自動両替機を使ってみました!

パスポートも行列も不要! 万博に向けて設置が始まった「超便利!」な自動外貨両替機を使ってみました。

こんにちは、上海ナビです。
上海は2010年の万博開催に向けての街の整備、マナー向上の呼びかけなどが本格的になり、今年から来年にかけて大きく変わろうとしています。私たち外国人向けの便利なサービスも続々登場していますが、そんな中で上海在住のナビも思わず「これは便利!」と思ってしまったのが自動両替機。ナビの場合は普段、パスポートと日本円を持って近所の銀行へ行くのですが、外貨受付窓口が一つしかないのでけっこう並ぶんです。やっと順番が回ってきても、書類に書き込んだり、係員がパスポートのコピーに行くのを待ったりと、小額の両替でもけっこう時間がかかるんですよね〜。
そんなわずらわしさを一掃してくれそうなこの機械。2009年12月現在では市内の限られた場所に数台しかないとのことですが、来年に向けて主要観光地やホテルに設置されるそうなんです。今日ナビが向かったのは、おなじみ南京東路のランドマーク的ホテル「海倫賓館(ソフィテルハイランド上海)」(南京東路505号)。旅行者にはとっても便利な場所ですよね。ここの1階エントランスに自動両替機が設置されてるんです。

第一号が設置されているのはココ!

場所は繁華街・南京東路の中心部。メタリックの高層ビルが見えたら、そこが「海倫賓館」です。
エントランスの真向かいには、老舗下着専門店「古今」があります。ホテル入り口の右手にはハーゲンダッツ、左手にはメガネ屋さんがあります。
こちらがエントランス。すぐ横にはケーキやサンドイッチの並ぶホテルのデリが。おいしそう〜。無事両替できたら買っちゃおうかな♪
回転ドアを入ると……すぐ左手に自動両替機発見! 一見普通のATMのよう。見落としに注意!

カンタン操作で安心

機械はこんな感じ。どのボタンを押せばいいの? なんて迷う隙も与えないほどシンプルな造り。機械音痴のナビにも安心。早速試しに1万円を両替してみることにしました。
まずは画面をタッチして言語を選びます(中国語、英語、日本語)。日本語をタッチすると、画面表示だけでなく日本語の音声でも説明してくれる親切さ! 
次に、どの外貨を人民元に両替するのかを選びます。同時に今日のレートも表示されるので、レートだけチェックしてここで終了することも可能。
<両替可能な通貨>
アメリカドル、ユーロ、日本円、ポンド、香港ドル、シンガポールドル、オーストラリアドル、カナダドル、タイバーツ、スイスフラン、スウェーデンクローナ、デンマーククローネ
お札は一枚ずつ投入して下さいとのこと(日本語の音声で説明してくれます)。一度に受け取れるのは2500元(約35000円)までだそう。多めに両替する場合は、何回かに分けて両替しましょう。
今日のレートは1万円≒737元(2009年12月現在)。金額を確認したら、確認ボタンにタッチします。
待機画面。日本語がちょっぴりおかしいですが、意味はまあ、わかります(笑)。
先に紙幣が出てきます。30秒以内にお取り下さいとのこと。
次に小銭が出てきます。
レシートを受け取って完了! カンタン〜。
何かわからないこと、トラブルがあれば、ホテルスタッフに聞いてみましょう。今日もやってきて早速機械の前でおろおろしてしまったナビですが、エントランスに立っていた方がいろいろ説明してくれました。
また、便利なのは24時間いつでも両替できること。朝、出発前にホテルのロビーで順番に両替していたら列車を乗り過ごしそうになってしまった、レストランやバーで上海の夜を思い切り楽しんで、ホテルに戻ってからみんなで割りカン分を清算しましょ、なんていうときにお金が足りなかった!……など、ナビがやらかしそうな失敗にも対応してくれます。
いかがでしたか? 万博の始まる2010年5月には、さまざまな主要観光エリアに登場するというこの機械。夜の便で上海に着いて、すぐにでもホテルで眠りたい……、そんなときに限って空港の両替窓口が大行列。日本で両替しては来たけれど、思ったより高い上海の物価に観光中お金が足りなくなってしまった! でも、街の銀行で両替できるの? 言葉は通じる? ……そんな両替にまつわるありがちな問題が、この機械の普及によって一気に解決しそうですよね。
以上、上海ナビがお伝えしました。

 

その他情報

*韓国ウォンの両替はできないようです。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-12-18

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