外灘遊歩道

The Esplanade of the Bund外滩风景区

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天気のいい日は、外灘遊歩道へとお散歩へGO!夜景だけでなく、早起きして黄浦公園の太極拳を見る1日のスタートもオススメです。

こんにちは、上海ナビです。
上海を 「浦東 プードン」 と 「浦西 プーシー」 の東西に分ける黄浦江。その浦西サイドの堤防沿いを南北に走る中山東一路の一帯は、租界時代の欧風建築群が立ち並び、対岸に見える浦東の未来都市的な様相とともに “ 上海の新と旧 ” を象徴する壮観な観光スポットです。

外灘の堤防の上にある遊歩道からは、目の前を行きかう大小の船の姿を楽しみ、時折響き渡る時計台の鐘の音に異国情緒を感じる … という上海ならではのひと時を堪能できるんですよ。
この一帯は、総じて 外灘(ワイタン/Bund) と呼び親しまれていますが、今回はこの外灘の遊歩道沿いにクローズアップ!

外灘豆知識

そもそも 「外灘 (ワイタン、英語名: Bund=バンド)」 とは堤防や土手を意味する言葉だそうですが、外灘と呼ばれるエリアの範囲は、北は蘇州河との合流点にあたる外白渡橋から南は金陵東路まで。浦東サイドは同じ河沿いでも外灘と呼ばれることはありません。

こちらが外灘北の蘇州河に架かる 「外白渡橋」。1907年に完成したこの橋は、租界時代にはガーデンブリッジという名前でも呼ばれていました。
(※2008年現在、外白渡橋は老朽化による修理のため取り外されています。2009年3月頃には再び戻り、通行可能になる予定。)
外灘沿いの南端近く、かつて延安高架路の降り口があった場所の近くは道路工事中で現在ちょっと殺風景。最南端の金陵東路手前には、ナイトクルーズやここから浦東サイド側へ行ける渡し船の船着場があります。
~ 外灘遊歩道お散歩ガイド ~
ナビのエリアマップも含め、ガイドブックや市販の地図、ほとんどど全てがグリーン一色で示されている外灘沿いの遊歩道。これじゃ、ただの遊歩道と公園にしか見えないのですが、観光に使える施設だってちゃんとあるんです。まずは全体の地図を見てみましょう。

遊歩道全体図 

全体の位置関係を分かりやすくするために、遊歩道の向かい側にある歴史建築と各ストリート名も入れてみました。外灘遊歩道は、一段高い堤防沿いと中山東一路のすぐ脇を通る緑道との2段構成になっています。
緑道には堤防の遊歩道に上がる階段が複数個所ある他、中山東一路を向かい側へ渡るための地下道や歩道橋が合計3ヶ所設置されています。中山東一路の西手には、上海でもハイクラスのレストランやバーなどが集まる租界時代の欧風建築群がズラリ!こちらの詳しい紹介は、外灘(ワイタン)の記事もチェック!

1. 黄浦公園の周辺

外灘遊歩道の最北端、中山東一路と北京東路の交差点付近にある 「黄浦公園」 は、外国人専用の公園として清代 (1868年) にスコットランドの庭師が造園したもの。上海で最初に造られた西洋スタイルの公園です。
租界時代の公園の入り口にはなんと 「犬と中国人は立入禁止」 と書かれ中国人の反感を買ったという有名な逸話があるのですが、これには「犬と自転車を禁止」と書かれていたとする説もあるそうですよ。

★ 地下道(北京東路)
なお、公園の正門近くには写真のような地下道への入り口があります。これは遊歩道沿いに2ヶ所設置されている地下道の1つで、これをくぐって中山東一路の向かい側に渡ると北京東路の手前 (銀行がたくさん並んでいます) へと出ます。

★ 黄浦公園内にあるレストラン&ショップ
さて、この公園内にはレストランや茶館も入っているので、ここで簡単にご紹介しましょう。
中華料理 「新外灘酒家」 
上海料理をはじめとする周辺地域の名物料理や、四川・湖南・広東料理などさまざまな中華料理が楽しめるレストランです。
住所: 中山東一路406号 黄浦公園正門傍
時間: 10:30 ~ 23:30
電話: (021) 6323 6807
茶芸館 「茶香園」  
こちらの中国茶館では中国茶の試飲ができるほか (1時間で30元) 各種中国茶葉、茶器類が購入できます。
住所: 中山東一路500号 黄浦公園内
時間: 9:00 ~ 21:00
電話: (021) 5308 8990
高級宮廷中華料理 「厲家菜」  
西太后の料理を受け継ぐ厲家の宮廷料理を再現、『ミシュランガイド東京版』 でも2つ星が付いたレストランの上海店です。
住所: 中山東一路500号 黄浦公園内
時間: 11:30 ~ 14:00、17:30 ~ 21:30
電話: (021) 5308 1919
※1日前までに要予約
レストラン&バー 「Bar Hulu」 
ライブ音楽の演奏もある外灘の比較的新しいオシャレなナイトスポット。コンチネンタル料理でしっかりディナーもいただけます。
住所: 中山東一路500号
時間: 18:00 ~ 深夜
電話: (021) 5308 7889

★ 人民英雄紀念碑
黄浦公園内を北へと進むと、右手の堤防沿いに解放戦争時の英雄や殉職者たちをたたえる 「人民英雄紀念碑」 があります。この塔はデザインの公募を経て1994年に落成されたものだそう。天気の良い日にこの塔を真下から見上げると爽快ですよ。
なお、この紀念碑の下に 「外灘歴史記念館」 があるんですが、現在はクローズしていて入れなくなっています。
この紀念碑周辺の堤防はクルリと丸い円形になっていて、ここから浦東側に目をやると東方明珠塔を中心に高層ビル群かギュッと圧縮された形で見えるんです。う~ん、ナイスビュー! このポジションは見逃せません!
ほらほら、こうしてカップルも記念写真に余念がありません。遊歩道から見る外灘もいいんですけど、ここからのショットもぜひ押さえておいてくださいね。

2. 黄浦江に最も近い堤防沿い遊歩道

人民英雄紀念碑から南へと、ひたすら遊歩道が続きます。黄浦江を行き交ういろんな種類の船を観察するのも面白いですよ。昼間なら時折鳴る汽笛を聞きながら港町の旅情が味わえ、夜には思わずため息がでる美しい夜景に釘付け。これぞ、外灘遊歩道の魅力です!
外灘の景色はみ~んな大好き! 団体旅行でワイワイ眺めたり、カップルでふたりの世界に浸りながら眺めたり、さすらいの男1人 (またはナビのように女1人) で眺めたり、楽しみ方もイロイロです。
遊歩道沿いには所々に望遠鏡も用意されています。これで、浦東のビル群ももっと接近して見ることができるんでしょうね。
堤防沿いでは、土産物を売る商人が続々出現。記念写真撮影はお約束ですが、上海とそれほど縁があるとは思わない雑貨類の販売もあったりと、典型的な観光地商売が行なわれています!
観光地に何かトラブルがあってはイカン! ということで、遊歩道沿いには小さなパトロール車が常時出動。本日はたまたま中国人旅行者同士の言い争いが勃発したので、警察もここぞとばかりに仲裁に出ます。でも、争いごとが起こるのはかなり稀なこと。普段は穏やかなんですよ。
船からの汽笛とともに、旅情を添えるのがこちら 「上海海関大楼」 の上の時計塔から聞こえてくる鐘の音。15分おきに鳴るんですが、これがまたまたヨーロッパにいるかのような気分にさせてくれるんですよ。みなさんもぜひ、浸ってみてください!

3. 外灘観光トンネルの周辺

★ 外灘観光トンネル
一段高い堤防沿いから下段の緑道に降りてみました。ここで、中山東一路の西手にある歴史建築群を目印にすると、ちょうど北京東路と南京東路の間くらいの場所に 「外灘観光トンネル」 の入り口があります。これで浦東側の東方明珠塔近くまでイッキにワープできちゃうんですよ!
入り口は2ヶ所あります
入り口1.
1つは黄浦公園側に向かって開いている入り口です。エスカレーターを降りると、下にチケット売場があります。
入り口2.
もう1つの入り口は、南京東路へと続く地下道から直結している入り口です。
乗車時間は5分程度ですが、乗車チケット購入の際にその他の観光施設の入場券とドッキングさせたチケットも購入可能。詳しくは詳細記事をチェックしてみよう!

★ 地下道 (南京東路)
上で紹介した観光トンネルの 入り口2.は、観光ストリート「南京東路」と外灘遊歩道をつなぐ地下道です。南京東路の交差点近くには歴史建築群の中でも外国人に人気の高級レストランやバーが集まるビル 「外灘18号」 (AIAマークが目印の建物の、向かって右手) が建ち、そのすぐ傍に地下道の出入り口があります。
中山東一路を渡るルートの中では、南京東路や地下鉄駅に近いこのルートが、最も利用率が高いかも。国慶節や春節など祝祭日ともなると、大勢の人々でごったがえします。

★ 上海初代市長像、噴水広場
先ほどの地下道の周辺には噴水と、遠くからでもはっきり見える大きな銅像が。こちらは、上海の初代市長、陳毅の銅像です。陳毅は1949年5月に上海市長に就任した後、内戦で混乱した上海の建て直しに献身したことで、上海市民から愛された市長だったそうです。
噴水もあり、ちょっとした広場にもなっているこの場所は、遊歩道内で1つのランドマーク的存在。南京東路からこの遊歩道へ辿り着く人も多いので、いつも賑やかなんですよ。遠く正面には、東方明珠塔が立ちはだかっています。

4. 南京東路より南側の遊歩道周辺

★ コンビニではないけれど…
市長像より南の遊歩道 (下段の緑道沿い) には、にわかに小さな商店やレストランがたくさん目に付くようになります。
通り沿いの商店では、主に飲料/スナック類/フィルム/電池などが売られています。また、黄浦江クルーズ (遊覧船) チケットを売るお店もそこら中に出ていますよ。多いと言えば、四川火鍋の小さなローカル食堂の多いこと! とにかく商店/チケット売り/四川火鍋の激戦区 (?) であることには違いないです。

★ 歩道橋 (遊歩道−福州路)
突然ですが、ここは中山東一路の道のど真ん中。正面先に見えるのは福州路です。外灘沿いの中山東一路は2層6車線の地下道路建設 (現行の地上10車線は4車線になる予定) が着工していて、2008年10月現在では、この福州路との交差点より南側が大々的に工事中なんです(車両通行は可能)。
そんな外灘大改造が始まると同時に、この福州路との交差点に新しく歩道橋が登場。工事期間の一時的なものなのかどうかは定かでありませんが、この歩道橋を使えば福州路からダイレクトに外灘遊歩道へ行くことが可能です。
歩道橋の上から外灘全体の写真を撮影するのもオススメ!
広東路との交差点より南にもなると、中山東一路沿いの道はこんなに雑然とした雰囲気。でも、工事中なのは車道だけで、この道路を渡った先には 「外灘3号」、「外灘5号」、「外灘6号」 などのラグジュアリープレイスが目白押し!
レストラン/バー/スパなど、一度は体験しておきたいスポット満載です!
それだけではありません! 外灘系ゴージャススポットはちょっと気が引けるな~という方にもオススメできる “ 寛ぎスポット ” が、実はこの工事現場の中に埋もれているのでした! それは…。

★ 「ANATU bar」
住所: 中山東二路1号甲 (延安東路の近く)
時間: 12:00~深夜2:00
電話: (021)3313 0871

バリケードに囲まれているせいか、昼間はちょっと見逃しそうなこの建物は、1907年に黄浦江の信号として建てられたスペイン様式の歴史深い灯台なんです。今ではカフェバーとして、日中はコーヒーブレイクに、夜はビールやカクテルを楽しむバータイムに利用可能!
何より、このお店のテラス席から眺める夜の浦東側の景色がとってもキレイなんですよ。

<外灘・浦東エリア/ライトアップ点灯時間>
毎日 19:00頃~22:00頃

※真夏など電力不足の際は、ライトアップ中止または時間短縮となる場合があります。また、春節・国慶節などの祝日には開始時間を早めることもあります。
以前なら、ここから延安高架路・外灘出口スロープの美しい曲線を歴史建築群のライトアップと共に楽しめたのですが、このスロープも工事の一環で無くなってしまいました。でも、歴史建築群のライトアップは今も健在です。

★ ケンタッキーフライドチキン
こんな所にまで、ファーストフード 「ケンタッキー」 が。世界中のどこでも、安心の同じ味を求めるならこちらへどうぞ。小腹がちょっと空いた時にも使えるかも。
営業時間: 7:00~22:30

5. 渡し船、黄浦江クルーズ

さて、遊歩道も南まで下ってくるともう何も無さそうに見えますが、忘れてはいけないのが 「渡し舟」 と 「黄浦江クルーズ」 の存在です。中山東二路沿い、「ANATU」や「ケンタッキーフライドチキン」よりもやや南には、これらの発着所が並んで建っています。

★ 黄浦江 渡し船
「水上巴士(バス)」 の名で親しまれるこの渡し船は、地下鉄やタクシーが普及した今でも庶民の生活の足をして大活躍!。たったの2元で黄浦江を渡って浦東へと、プチクルーズ気分が味わえるのも魅力!
興味が沸いた方は、さっそく「黄浦江 渡し船」の詳細記事で詳しい乗り方をチェックしてくださいね。

★ 黄浦江クルーズ
渡し船の発着所と同じ並びには 「黄浦江クルーズ」 の発着所があります。実は上の堤防沿いからもたくさんの船が停泊しているのが見え、チケット売り場も遊歩道周辺のあちこちにあるんですよね。でも、正直いって、どのチケットでどの船? どんなコース? そんなアレコレが分かりにくいのも事実!
自分で手配するのも探すのもちょっぴり面倒…?! そう感じる方にオススメなのは、単にクルーズしてくるだけでなく+αも付いた上海ナビ特製ツアーです。
現在3種類が用意されているナビツアー、詳しくは下をクリックしてください!

<1> 黄浦江ナイトクルーズ+上海ヒルズ100階展望台 夜景鑑賞ツアー
<2> 黄浦江ナイトクルーズ+上海蟹ディナー
<3> ロマンティック上海 黄浦江ナイトクルーズ
渡し船やクルーズ船乗り場の上 (堤防沿い) に行くと、こちらにも各種クルーズのチケット売り場や軽食店、レストランなどがあります。

★ 公衆トイレ!
なお、公園の周辺には公衆トイレが数ヶ所用意されています。トイレは有料で、利用料は1元なり。集金係がいるので、お金はその人に渡しましょう。遊歩道沿い (下段の緑道側) を歩いていると所々で登場するので、イザというときはぜひ!
営業時間: 6:00~24:00
料金: 1元
外灘遊歩道、これにてざっくりとご紹介終了です! 北から南までけっこう距離があるように見えるんですが、不思議とそんなに疲れないんですよね。特にお天気のいい日に来たら爽快だし、何となくノンビリした気分になれるからでしょうか?
皆さんも景色を楽しみつつ、観光トンネルや渡し船も駆使して、さらに外灘観光を充実させてくださいね!

記事登録日:2008-10-28

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-10-28

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