シャトルバスとラウンジ予約で万博を満喫!

ラッシュや行列の心配は無用! ホテルからの直行バスと快適ラウンジで上海万博をもっと楽しく!

こんにちは、上海ナビです。
これから夏休みにかけて、上海万博見物を計画している方もいるのではないでしょうか。ナビの周りにもちらほらいるのですが、個人旅行ならではの不安も多いようです。特にアクセス、食事については、「地下鉄、船と言われても、乗り場もよくわからないしラッシュは避けたい」「タクシーは日本語が通じないのでは?」「レストランが大行列ってほんと?」「日本語が通じるお店はないの?」などの問題が。上海に住んでいるナビにとっても、これらはけっこう悩みの種なんです。
そんな不安を解消してくれるのが、ナビイチオシの「万博入場チケット付きシャトルバス」と「ラウンジ予約サービス」。会場までの送迎と食事の心配が不要なら、気兼ねなく自由に万博を満喫できますよね。ナビも早速この二つのツアーを組み合わせて利用してみることにしました!

「ヒルトンホテル上海」から出発

万博入場チケット付きシャトルバス」は、市内8 ヵ所の主要ホテル前から出発しています。ナビは「ヒルトンホテル上海」から出発するコースをチョイス。地下鉄2、7号線「静安寺」駅に近く、もし帰りのバスを逃しても7号線で会場から直接帰ってこられます。
乗り場はこちら。ホテルのエントランスに向かって右側です。専用の立て看板があるので目印になりました。このツアーは、ロビーで待機していても添乗員さんは来ないのでご注意を
プリントアウトした予約書を見せてから乗車。

プリントアウトした予約書を見せてから乗車。

車内の様子。自由席です。今日の参加者は10人ほどでした。

車内の様子。自由席です。今日の参加者は10人ほどでした。

約20分で2号駐車場に到着。トイレタイムをとってから、浦西側1号門へと向かいます。ガイドさんが連れて行ってくれるので安心。
入り口でチケットを受け取り、各自セキュリティチェックを受けてから入場します。
団体チケット

団体チケット

1号門

1号門

セキュリティチェック

セキュリティチェック

1号門付近の風景。

1号門付近の風景。

入ったら再集合。このツアーでは、中国館を含む入場の難しいパビリオン1館に予約入場することもできます(希望、指定はできません)。でも、ナビが参加した今日は残念ながら中国館の入場は締め切られていました。替わりにテーマ館の予約入場ができるとのこと。「うーん、テーマ館か……」とちょっと迷ったナビ。今日は終日自由行動することに決め、テーマ館への入場は辞退することにしました。ここでテーマ館へ行く人はガイドさんとともにパビリオンへ行き、行かない人は解散、自由行動となります。帰りのバスの時間と集合場所もここで確認しておきましょう(ガイドさんは日本語不可、英語可)。

万博会場を満喫!

中国省区市連合館(B片区/待ち時間約30分)
中国館に入れなかったことが割と残念だったナビ。でも、入れなくとも中国を満喫できる場所と言えばここです。出展している地域は北京、天津、河北、山西、内モンゴル、遼寧、吉林、黒龍江、江蘇、浙江、安徽、福建、江西、山東、河南、湖北、湖南、広東、広西、海南、重慶、四川、貴州、雲南、チベット、陝西、甘粛、青海、寧夏、新疆、上海。全部ゆっくりみていたら、ここだけで半日過ぎてしまうかも。
ざっとまわってみたナビのオススメは新疆館。ウイグル族の女性によるダンスを入場者が車座になって鑑賞。なんだか妙な一体感があって楽しめました。
もう一カ所は山西館。一見地味ですが、展示してあるものに紀元前のものがぞろぞろ。パビリオンの外側では、その土地のお母さんが編み物をしています。
その他にも中国各地の文化、名物がずらり。砂漠から山地、海辺リゾートから雪国まで、中国って、広いんだな〜ということが実感できますよ。
パンダの剥製!

パンダの剥製!

中国的軍事訓練!

中国的軍事訓練!

各パビリオンには中国美女が!

各パビリオンには中国美女が!

地震の被害にあった四川省。各国からの義援金のおかげで少数民族の家も再建されています。

地震の被害にあった四川省。各国からの義援金のおかげで少数民族の家も再建されています。

中国は意外や恐竜大国。

中国は意外や恐竜大国。

チベット高原のヤクの群れ。

チベット高原のヤクの群れ。

絶品イタリアンでほっと一息

すでにくたくたに歩き疲れてしまったナビ。次に目指したのは、申し込んでおいた「ラウンジ予約サービス」を実施しているレストラン「COLABO」。場所はB片区のいちばん西側。博成路と長清北路の交差点です。北側には国際連合共同館が。お店は、1階はピザなどのイタリアンファストフードが楽しめるコーナーになっています。「ラウンジ予約サービス」で利用できるのは2階ラウンジ。待たずに入れて、ちょっぴりVIP気分♪
実はこの「COLABO」、上海に住む日本人にはお馴染みのイタリアンレストランなんです。市内に4店舗あって、日本人向けにアレンジされた親しみやすいテイストのパスタやピザが大人気。店内ではもちろん日本語が通じるし、日本語メニューも揃っています。今日も、ナビの質問やオーダーに丁寧な日本語で対応してくれました。
「ラウンジ予約サービス」のメニューは日替わりです。今日は鶏胸肉と夏野菜のマリネ、切り蟹のトマトソース煮込みスパゲティー、ガトーバスクとアイスクリーム、ドリンク(コーヒー、ジュースなど12種類から選択。ビール、ワインなどアルコール飲料は別料金)のセット。濃厚なカニの風味が絶品だった今日のパスタ。おいしかった〜。ツアー以外でも個人的に来て頼みたいなと思うほどのお気に入りになりました。
そして量もたっぷり。朝ご飯を抜いてきたナビも、しばらく休憩が必要なほど満腹になりました。ラウンジの利用時間は90分なので、混み具合を気にせずのんびりできます。窓際席に座ればこんな風景が見られますよ。次回ナビはディナーで予約してみようと思います!

午後も満喫!

B片区からA片区を気ままに歩いてみました。入ってみたのはこちらのパビリオン。
カンボジア館(B片区/待ち時間5分)
古代遺跡・アンコールワットの模型や昔ながらの産業を紹介しています。エスニックなおみやげもいっぱい。比較的スムーズに入れるパビリオンです。そして南国風ドリンクスタンドが! カンボジア人のお兄さんの笑顔につられて買ってしまいました。かなりのボリューム。でも、これを持ったままでは他のパビリオンに入場できないので、しばし食べることに集中。
インドネシア館(B片区/待ち時間10分)
ガムランの音色に引き寄せられて入場。バティックに身を包んだお姉さんたちとの記念撮影、神秘的なお面の数々、楽器、織物など、バリ島好き、東南アジア好きにはたまらない内容です。最上階にはインドネシア産のコーヒーが飲めるカフェや、工芸品のショップ、1階出口にはカレーやサテが味わえるフードコートが。おいしそうなものがパビリオンごとにあって、毎回会場でパニックになっているナビです……。
スリランカ館(A片区/待ち時間10分)
足をのばしてA片区に突入。宝石職人の手仕事や、独特なデザインの仏像、紅茶についてなど、スリランカのさまざまな文化を紹介しています。広大な天井の絵は蝋染めだそう。ショップにはもちろんセイロンティーやスパイスも売ってます。奥にはスリランカ料理レストランも。うーん、食べてみたい……。
アラブ首長国連邦館の前を歩いていたら、お祈りのようなこんなパフォーマンスが! このパビリオン、今日も待ち時間が4時間とのことで、いつもあきらめつつ横目で通り過ぎるパビリオンなのですが、通りかかるだけでいつもサプライズがあるんです。
このエリアの雰囲気がナビは大好き。上海で撮ったとは思えない風景でしょ?

帰りの足は?

万博入場チケット付きシャトルバス」は、予約時に帰りのバスの時間も決めます。でも、ナビはいろいろ見足りなかったため閉園の24:00まで楽しんで帰ることに。その場合は乗車を辞退し、各自地下鉄かタクシーで戻ることになります。バスで帰る場合は、指定の時間にA片区5号門を出たところにある11号駐車場に集合して下さいとのこと。とにかく会場が広いので、20〜30分前には見学や食事を切り上げてゲートへ向かいましょう。
いかがでしたか? その後ナビは、オーストリア館のイベントに出ていた知人と、閉園まで夜の万博を満喫しました。バー、DJイベントなど、各国のレストランが飲み屋さんに変わり、夜遅くまで盛り上がる夜の万博も必見です。バーカウンターが大盛況のキューバ館、ソーセージがオススメのドイツ館ビアレストラン、街角のパブそのままのアイリッシュレストラン、シベリアン・サンセットなるカクテルが大人気のロシア館1階バーなど、機会があれば特集でお伝えしますね。スムーズに自分流に万博を楽しみたいという方には、「万博入場チケット付きシャトルバス」と「ラウンジ予約サービス」は強ーい味方ですよ。
以上、上海ナビがお伝えしました。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-05-22

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