。 大地紅を鳴らしてみました。

大地紅を鳴らしてみました。


★★その2.★★
高昇を鳴らしてみました。 高昇を鳴らしてみました。

高昇を鳴らしてみました。

爆竹の被害は音だけではありません。爆竹が鳴り終わり静けさが戻った道路の上には、火薬が包まれていた赤い紙が散乱しています。このように道路に散らばった爆竹の残骸は清掃員が掃除してくれますが、それにしても・・・ご参考までに、2006年の大晦日に出た花火・爆竹関係のゴミは上海だけで1100トン!東京ドームいくつ分でしょうか・・・

~大晦日爆竹の様子~

春節が近づくと、至るところで爆竹が売られるようになります。値段はものにもよりますが10元~200元ほど。ただ、路上で安価に販売されている爆竹はニセモノ(製品の検査に不合格だったもの)である可能性が高いので気をつけて下さい。
上海ナビ事務所の近くで見た光景です。旧正月の基本は家族揃って花火と爆竹!中国の常識です。
植木には、花火や爆竹のゴミをかぶらない様にビニールシートが被せてありました。さすがというか・・・そして写真右手奥の赤い箱は爆竹です。
タクシーの運転手は近くで爆竹をやっていようと花火をやっていようとお構いなし。っていうか、むしろ爆竹や花火のところはスピードを落として走ります。もちろん安全のためではありません。単純に運転手が見たいだけです。
花火の残骸です。基本的に、皆さんゴミは路上に放置して帰宅します。
そのゴミを黙々と掃除する清掃員。年の初めからお疲れ様です。
いかがでしたか?上海で爆竹音が聞こえるのは、「春節」「元宵節」「清明節」「国慶節」(詳しくは祝祭日カレンダー)などの祝祭日と、「結婚式」「引越し」「お店の開業」などの慶事です。日本で耳にする機会は皆無であろうと言っていいあのギネスブック級の爆音。上海通を目指すならば一度は体験しなければなりません。以上、春節上海の爆竹の様子を上海ナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-03-08

ページTOPへ▲

その他の記事を見る