蘇州麺の専門店で味わう中国麺の世界の奥深さ!
こんにちは、上海ナビです。今日は、上海でも有名な麺専門店「夏麺館」をご紹介します!中国では、一口に「麺類」といってもそのスタイルは地域によって多種多様。例えば日本で中国の麺として有名な「ラーメン」は黄河の上流にある蘭州という都市の麺です。今日ご紹介する「夏麺館」で頂けるのは蘇州の麺。蘇州麺の特徴は、麺と具が別々によそられて出てくること。具は普通にも麺の上にかけて食べるもよし、別々に食べるもよし。蘇州麺の具は、麺類の上に乗っているものというよりは、普通の一品料理とほぼ同じくらいボリュームがあり、具材そのものをお料理として味わうこともできます。さらに、こちらのお店のこだわりは化学調味料を使わないこと。メニューや名刺に書いてある「NO M.S.G(無味精)」とは「化学調味料を一切使用していません」という意味で、こちら「夏麺館」は開店当初から化学調味料無添加を貫いているそうです。では、さっそく「夏麺館」へ行ってみましょう!
-店内紹介-
中国の伝統スタイルで統一された店内は静かで落ち着いた雰囲気です。掃除も行き届いていて安心できますね。ただ席数はそれほど多くありませんので、お食事時などお客さんが多い時間帯には合席を頼まれることもあるかもしれません。
~お店のオススメ料理を見てみましょう~
<五星小菜> 58元~
この冷菜は毎日違うそうです。
<蝦蟹伴麺>48元~
毛蟹の蟹味噌と肉をたっぷり贅沢に使い、新鮮な川蝦とさっと炒めたもの。ちょっと油が多いところが女性には気になりますが、この油に蟹の味がしっかりとしみこんでいるので、ダイエットなんか忘れて食べちゃいましょう。蟹の濃厚な味が麺と絡みあって最高です。
<砂鍋獅子頭麺>38元~
巨大なという形容詞がピッタリの肉団子が入った麺。肉団子で鍋が半分くらい隠れてしまっています!
<蝦爆鱔麺>28元~
香ばしい田うなぎの唐揚げとプリプリの河蝦が入った麺です。
<清炒河蝦仁> 88元~
新鮮な川蝦の殻を向き、さっと塩茹でした料理です。なんだか勿体無い気もしますが、思い切ってレたくさんすくってガブッと食べて見てください。
<黄魚片糟溜> 138元~
「大黄魚」は上海料理ではよく使われる川魚。川魚は骨が多いので食べるのが面倒ですが、こちらのお料理はなんと骨が全部取り除いてあるそうです!
<蟹粉豆腐> 20元~
蟹味噌が利いたコクのある餡を豆腐にかけたもの。餡の濃厚さがさっぱりした豆腐と相性ピッタリ。
いかがでしたか。「具材」がポイントの蘇州ラーメン。今日ご紹介できたのは本当に一部のメニューでお店にはもっとたくさんの蘇州麺を頂くことができます。お値段もリーズナブルですし、メニューは季節によっても違ってきますので、ぜひ頻繁に足を運んでいろいろな種類の麺を味わってみてください。以上、上海ナビがお送りしました。